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20世紀フランス、貧困から世界的歌姫へ。愛と絶望に生きた伝説の歌手エディット・ピアフ、その波乱の生涯。
1920年代、パリの貧民街。過酷な環境で育った少女エディット。しかし、その小さな体には、聴く者の魂を揺さぶる奇跡の歌声。やがてその才能を見出され、スターダムを駆け上がる彼女。栄光の裏で繰り返される、愛する人との出会いと悲劇的な別れ。成功の絶頂と、孤独のどん底。ステージの上で命を燃やし、歌い続けた彼女の人生の目的とは。愛を求め、歌に生きた一人の女性の、壮絶な物語の幕開け。
ネット上の声
- 「愛して。」「愛して。」「愛して。」
- ピアフの人生の切り取り方はこれで?
- ピアフの心を感じる、それだけでいい
- きっと私がおかしいのでしょうね?
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国フランス,イギリス,チェコ
- 時間140分
- 監督オリヴィエ・ダアン
- 主演マリオン・コティヤール
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多重人格の殺人者をめぐって展開する犯人捜しのミステリーと、容疑者のなかに棲む殺人鬼を暴く本格フレンチ・サスペンス。監督は「奥サマは魔女」のルネ・マンゾール。出演は「殺しの傷」「家路」のシルヴィー・テスチュ。
ネット上の声
- 隠れた名作か?話題にならなさそうだけど…
- 超鳥肌演出 ―迷宮で何が起こったか?―
- 地味ですけど良いと思います。
- 多重人格の殺人者を巡って
サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ルネ・マンゾール
- 主演シルヴィー・テステュー
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制圧した無抵抗な過激派を暴行・殺害した事実を政府が隠匿したことで、フランスの歴史の汚点とも言われる1988年のウベア島虐殺事件を、「クリムゾン・リバー」「バビロンA.D.」のマチュー・カソビッツが自ら監督、製作、脚本、主演を務めて映画化。88年4月22日、フランス領ニューカレドニアのウベア島で起こったカナック族の独立運動に対し、政府は国家憲兵治安部隊(GIGN)のフィリップ・ルゴルジュ大尉を交渉役として派遣する。ルゴルジュ大尉は平和的な解決策を模索するが、国内では対話路線と強硬派の意見が衝突。やがてルゴルジュ大尉の尽力もむなしく、政府から攻撃命令が下る。
ネット上の声
- 切り込みはいいが、踏み込みが浅く残念。
- 問題の本質を理解しない製作者・主人公
- (フランス)植民地の紛争と矛盾の深さ
- 馬鹿丁寧に描き過ぎて、展開もっさり
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間134分
- 監督マチュー・カソヴィッツ
- 主演マチュー・カソヴィッツ
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フランス南西部ピレネー山脈の麓に位置し、「聖母マリア出現の地」「奇跡の水が湧き出る地」として知られるルルドを舞台に、奇跡が起こった女性とそれを目の当たりにした人々の間とで起こる人間模様をサスペンスフルに描くドラマ。不治の病で車椅子生活を送っていたクリスティーヌがルルドの泉を訪れると、次第に体が動くようになり、歩くことができるまでに回復した。しかし、さほど熱心な信仰心ももっていなかったクリスティーヌに奇跡が起こったことで、周囲には羨望と嫉妬の感情が渦巻き……。2009年・第66回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞ほか5部門を受賞した。
ネット上の声
- 神よ、レア・セドゥー目当ての私を赦し給え
- 是枝さんの「奇跡」とは違う「奇蹟」のお話
- 【宗教】痛烈なアイロニーに溜飲を下げる
- 「もしも話」に終始しない卓越した描写
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国オーストリア,フランス,ドイツ
- 時間99分
- 監督ジェシカ・ハウスナー
- 主演シルヴィー・テステュー
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愛する女性のすべてを知りたい。その狂気的な嫉妬と独占欲が、パリを舞台に一人の男を破滅へと導く、美しくも息詰まる心理ドラマ。
現代のパリ。裕福な青年シモンは、美しい恋人アリアーヌと同棲生活を送る。しかし彼は、アリアーヌが自分以外の誰かと関係を持っているのではないかという激しい嫉妬と疑念に常に苛まれる。彼女の行動を監視し、尾行し、執拗に問い詰めるシモン。彼の歪んだ愛情は、アリアーヌをまるで鳥かごの中の鳥のように束縛していく。アリアーヌはそんなシモンの愛を静かに受け入れているように見えるが、その瞳の奥には謎めいた光。決して交わることのない二人の視線と、閉塞感に満ちたアパルトマン。愛という名の牢獄で、彼らの関係が迎える衝撃的な結末。
ネット上の声
- シャンタル・アケルマン鑑賞10本目
- 囚われていたのは。
- 主人公の男女二人ともが、線が細いというか、地味というか、本来は脇役にいるべきとこ
- 愛しい人が映った映像と、自分の身体が重なる事にエクスタシーを感じるシーンが痺れる
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間112分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演スタニスラス・メラール
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「ザ・ミッション/非情の掟」「エグザイル/絆」のジョニー・トー監督が、フランスの国民的スター、ジョニー・アリディを主演に描くフィルム・ノワール。マカオに暮らす愛娘の家族を何者かに殺された初老の男・コステロ(アリディ)は、重体の娘から犯人の手がかりを聞き出し、復讐を誓う。コステロは偶然出会った殺し屋3人組に、犯人を探し出し、暗殺するよう依頼するが……。共演に、トー作品の常連アンソニー・ウォン、サイモン・ヤム、ラム・シュ。
ネット上の声
- 香港クライムノアール+仏クライムノアール
- 監督ファンの方の映画のような気がする!
- お洒落な爽快感があるフィルム・ノワール
- 復讐から殺し屋たちの熱い友情に変わる
アクション
- 製作年2009年
- 製作国フランス,香港
- 時間108分
- 監督ジョニー・トー
- 主演ジョニー・アリディ
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ファッションデザイナーのアニエスベーが本名のアニエス・トゥルブレ名義で発表した初監督作品。父親からの虐待により心に傷を負った12歳の少女。彼女は学校の遠足で出かけた海辺で、たまたま停まっていた1台のトラックに乗り込んだ。スコットランド人の運転手とフランス人の少女、英語とフランス語で言葉も通じない2人の逃避行が始まった。トラック運転手には「ジダン 神が愛した男」の監督で現代美術家のダグラス・ゴードン。音楽ではソニック・ユースが未発表音源を提供するなど、アニエスベーの友人たちが多数参加。
ネット上の声
- ウォーボーイが出てきます。 日本のお守りもちらっと出てきます。 ト...
- 外/形骸化した公共による欺瞞、内/純真。
- トラック運転手になら言える秘密のこと。
- 行き着く先はどこでも良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間126分
- 監督アニエス・トゥルブレ
- 主演ルー=レリア・デュメールリアック
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デビュー作「悲しみよ こんにちは」が世界的ベストセラーとなり、弱冠18歳で富と名誉を手にした作家フランソワーズ・サガンの波乱万丈な人生を描いた伝記映画。「エディット・ピアフ/愛の賛歌」のシルビー・テステューが自由奔放なサガンを好演している。気ままで贅沢な暮らしを謳歌するサガンだったが、恋愛や結婚はトラブル続きで、傷心を紛らわすための酒と浪費が増大していく……。
ネット上の声
- 孤独。だけど、お洒落で可愛く、面白よね!
- 18歳で文壇の頂点に立ってしまった悲劇を
- 観た後にはアンニュイと悲しみが残った
- 心を毟るよう、涙にも声にもならない
小説家、 伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国フランス
- 時間122分
- 監督ディアーヌ・キュリス
- 主演シルヴィー・テステュー