-
戦闘シーンを再現することに主眼をおいた“戦記もの”という形でなく、戦後すでに二十六年もたってしまった現在の時点にドラマの主軸を据えて、今、なお残る悲惨な戦争の傷あとと共に戦争を見つめ直すという意図のもとに製作された反戦映画。の直木賞受賞作品の同名小説の映画化。脚本は「裸の十九才」の新藤兼人。監督は「博徒外人部隊」の深作欣二。撮影は「この青春」の瀬川浩がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 国がおっぱじめた戦争なのに、後始末は全部オラたちがひっかぶってるだね
- 戦争観、国家観をこの一本で表現している
- 将官=無罪:兵隊=有罪 仁義なき秩序
- 反戦というなら、まさに見るべき名作
戦争、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督深作欣二
- 主演丹波哲郎
-
岸田国士の同名小説の再映画化(前回は昭和十四年、吉村公三郎監督、佐分利信、高峰三枝子、水戸光子主演)今回は「青空娘」のコンビ、白坂依志夫が脚色、増村保造が監督した。撮影は「透明人間と蠅男」の村井博。主演は「駐在所日記」の根上淳、「九人の死刑囚」の左幸子、「地上」の野添ひとみ、「駐在所日記」の船越英二、南左斗子、それに品川隆二、叶順子。大映カラー。
ネット上の声
- 左幸子と野添ひとみ
- 左幸子の怪演
- 快速メロドラマ
- 話としてはかなりドロドロとしてるはずが、キャラ立ての巧みさで不思議とカラッとした
群像劇、 社会の裏側、 看護師(ナース)、 病院(医療モノ)、 会社再建、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督増村保造
- 主演根上淳
-
水上勉の同名小説を「鮫」の鈴木尚之が脚色「宮本武蔵 一条寺の決闘」の内田吐夢が監督した推理劇。撮影は「路傍の石(1963)」の仲沢半次郎。16ミリからのブローアップ、ネガ像とポジ像を密着してのポジ焼きつけ、現像途中での意識的な露光による「東映W106方式」を採用。1964年12月27日公開予定であったが制作の遅れから、翌年の1965年1月15日公開へと順延、「あの雲に歌おう」との二本立て興行となった。1964年度キネマ旬報ベスト・テン日本映画5位。
ネット上の声
- Huluにあがっていて、いつか観ようとキープしていたけど、3時間ある大作なので後
- 人間の生き様・善悪・業をも描き出した逸品
- 原作を好き過ぎたのが仇になっちゃいました
- 肥沃だった邦画畑の土壌で咲いた最後の名作
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間183分
- 監督内田吐夢
- 主演三國連太郎
-
川島雄三監督が1957年に発表した名作喜劇。幕末の文久2年、品川の遊郭で飲めや歌えやの大騒ぎを繰り広げた佐平次は、一文の金も持ち合わせておらず、遊んだ分を居残りで働くことに。しかし、お調子者の佐平次は自らの困難をものともせず、遊郭に立ち寄った高杉晋作らとも交友し、巻き起こる騒動を次々と片付けていく。物語のベースは古典落語の「居残り佐平次」。脚本を手がけた今村昌平が助監督を務めている。2012年、日活創立100周年記念事業の一環として最新のデジタル技術を駆使して映像修復した「デジタル修復版」が公開された。
ネット上の声
- 古典落語さながらの粋な映画。リズミカルでスピーディな展開は現代作品に引けを取りません。
- 「しとやかな獣」、「洲崎パラダイス 赤信号」の川島雄三作品の代表作にして、キネマ
- サヨナラだけが人生ならば、笑うだけの人生も有って良いハズだ
- 川島監督最高傑作:幕末動乱を喰う痛快喜劇
幕末、 時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督川島雄三
- 主演フランキー堺
-
ストリッパー幹旋所「新宿芸能社」を舞台に三人三様の女の生き方を描く。原作は藤原審爾の「わが国おんな三割安」「喜劇 女は男のふるさとヨ」の続編ともいうべき作品。脚本は助監督で「高校さすらい派」の熊谷勲と森崎東。監督は「喜劇 女は男のふるさとヨ」の森崎東。撮影も同作の吉川憲一がそれぞれ担当。
ネット上の声
- @ シネ・ヌーヴォ 55
- 「ご恩返し」とか、「三百六十五歩のマーチ」がテレビから流れてる横で橋本功が餓死し
- 夜の電車内で大声でくだを巻く酔っ払いを何度も見たことがあるが、その光景を本作の主
- 狼カットにリブニットの女闘士ファッションの左幸子VS単細胞で暴れん坊で意外とナイ
コメディ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督森崎東
- 主演森繁久彌
-
スタッフは前作とまったく同じ。
ネット上の声
- 真相はおいといて・・・
- 東京とカンボジア、ふたりの往復書簡を読み上げる構成はまさに太一センセーの「ありふ
- がらんどうの容れ物としての園井啓介=アンコールワット、その門を訪れる女たちを惹き
- コルビュジエ風にキメた西村晃のもとで働く園井さんはエールフランスでカンボジアへ
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督野村芳太郎
- 主演桑野みゆき
-
「白い牙」の長谷部慶次と「競輪上人行状記」の今村昌平が共同でオリジナル・シナリオを執筆、「豚と軍艦」の今村昌平が監督した社会ドラマ。撮影は、「現代っ子」の姫田真佐久。
ネット上の声
- 今村昌平が、女性の生命力を追求した名作
- タイトルの意味にこそ本作の正体がある
- 傑作!今村昌平監督が描く“性”の原点
- 母親の旦那を手玉に取る娘の逞しさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督今村昌平
- 主演左幸子
-
清水邦夫と「充たされた生活」の羽仁進が共同でオリジナル・シナリオを執筆、羽仁進が監督した社会ドラマ撮影もコンビの長野重一。
ネット上の声
- モノクロのパワー
- ドキュメンタリータッチの部分が多く、とても新鮮。
- あちらの世界に誘われて…
- 麻生区百合ケ丘
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督羽仁進
- 主演左幸子
-
朝日新聞連載伊藤整の同名小説を大橋参吉が脚色、「殺したのは誰だ」の中平康が監督した。撮影はこれが昇進第一回作品の山崎善弘。主演は「白夜の妖女」の葉山良二、「狂った関係」の安井昌二、宍戸錠、「幕末太陽伝」の芦川いづみ。ほかに渡辺美佐子、轟夕起子、中原早苗、高友子など。
ネット上の声
- まだまだ映画的幸福を得られる作品ってあるんだなと深く実感できた物語
- 過去に心残りのある銀座の洋品店を営む寡の男
- 色んな好き♡が溢れるラブコメ群像劇*☆
- 小粋で大人なロマンティックコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督中平康
- 主演千田是也
-
新国劇の殺陣師市川段平の半生を描く。長谷川幸延の原作を「赤城の血祭」のマキノ雅弘が脚色監督し、「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の高村倉太郎が撮影を担当した。主なる出演者は「夫婦善哉」の森繁久彌、「花ひらく(1955)」の山田五十鈴、「女中ッ子」の左幸子、「志津野一平 愛欲と銃弾」の河津清三郎、「自分の穴の中で」の広岡三栄子、「三つの顔」の水島道太郎など。
ネット上の声
- 人生に、「とんぼ返り」は必須だ。
- 「殺陣師段平」との役者比較
- 涙で、、、、
- 前半は会話シーン含め、カットが細かく、それぞれのキャラクターを生き生きと写してい
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督マキノ雅弘
- 主演森繁久弥
-
弁護士正木ひろしの著書「裁判官--人の命は権力で奪えるものか」より、「生きとし生けるもの」の橋本忍が脚本を書き、「由起子」のコンビ、今井正が監督、中尾駿一郎が撮影を担当した。主なる出演者は新人群として、民芸の草薙幸二郎、中芸の松山照夫、牧田正嗣、俳優座の矢野宜、新協の小林寛の他、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、「ビルマの竪琴(1956)」の内藤武敏、北林谷栄、「赤ちゃん特急」の飯田蝶子、「早春」の山村聡など。
ネット上の声
- ネオリアリズモにも似た映像、的確な演出、テンポ良い編集とカット割で映画としても大変優れている
- 傑作ですねぇ!! この作品は今回が初観だったけど、ドキュメンタリー調の迫真に迫る
- 先月下旬に発売された『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』春日太一著
- 深刻なタッチの中に、喜劇的なタッチを入れているところが新しい
冤罪、 社会派ドラマ、 実話
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督今井正
- 主演草薙幸二郎
-
山代巴の原作を「異母兄弟」の依田義賢が脚色し、「赤い陣羽織」の山本薩夫が監督した農村ドラマ。全国の農村婦人のカンパによって資金がまかなわれた。撮影も「赤い陣羽織」の前田実。
ネット上の声
- 農地解放と女性解放、そして農村文化向上
- 希少☆山本薩夫監督が描く女性ドラマ
- 山本薩夫の代表作とみる
- 明治~大正~昭和の農村
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督山本薩夫
- 主演望月優子
-
ネット上の声
- 三大メロドラマ
- 女との約束を果たせなかった男は二度もの事故で身心とも喪失しかけるも他者の妻となっ
- 愛の障害としての会社
- 卒業したら結婚しよう、幸せな時は短く結婚の返事はみゆき父・加藤嘉から兄・南原宏治
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督野村芳太郎
- 主演桑野みゆき
-
山村を舞台に、右足が動かない登校拒否の少年と村人たちの交流を描く。宮川ひろの同名小説の映画化で、脚本は「ふるさと」の神山征二郎、「人魚がくれたさくら貝」の松田昭三、神山魁三、「海に降る雪」の石倉保志の共同執筆。監督は神山征二郎、撮影は「ふるさと」の南文憲がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 感動します!
- 文科省やらPTAやら教育委員会やらお墨付きの子供向け映画にしても色々クドいけども
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督神山征二郎
- 主演田村高廣
-
週刊現代連載・棟田博原作を「あの橋の畔で」の監督野村芳太郎と「東京湾」の多賀祥介が共同で脚色、野村芳太郎が監督した喜劇。撮影はコンビの川又昂。
ネット上の声
- 戦前から戦後の約20年の日本の軌跡の一端が垣間見える戦争喜劇にある客観的視座
- 爆笑映画☆伝説のコメディアン2人の共演
- 純粋無垢と言うよりもウマシカな男
- 拝啓 車寅次郎 様、珍作です。
戦争
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督野村芳太郎
- 主演渥美清
-
女優・左幸子の初の長篇劇映画監督作品。高度成長をとげた日本で、鉄道に勤めてさえいれば安泰だといわれた時代の国鉄を舞台に、近代化、合理化の波に翻弄される労働者の憤り、誇りを描く。
ネット上の声
- 遠い一本の道を光を求めてどこまでも
- 左幸子が監督
- 左幸子と井川比佐志の夫婦役というと、あの山口百恵の赤いシリーズ『赤い絆』を思い出
- 一匹狼の女優として話題作や野心作に出演し苦難にあう庶民を熱演してきた左幸子の集大
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督左幸子
- 主演井川比佐志
-
「若き日の信長」の八尋不二のオリジナル・シナリオを、「かげろう笠」の三隅研次が監督した娯楽時代劇。撮影は「江戸っ子桜」の武田千吉郎。
ネット上の声
- 冒頭の羅針盤をめぐる軽やかな争奪戦に魅了され、アクションの強度は物語のクライマッ
- 左幸子の短銃が宙に号砲を放つとそれが合図であるかのように怒涛のクライマックスに雪
- 目新しさこそないけれど、手堅く几帳面に作られたオーソドックスな捕物時代劇
- 監督三隅研次、主演市川雷蔵でおくるモノクロ時代劇作品
時代劇
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督三隅研次
- 主演市川雷蔵
-
前作に引続き菊田一夫の原作を野村監督、安部漠、「下町の太陽」の山田洋次が脚色、「拝啓天皇陛下様」の野村芳太郎が監督したメロドラマ。撮影はコンビの川又昂。
ネット上の声
- 知らないほうが幸福ならば
- チカ坊の祖父徳衛さんも見つかって北海道でついに訪れたふたりの春、その矢先の脳腫瘍
- 始終退屈だったが、四部作の中では第三部のカンボジアがまだ良かったかな
- 穂積父の死で通夜へ駆けつけるみゆき、色々あってからダイジェスト
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督野村芳太郎
- 主演桑野みゆき
-
ネット上の声
- 芦川いづみが月丘夢路(継母)のことが好きで、葉山良二に取られたくないっていう話か
- お互いに子連れで再婚した男女とその子供たちの人間模様を昼メロ風に描いた、西河克己
- 夢路さんのためにあるようなよろめきに、家族ドラマも絡ませてなかなかの上品なメロド
- 双方が配偶者に先立たれ連れ子もあって結婚した夫婦の家族模様を描く映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督西河克己
- 主演月丘夢路
-
「サラリーマン無鉄砲一家」の沢村勉が脚本を執筆、同じく筧正典が監督した女性ドラマ。撮影は「素晴らしい悪女」の内海正治。
ネット上の声
- 自分の浮気を他人事の様に言うんじゃない!
- 気軽に観れる庶民娯楽劇のはずが、夫婦と男女の違いを的確に描いた傑作になってしまい
- 「悪いと思ってるよ、でもこうなってしまうんだから仕方ない」と(本人だけは)謝って
- 「愛と哀しみの迷宮 メロドラマの深き谷を歩め」@シネマヴェーラ渋谷
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督筧正典
- 主演司葉子
-
「ブワナ・トシの歌」の羽仁進がシナリオを執筆、監督したロマンチック・ドラマ。撮影は「東京オリンピック」の長野重一。
ネット上の声
- はるばる山口から幼い息子連れて、文通で城の跡地に住めると騙されて夢いだいて婿の住
- 写真見合いで結婚する設定の映画は珍しくはないが、本作の場合は、苦労すると分かって
- 弟子筋が奥さんにせまるところは、一人ごっつマネキンコントの源流といってさしつかえ
- 主要キャストの二人以外はすべて現地人が演じているということですが、左幸子の夫役で
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督羽仁進
- 主演左幸子
-
太平洋戦争終了時の広島を舞台に一人の少年を通して戦争の悲惨さと原爆の非道さを告発する。原作は中沢啓治の同名劇画。脚本・監督は「太陽の詩」の山田典吾、撮影も同作の安承[王文] がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 🚧👷🏻♀️鑑賞記録ONLY👷🏻♂️🚧
- あまりにも評価高過ぎ…
- はだしのゲン
- 三國連太郎
戦争
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督山田典吾
- 主演佐藤健太
-
“毎日新聞”に連載された壷井栄の原作を「女の足あと」の田中澄江が脚色、「神阪四郎の犯罪」の久松静児が監督した。人間の善意を衝き、愛情のあり方を究明しようとする文芸大作。撮影担当は「神阪四郎の犯罪」で久松とコンビの姫田真佐久。主な出演者は「神阪四郎の犯罪」の轟夕起子、「天国はどこだ」の織田政雄、「東京の人」の新珠三千代、「乙女心の十三夜」の安井昌二、「色ざんげ(1956)」の田中絹代など。
ネット上の声
- また増えちゃった
- オープンセットで舞台となる「家」が増築されていき、周辺のロケーションがどんどん変
- 貰った子供を我が子のようにして三人も育て上げる女性を演じる轟夕起子の母性的存在感
- 他人の子を引き取って平和に暮らす女流作家の家が、トラブルメーカーの左幸子と伊藤雄
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演轟夕起子
-
藤口透吾の「B・B・Sの女」を映画化したもの。寺田信義・岡田達門が脚色、「暗黒街の美女」の鈴木清順が監督、「麻薬3号」の山崎善弘が撮影をそれぞれ担当した。「血の岸壁」の左幸子、「美しい庵主さん」の小林旭、浅丘ルリ子のほか、二谷英明、東谷暎子、夏川静江などが出演する。
ネット上の声
- 起承あたりまでは信夫のキャラに乗れなかったが、段々と心を開いてきた転結は心を動か
- ボランティアで保護観察の支援を行っているバスガイドの女性が、少年院から出てきた少
- 結構な段差をひょいと飛び降りる身のこなしだとか、ラスト旭を迎えに行く道すがらに付
- やはり日活時代にろくでなしの若者を描いてる清順が映像的にも物語的にもおもしろい
青春
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督鈴木清順
- 主演左幸子
-
スタッフは前作とまったく同じ。
ネット上の声
- 愛の障害としての結婚
- 悪魔穂積と契約を交わしているのか喜んで妹を生贄に捧げようとする会社人間南原宏治の
- 愛する男が死んだ失意のなかで女は愛のない結婚をするもそれは過ちで男は生きていて愛
- あなたに会えば記憶が戻る… 内藤武敏ドクターの言う通りみゆき時代を思い出した園井
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督野村芳太郎
- 主演桑野みゆき
-
風俗作家織田作之助の未亡人織田昭子の同名原作の映画化である。「乳母車」の沢村勉と「孤独の人」の中沢信が共同脚色、監督、撮影は「最後の突撃」のコンビ、阿部豊と峰重義がそれぞれ担当した。主演は「危険な関係(1957)」の月丘夢路、「復讐は誰がやる」の左幸子、「街燈」の葉山良二、「フランキーの宇宙人」の安部徹、藤代鮎子、「8時間の恐怖」の金子信雄。ほかに小園蓉子、岡田眞澄、細川ちか子、堀恭子など。
ネット上の声
- 阿部豊監督の戦後盛り場を描いた力作だが、織田作之助をイメージする大阪の作家に金子
- ストーリー自体は「銀座のママのダメンズ遍歴」みたいなチープさなので、とりあえず月
- もはや戦後ではなくなった日本は高度成長の波に乗り、劇中では世相を映したモーレツサ
- 「なにが彼女をそうさせたか -女性旧作邦画ファンによる女性映画セレクション-」@
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督阿部豊
- 主演月丘夢路
-
吉田とらの原作を「恐山の女」の堀江英雄が脚色し、同じく「恐山の女」の五所平之助が監督した実話の映画化。撮影は「俺たちの恋」の長岡博之。
ネット上の声
- 谷内六郎先生の可愛い絵から始まってオールスター演ずる大家族の民主主義?時枝が末娘
- 過剰な老けメイクのビッグ・ママ左幸子と渥美清度控えめの夫・渥美清とオールスター総
- 皆さん、酷評でしたが、楽しめましたよ‼️昔のお母さん像、思い出した感じです
- これ本当に五所平が監督したのだろうか、あまりにも駆け足で、そう思ってしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督五所平之助
- 主演左幸子
-
本年三月に起ったスチュワーデス殺しに材を取ったもの。原作、脚色、監督は「城ケ島の雨(1959)」の猪俣勝人。撮影は木塚誠一が担当した。
ネット上の声
- 誰か見ましたか?
- 事件をめぐって意気投合する田宮二郎と笠智衆、首に腕回して事件の検証、同じ場所に聞
- 【詳述は、『朝霧』欄で】日米地位協定の周辺は今も改善度、少なく続いてるので題材的
- 十朱久雄と織田政雄のベールに包まれた修道士の下半身スキャンダル、みせて頂いてあり
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督猪俣勝人
- 主演久保菜穂子
-
石坂洋次郎の原作より「子は誰のもの」の館岡謙之助が脚本を書き、「江戸の花道」の中川信夫が監督している。撮影は「わが恋はリラの木蔭に」の横山実、音楽は「地の果てまで」の斎藤一郎の担当。出演者は「半処女」の左幸子、「霧の第三桟橋」の城美穂、「東京物語」高橋豊子、東野英治郎をはじめ、提携の俳優座の面々が総出演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中川信夫
- 主演左幸子
-
田中千禾夫の戯曲『おふくろ』『橘体操女塾裏』より井手俊郎が脚色、久松静児が監督、姫田真佐久が撮影、「警察日記」のスタッフが当り、音楽は「浮雲」の斎藤一郎が作曲した。出演者は「晩菊」の望月優子、「億万長者(1954)」の木村功、「鶏はふたたび鳴く」の左幸子ほか宍戸錠、明石淳子、沢村貞子、宇野重吉、千石規子、二木てるみ等である。
ネット上の声
- 母・望月優子、兄・木村功、妹・左幸子、三人の組合せがとても良いし、母もののご多分
- 二階建ての建物(望月と二木が間借り)の建物が手前に映し出され、カメラは、奥にある
- 大切に愛情深く育てた息子が、自分には心を開かず、内緒で家庭教師をしていた子どもの
- 「ベレー帽を欲しがる女子学生」にノスタルジー感じてたら「ちょっとした風邪」で死ぬ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演望月優子
-
石川達三の小説を「「石狩川」より 大地の侍」の高岩肇が脚色し、「続・警察日記」のコンビ、久松静児が監督、姫由真佐久が撮影を担当した。主なる出演者は「森繁の新婚旅行」の森繁久彌、「ただひとりの人」の新珠三千代、「俺は犯人じゃない」の左幸子、「生きものの記録」の清水将夫、「青銅の基督」の滝沢修、「月夜の傘」の轟夕起子など。
ネット上の声
- 羅生門スタイルの法廷劇。単純明快な構成。
- 現代法廷劇で見せる“藪の中”
- 石川達三の法廷裁判劇の映画化だが、名作「羅生門」のパクリみたいで、久松静児監督の
- 文学誌編集者の男が横領と殺人で起訴され、法廷での証人や本人の証言により構成された
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督久松静児
- 主演森繁久弥
-
昭和十九年、沖縄に兵隊が続々送りこまれるなか、国民学校の児童たちは集団疎開としてツシマ丸で那覇から出港した。しかし船は魚雷攻撃で沈没してしまう。そして翌年米軍がついに本土上陸する。凄絶な砲火を浴びながら敢然と闘った沖縄の人々の姿をセミ・ドキュメンタリーに描く。
ネット上の声
- 民間人は防空壕から出て行きなさい…
- 『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』と現代の明るい沖縄の映画を続けて観た後なの
- 日活が1956年に製作したアジア太平洋戦争における沖縄戦を描いた作品である
- 壮絶な沖縄戦を闘った様々な人々の姿を描いた作品
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督古川卓巳
- 主演左幸子
-
真山美保の舞台劇『ああバラの花は何処に咲く』より「多情仏心」の新藤兼人が脚本を書き「われは海の子」につづき宇野重吉の第三回監督作品。庶民のささやかな幸福と愛の美しさを描く。撮影は同じく「われは海の子」の荒牧正。主演は「フランキーの宇宙人」のフランキー堺、「マダム」の左幸子、劇団・若草の高野通子、草山英明、毛利光弘、近藤三則、「愛ちゃんはお嫁に」の高田敏江。
ネット上の声
- 見るからに人の良さそうなフランキーと見るからにお節介な左幸子の元に親戚のみなしご
- 世界中の子供たちがフランキー堺と左幸子に育てられていたのなら、この世に争いなど存
- 結婚を目前にしたフランキー堺と左幸子の元に4人の子どもが転がり込むわけだが、展開
- 派手さもない小品なホームドラマだけど、こういうのが大好き
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇野重吉
- 主演フランキー堺
-
週刊サンケイ連載の源氏鶏太の小説を、「ますらを派出夫会」の笠原良三が脚色し、「幼きものは訴える」の春原政久が監督「丹下左膳(1956)」の永塚一栄が撮影を担当した。主なる出演者は「ビルマの竪琴(1956)」の伊藤雄之助、「銀心中」の北林谷栄、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、「港の乾杯 勝利をわが手に」の南寿美子、「裏町のお転婆娘」の坪内美詠子など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督春原政久
- 主演伊藤雄之助
-
週刊サンケイに連載した今東光の原作を、「麻薬3号」の松浦健郎が脚色、「雌花」の阿部豊が監督、同じく峰重義が撮影した異色篇。主演は「乳房と銃弾」の筑波久子、二谷英明、「暖流(1957)」の左幸子、「白い悪魔」の岡田眞澄。その他、沢本忠雄、小園蓉子、小杉勇、細川ちか子、東恵美子など。
ネット上の声
- 筑波久子主演の尼さん映画で今東光原作なのでスキャンダラスな内容を覚悟していたんだ
- 髪を洗う筑波久子の美しい腋毛や頭から水ぶっかけられての透け乳、賢いけどおぼこキャ
- 『尼僧物語』『ベネデッタ』のカトリック系修道院は入るために支度金を納めてましたが
- 尼を廃業してまで結婚を迫る筑波久子(腋毛に透け乳首に大盤振る舞い)に「ユニフォー
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督阿部豊
- 主演左幸子
-
「錆びたナイフ」の石原慎太郎の原作・脚本を、「俺は待ってるぜ」の蔵原惟繕が監督し、「白い悪魔」の横山実が撮影したギャング映画。「佳人」の葉山良二が初のギャング役を演じるほか「春泥尼」の左幸子、「非常線(1958)」の菅井一郎、「暗黒街の美女」の二谷英明、白木マリ、「錆びたナイフ」の小林旭らが出演する。
ネット上の声
- 最初の殺人とワイパーの反復はよかったんだが失速していき、度重なるクドイ回想で疲れ
- 前半の犯行から霧が出て移動がままならなくなる展開が面白くて、木村威夫の美術、一つ
- 請け負った殺しを実行→悪路の逃走劇 まではノワール感あるクールなタッチで良かった
- 「原作・脚本 石原慎太郎」のクレジットを見て漠然と感じた不安が、終盤の葉山良二の
サスペンス、 アクション
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督蔵原惟繕
- 主演葉山良二
-
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間46分
- 監督小田基義
- 主演神戸文彦
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ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督中川信夫
- 主演左幸子
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「二宮尊徳の少年時代」の片岡薫と「狂った関係」の共同脚色者の一人、佐治乾の合作オリジナル・シナリオを「反逆者」の古川卓巳が監督、「フランキーの宇宙人」の中尾利太郎が撮影した社会ドラマ。主演は「高校四年」の小林旭、「誘惑(1957)」の左幸子。山岡久乃、金子信雄、高田敏江、北林谷栄などか助演する。
ネット上の声
- 各死刑囚を紹介する序盤は行儀が良くてまるで教育映画のようだけど脱獄を企てる中盤か
サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督古川卓巳
- 主演小林旭
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女権優越の町の高校に赴任して来た独身教師がまき起す恋愛騒動を描いた喜劇で、原作は宮崎博史の平凡連載小説。「都会という港」の舟橋和郎が脚色、「共犯者」の田中重雄が監督、新人・渡辺徹が撮影した。「娘の冒険」の菅原謙二・叶順子に、「踏みはずした春」の左幸子、それに紺野ユカ・田中春男・穂高のり子らが出演。
ネット上の声
- 自転車で始まり自転車で終わるまとめ方や相撲を通して敵対していた男女がひとつになる
- この作品は女性の立場に同情した作り手が、男女を逆転させて女性の現実を描いたのだ、
- 女尊男卑が伝統の町に赴任してきた新人教師・菅原謙次がその伝統に挑んでいく
- 今でも群馬は女性が強いのかなあ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中重雄
- 主演菅原謙二
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それぞれに問題を抱える双子の姉妹とその一家の模様を綴ったハートフル・ホームドラマ。監督は「女帝(1995)」のすずきじゅんいち。巴清美の同名原作を脚色したのは、すずきじゅんいちと小杉哲大。撮影をオリジナル・ビデオなどで活躍している奈良一彦が担当している。主演は、双子の姉妹で女優という異色の関谷由香と理香。すずきじゅんいちが主宰するフイルムヴォイスの第1回製作・配給作品。1995年4月29日横浜・関内アカデミー2にて先行上映。
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督すずきじゅんいち
- 主演関谷理香
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先行に不安を感じながらも、浮草のような暮らしを続ける尺八奏者の生活をドキュメンタリー・タッチで綴った作品。監督は89年の「グッドバイ(1989)」以来、4年ぶりにメガホンを取った加藤哲。93年度トリノ国際映画祭審査員特別賞受賞。16ミリ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督加藤哲
- 主演大村波彦
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ネット上の声
- 昭和の大阪の街並みが見られて楽しかった
- 2021/8/7
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督野村浩将
- 主演花菱アチャコ
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サーカスを背景にしたスリラー篇。“小説と読物”所載、青木義久の原作から、原作者自身と「俺は犯人じゃない」の窪田篤人が共同脚色し、「地底の歌」の野口博志が監督した。撮影は新人松橋梅夫。主な出演者は、「最後の突撃」の水島道太郎、「お転婆三人姉妹 踊る太陽」の三橋達也、「沖繩の民」の左幸子、「孤独の人」の坂東好太郎らに加え、瀬川路三郎、西村晃、雪岡純、天路圭子、新人の筑波久子と服部千代子など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野口博志
- 主演三橋達也
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一徹な山の男、新しい理想にもえる青年社長、女豹のような野性女性が大森林を背景にくりひろげるアクションドラマ。飯野明の原作を若井基成、土岐英史、佐治乾が共同脚色し、「復讐は誰がやる」の野口博志が監督する。撮影は「復讐は誰がやる」の松橋梅夫。主な出演者は、「街燈」の葉山良二、「復讐は誰がやる」の水島道太郎と左幸子、ほかに河野秋武、広岡三栄子、高品格など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野口博志
- 主演水島道太郎
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ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督仲木繁夫
- 主演片山明彦
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熊本県出身の作家・小山勝清の小説『牛使いの少年』の映画化。「米」の八木保太郎が脚色、監督を「検事とその妹」の古賀聖人と「哀愁の園」の吉村廉が担当、撮影は竹内光雄と瀬川順一。主演は、「狙われた土曜日」の月田昌也、「マダム」の左幸子、「フランキーの宇宙人」の菅井一郎、「眠狂四郎無頼控 第二話 円月殺法」の河津清三郎。ほかに英百合子、薄田研二、清水元、本郷秀雄など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督吉村廉
- 主演左幸子
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藤原審爾の原作を、「明日は明日の風が吹く」の松浦健郎をはじめ、石井喜一、松原佳成の三人が脚色、「麻薬3号」の古河卓巳が監督、松橋梅夫が撮影したアクション・ドラマ。主演は「暗黒街の美女」の水島道太郎、「霧の中の男」の左幸子、「羽田発7時50分」の白木マリ、岡田眞澄。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督古川卓巳
- 主演水島道太郎
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講談倶楽部所載の原作を小川正が脚色し、「鞍馬天狗 疾風八百八町」志村敏夫が監督、「鶴亀先生」の平野好美が撮影を担当する。出演者は「此村大吉」の田崎潤、「黒い潮」の左幸子、「大岡政談・妖棋伝 (前篇) 白蝋の仮面」の藤田進、「娘ごころは恥づかしうれし」の鮎川浩、他に木戸新太郎(キドシン)、柳永二郎、鳥羽陽之助など。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督志村敏夫
- 主演藤田進