- 製作
- 2018年 オランダ
- 時間
- 87分
- 監督
- ロルフ・ヴァン・アイク
- 出演
- スティーヴ・ウォールハイス・ナバーレイモント・ティリ
- 種類
- ヒューマンドラマ
1950年代にトランペット奏者、そしてボーカリストとしてジャズシーンを席巻し、1988年に謎の転落死を遂げたチェット・ベイカーの最後の数日間に焦点をあてたドラマ。88年5月13日午前3時、アムステルダムに滞在中のチェット・ベイカーが宿泊先のホテルの窓から落下して死亡した。うつ伏せの状態で頭部から血を流している遺体を確認した刑事ルーカスは、ベイカーが落ちたと思われるホテルの窓辺に謎めいた人影を目撃する。しかし、ホテルの部屋には誰もおらず、殺風景なその部屋の机にはドラッグ用の注射器などが散乱し、床にはトランペットが転がっていた。捜査を開始したルーカスは、前夜に出演予定だったライブ会場に姿を見せなかったベイカーの身に何が起こったのかを調べ始め、ベイカーの傷ついた心の闇に触れていく。ロックバンドでボーカルとしても活躍するスティーブ・ウォールがチェット・ベイカー役を演じる。監督は本作が長編デビューとなるロルフ・バン・アイク。