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独学の天才画家、ニコ・ピロスマニの生涯。貧困と孤独の中で、魂のキャンバスに描き続けた愛と故郷の風景。
20世紀初頭のジョージア。放浪の画家ニコ・ピロスマニは、居酒屋の壁やブリキの看板に絵を描き、日々の糧を得ていた。彼の描く動物や人々の姿は、素朴ながらも生命力に満ち溢れている。しかし、その才能は生前ほとんど理解されず、彼は常に貧困と孤独の中にいた。女優への報われぬ恋、そして芸術への純粋な情熱。時代に翻弄されながらも、ただひたすらに描き続けた孤高の画家の魂の軌跡。静謐な映像美で綴る伝記映画の傑作。
ネット上の声
- ピロスマニの孤独が加速するにつれて、より一層映画として洗練されていくのが良かった
- グルジア映画の素晴らしさを象徴するような作品です
- 55歳だけど「確実に人生ベスト10」に入る。
- 『私の絵はジョージアには必要ない
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国ジョージア
- 時間87分
- 監督ギオルギ・シェンゲラヤ
- 主演アフタンジル・ワラジ
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グルジア民謡の採集のため、この地を訪れた若い作曲家がいつしかトラブルに巻き込まれていく姿を通じて、古くから支配の歴史に苦しめられたグルジア人の祖国への熱い思いを描いた一編。処女作「アラヴェルドバ」(63)以来、代表作「ピロスマニ」(69)などで、現代グルジア映画を代表する映画人、シェンゲラーヤ兄弟の弟ゲオルギーの監督作。オタール・チヘイゼの小説『名もなき風』を、「四月」のエルロム・アフヴレジアニと監督が共同で脚色。撮影は「帰郷(1971)」「恋人たちのロマンス」「ロビンソナーダ」などで知られるレヴァン・パータシヴィリ、音楽はイォシフ・バルダナシヴィリとグスタフ・マーラーを使用。出演はトビシリ演劇大学在学中に抜擢されたレヴァン・アバシーゼら。
- 製作年1985年
- 製作国ジョージア
- 時間104分
- 監督ギオルギ・シェンゲラヤ
- 主演レヴァン・アバシーゼ
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グルジアの民族英雄の姿を描いた叙事詩的作品。監督は「ピロスマニ」のゲオルギー・シェンゲラーヤ、脚本はバドゥール・バラルジシヴィリとシェンゲラーヤ、撮影はレリ・ムチャイーゼ、音楽はアンゾール・エルコマイシヴィリが担当。出演はオマール・プハカーゼ、レヴァン・テジアシヴィリほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督ギオルギ・シェンゲラヤ
- 主演オマール・プハカーセ