- 製作
- 1986年 香港
- 時間
- 90分
- 監督
- デヴィッド・チャン
- 出演
- ミシェール・キング真田広之仁和令子
- 種類
- アクション
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)で第80回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞して注目のミシェル・ヨーが1986年に出演した2本目の主演作。『レディ・ハード/香港大捜査線』(1985)に続く“皇家師姐”シリーズの第2作だが、日本ロケや真田広之の共演もあり、日本では本作が先に公開されミシェル・ヨーの日本デビュー作となった。全編ハードで危険な格闘アクションとスタント、カー・チェイスの連続。監督は『七小福』(1988)などの撮影監督デヴィッド・チャン。アクション監督は『ファイアー・ドラゴン』(1986)などのマン・ホイ。第2班監督をジョニー・トーが担当している。
東京での休暇を終え、帰路についた香港警察の捜査官ミッシェルの乗る飛行機がハイジャックされた。犯人は香港警察が指名手配する「殺人兵団」の一味で、その目的は同機が護送する組織員を奪還することだった。航空警察のマイケル、日本人の元刑事ヤマモトの協力を得て、ミッシェルは辛くも敵を倒すが、憎悪に燃える「殺人兵団」はヤマモトの妻子を殺害する。復讐の鬼と化したヤマモトが香港で単身捜査を続ける一方、「殺人兵団」の刺客はミッシェルとマイケルの命も狙ってくる。やがて「殺人兵団」の首領の手によりマイエルが命を落とし、ヤマモトとミッシェルは首領との最後の対決に挑む…。