-
ヌーヴェルヴァーグの祖母、アニエス・ヴァルダが自らの人生を辿る。記憶の浜辺で拾い集める、愛と映画の断片。
80歳を迎えた映画監督アニエス・ヴァルダが、自らの足跡を振り返る自伝的ドキュメンタリー。ベルギーで過ごした幼少期、夫ジャック・ドゥミとの愛に満ちた日々、そして数々の映画製作の舞台裏。彼女が「記憶の風景」と呼ぶフランスの浜辺を歩きながら、鏡や小道具を使ったユニークな演出で過去を再現。出会った人々との思い出、創作の喜びと苦悩。一人の女性監督が紡ぎ出す、ユーモアと愛情に溢れた人生の記録。
ネット上の声
- アニエス・ヴァルダが81歳にして自身の半生を描いたセルフ・ドキュメンタリー
- やっぱり大好きだ〜アニエス・ヴァルダ💖
- 動く絵画のようなアニエスの世界!
- たどり着く場所、たどり着ける場所
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演アニエス・ヴァルダ
-
フランスの田舎町を巡る、伝説の映画監督と若き写真家。人々の顔と記憶をアートに変える旅。
伝説的映画監督アニエス・ヴァルダと、若き写真家JR。世代もスタイルも異なる二人が、巨大な写真を撮れる特別なトラックに乗り込み、フランスの田舎を旅するドキュメンタリー。彼らが向かうのは、炭鉱の町や農村。そこで出会う人々の顔を撮影し、その場所に巨大なポートレートとして貼り付けていく。人々の人生、労働、そして記憶が、アートとして風景に溶け込む瞬間。偶然の出会いと創造の喜びに満ちた、心温まるロードムービー。
ネット上の声
- 二人のアーティストの眼差しが優しく暖かい。
- 五感を刺激される癒し系ドキュメンタリー
- 肩の力が抜けて、心が暖かくなった。
- ♪みんなでーぇぇ、みんなで。
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演アニエス・ヴァルダ
-
人類の「記憶」が眠る巨大な迷宮、フランス国立図書館。忘却と戦う人々を詩的な映像で綴る、アラン・レネの短編ドキュメンタリー。
パリに存在する、人類の知の殿堂、フランス国立図書館。そこは、世界で出版された全ての書物を収集・保存する巨大な記憶装置。カメラは、まるで生命体のように脈打つ図書館の内部へと潜入する。書物を運び、整理し、修復する機械と人々。それは、時間という名の破壊者から人類の記憶を守るための、終わりなき闘争。アラン・レネ監督が、迷宮のような書庫や機械的な作業風景を捉え、知の保存という行為に潜む詩と哲学を映し出す。ナレーションが観る者を深遠な思索へと誘う、芸術的探訪。
ネット上の声
- 工場のようにアーカイブされて出荷される知識と、それを消費する人々により構成される
- 最高の図書館映画!幾何学的で美しい構図!『ベルリン・天使の詩』の撮影の参考になっ
- 反対にこの手が守っているという事実に目を凝らすこともできるが…
- 声のトーンはこわいのに言ってること意外と怖くなくてウケた
ドキュメンタリー
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間22分
- 監督アラン・レネ
- 主演アニエス・ヴァルダ
-
あの「落穂拾い」たちとの再会。アニエス・ヴァルダの優しい眼差しが捉える、あれからの人々の暮らしと心の軌跡。
傑作ドキュメンタリー『落穂拾い』から二年。監督アニエス・ヴァルダは、再びカメラを手に、前作で出会った個性豊かな「拾う人々」を訪ねる旅へ。廃棄された野菜を拾う人々、捨てられた物でアートを創る人々。彼らの生活にはどんな変化があったのか。ヴァルダ自身に寄せられた多くの手紙や反響も紹介され、映画が観客と作り手の間でいかに生き続けるかを描き出す。人々のささやかな日常と、その中に宿る尊厳。温かな再会を通じて、現代社会における消費と人生の意味を、優しく、そして深く問いかける物語。
ネット上の声
- 前作『落穂拾い』の大きな反響を受けて、寄せられた手紙の主に会いに行ったり、前作の
- 市場の落ちてる野菜食うマンがアニエスヴァルダ本人に向かってダメ出ししててわろた
- ボランティアで識字の授業をやってる彼の前作に対する感想が効いてましたね
- 映画一本撮ってもこんなに反響があったり影響を与えたりするんだなぁ
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間64分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演アニエス・ヴァルダ
-
「5時から7時までのクレオ」「幸福」「冬の旅」など数々の傑作を手がけたヌーベルバーグ左岸派の巨匠アニエス・バルダが、プライベートでも親交のあったジェーン・バーキンという女性の存在を創造的アプローチで映像化したポートレイト。
40歳の誕生日を迎えたバーキンが自身の30歳の誕生日について回想する間、バルダ監督による彼女への尽きることのないイメージがビビッドに展開。その空想は、犯罪映画の妖婦、サイレントシネマの凸凹コンビ、マリリン・モンローのような男たちのファンタジーの対象、メロドラマの恋人たち、西部劇のカラミティ・ジェーン、ターザンとジェーン、ジャンヌ・ダルクへと、バーキンのイメージを自由自在に拡張させていく。その一方で、セルジュ・ゲンズブールや娘たちと過ごす様子などバーキンの日常のスケッチをつづり、彼女の魅力を余すところなく映し出す。
ジャン=ピエール・レオ、ラウラ・ベッティ、フィリップ・レオタールが共演。2024年8月、バーキンさんの没後1年の追悼上映企画「ジェーン B.とアニエス V. 二人の時間、二人の映画。」にて「ジェーン B.とアニエス V. 二人の時間、二人の映画。」にて、デジタルレストア・新訳日本語字幕版でリバイバル上映。
ネット上の声
- 40歳を迎えるジェーン・バーキンへのインタビューと、彼女の内面を映し出す風変わり
- ジェーン・バーキンの生い立ちから現在(80年代)までを映すドキュメンタリー的であ
- 自宅に差した花束の水のカビが「美しいから」とそのままにしていたり、もらった包みの
- 初回作『ポワント・クールト』以来、ヴァルダは劇映画でもドキュメンタリーのようにカ
ドキュメンタリー
- 製作年1987年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督アニエス・ヴァルダ
- 主演ジェーン・バーキン