- 製作
- 2018年 フィンランド
- 時間
- 115分
- 監督
- ティーナ・リュミ
- 出演
- ヘイッキ・キンヌネンサトゥ・トゥーリ・カルフスレヴィ・ペルトラ
- 種類
- ヒューマンドラマ
【引退間近の老美術商が発見した一枚の絵画。それは、人生最後の賭けとなる幻の名画か、それともただの贋作か。】
現代のフィンランド、ヘルシンキ。長年の経験と勘だけを頼りに商売を続ける、時代遅れの老美術商オラヴィ。引退を決意した彼が、最後のオークションで見つけたのは一枚の作者不明の肖像画。その絵に、伝説の画家のサインが隠されている可能性を発見し、彼の眠っていた情熱が再燃する。これが本物であれば、長年の赤字を清算し有終の美を飾れる。人生最後の大勝負に、彼のプライドと疎遠だった家族への想いが交錯する。美術品に人生を捧げた男の、静かで熱い挑戦の行方。