- 製作
- 2020年 日本
- 時間
- 95分
- 監督
- 早川大介
- 出演
- 永岡佑小園優湯澤俊典
- 種類
- ヒューマンドラマ
愛媛県宇和島市を舞台に、ある人物の死によって残された人々の運命が動き始める姿を描いた人間ドラマ。穏やかで美しい瀬戸内海に囲まれた小さな町・蒋渕。10年前にミュージシャンを目指してこの町を飛び出した圭介のもとに、1本の電話が入る。漁に出たまま行方不明になった兄の葬式をあげることになったのだ。「ミュージシャンとして東京で成功している」と嘘をついていた圭介は、帰郷を渋りながらも遅れて到着する。そこで彼を待っていたのは、兄の死でひとりになった父、元妻ながら葬式を手伝いに来た沙織、兄の最後の目撃者だという同級生の洋、洋の妹で足の不自由な凪といった人々だった。圭介の帰郷をきっかけに、それぞれの思いは交錯し……。主演は「極道めし」の永岡佑。数多くのアーティストのミュージックビデオを手がけてきた早川大介が長編初メガホンをとり、「オリヲン座からの招待状」のいながききよたかが脚本を担当。