- 製作
- 1990年 フィンランド
- 時間
- 135分
- 監督
- ペッカ・パリッカ
- 出演
- タネリ・マケラヴェサ・ヴィエリッコティモ・トリッカ
- 種類
- 戦争ヒューマンドラマ
【1939年、ソ連の侵攻に立ち向かったフィンランド兵たちの、絶望的な状況下での勇気と犠牲を描く戦争叙事詩。】
1939年11月、ソビエト連邦がフィンランドに侵攻し、「冬戦争」が勃発。カウハヴァ市から召集された予備役兵たち、その中にはマルッティとパーヴォのハカラ兄弟もいた。彼らは故郷の農地を離れ、圧倒的な兵力と装備を誇るソ連軍を相手に、カレリア地峡の極寒の最前線へと送られる。マイナス40度の凍てつく大地で、彼らは飢えと寒さ、そして絶え間ない砲撃に耐えながら、祖国を守るという唯一の目的のために戦い続ける。これは、歴史の片隅で忘れ去られがちな小国フィンランドの兵士たちが、絶望的な戦況の中で見せた驚異的な抵抗と、仲間との絆、そして戦争の非情な現実を克明に描いた物語。