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全9作品。クリス・マルケル監督が制作した映画ランキング

  1. ラ・ジュテ
    • A
    • 4.03

    第三次世界大戦後のパリ。静止した写真で綴られる、記憶と時間を巡るSF映画の金字塔。

    舞台は第三次世界大戦で廃墟と化した未来のパリ。地下に暮らす人類の生き残りである一人の男。彼の脳裏には、幼い頃に空港の送迎台(ジュテ)で見た、ある女性の顔と男の死という強烈な記憶。その記憶の強さゆえに、科学者たちの時間旅行の実験台に選ばれるという「きっかけ」。彼の目的は、過去と未来を繋ぎ、人類を救うこと。しかし、過去への旅で彼は記憶の中の女性と出会い、恋に落ちる。断片的な記憶と運命のループという苦難。果たして彼は、定められた運命から逃れることができるのか。静止画のみで構成された、革新的な映像詩。

    ネット上の声

    • 試論 SFではなく 『ふくろうの河』では
    • 『12モンキーズ』の原案にもなった傑作SF
    • 30分で描かれた滅亡と希望の過程です。
    • まるで原爆の影のような終末感
    人類滅亡後、 タイムトラベル、 SF
    • 製作年1962年
    • 製作国フランス
    • 時間29分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演エレーヌ・シャトラン
  2. サン・ソレイユ
    • B
    • 3.84

    日本、アフリカ、そして記憶の迷宮へ。映像と手紙が織りなす、時間と人間を巡る瞑想的紀行。

    謎のカメラマン、サンドール・クラスナからの手紙を読み上げる女性ナレーター。その手紙が綴るのは、東京の喧騒、アイスランドの荒涼とした風景、そして革命の記憶が残るギニアビサウでの旅の記録。過去と現在、現実と虚構が交錯する映像のコラージュ。彼はヒッチコックの『めまい』に登場する場所を巡り、記憶の本質に迫っていく。これは単なるドキュメンタリーではない。観る者を時間と空間を超えた思索の旅へと誘う、唯一無二の映像詩。

    ネット上の声

    • 以前は 結核は死病 癩病は隔離の時代でした
    • こんなに疲れる映画はアカン湖のマリモ
    • 視線を投げて、視線が返されたとき、あなたがいますね、わたしもここにいます、とお互
    • まじ今まで意識してなかったけど、やはり一番好きな映画かも知れないと見るたびに思う
    ドキュメンタリー
    • 製作年1982年
    • 製作国フランス
    • 時間100分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  3. 不思議なクミコ
    • C
    • 3.40

    1960年代、東京。自らを火星人と名乗る謎の女性クミコ。フランスの巨匠が、その不思議な魅力と戦後日本の姿を捉えた幻のドキュメンタリー。

    舞台は1965年の東京オリンピック直後の日本。フランスの映画監督クリス・マルケルが出会った一人の日本人女性、クミコ。彼女は流暢なフランス語を操りながらも、自らを「火星から来た」と語る不思議な存在。彼女の言葉、仕草、そして沈黙に魅了された監督は、カメラを通して彼女の謎に迫ろうと試みる。高度経済成長期の喧騒、学生運動の熱気、伝統と近代が混在する東京の風景。その中で浮遊するように存在するクミコは何者なのか。これは単なる人物記録ではない。一人の女性を通して、時代そのものを映し出す詩的な映像の旅。

    ネット上の声

    • いつか寺尾紗穂さんの本を読んだ時に、父は翻訳の仕事などもしていると書いてあり、こ
    • 自問自答を要請されてもひらりとかわすクミコは、国家や境界に影響されることなく、「
    • まずC・マルケルは、私にとって知能ベースからも難解であり、冗談っぽくスタンスとり
    • クミコは不思議じゃなくて21世紀的なだけだと思う人は手を挙げて。
    ドキュメンタリー
    • 製作年1966年
    • 製作国フランス
    • 時間47分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  4. シベリアからの手紙
    • C
    • 3.23
    開発途上のシベリアの街と風景や人々の様子を、アニメーションやアーカイブ映像を挿入しつつ書簡形式のナレーションで描く。“シネ・エッセイ”の作家として注目された1作。

    ネット上の声

    • 働く人々の映像に“幸福な労働者”とナレーションしたあとに、同じ映像を使って”奴隷
    • 目黒シネマさ、勘違いして観に来て上映中に去ってくサラリーマン余りにも多過ぎるから
    • ナレーションで語られる通り、客観的であることは不可能である以上、詩的に繋ぐことで
    • これはモンティ・パイソンのオマージュなのか?
    ドキュメンタリー
    • 製作年1958年
    • 製作国フランス
    • 時間61分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  5. レベル 5
    • D
    • 3.12
    ローラは亡くなった恋人の仕事を引き継ぎ沖縄戦についてのコンピュータ・ゲームを完成させようとする。仮想空間の中に現実と虚構が交錯するマルケル晩年の問題作。

    ネット上の声

    • 抽象的というより、まだジャストアイデアの段階の連想ゲームにつきあってる感じで具体
    • もちろんまっったく理解できていないと思うんだけど、こじつけのように捻り出した考え
    • 友人に誘われて、目黒の名画座でのマルケル特集を観てきました
    • 沖縄戦に関するモンタージュとか、特にあのトラウマ的な点滅とかいいなと思ったけど、
    ドキュメンタリー
    • 製作年1996年
    • 製作国フランス
    • 時間110分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演カトリーヌ・ベルコジャ
  6. ベトナムから遠く離れて
    • D
    • 3.05

    ゴダール、ルネ、ヴァルダら巨匠が集結。遠いフランスからベトナム戦争の本質を問う、告発のドキュメンタリー。

    1967年、泥沼化するベトナム戦争。戦場から遠く離れたフランスの地で、クリス・マルケル、ジャン=リュック・ゴダール、アニエス・ヴァルダら6人の映画監督が立ち上がった。彼らはそれぞれの視点から、戦争の不条理、アメリカの介入、メディアが報じない真実をカメラに収める。これは単なる反戦映画ではない。なぜ戦争は起きるのか、遠い国の悲劇に我々はどう向き合うべきなのかを鋭く問いかける映像のオムニバス。報道写真、インタビュー、フィクションを織り交ぜ、戦争という巨大な暴力の本質に迫る挑戦的な一作。

    ネット上の声

    • ルルーシュだけ遠く離れて?
    • ベトナム反戦運動がアメリカ各地で起きるようになった60年代後半、フランスの映画監
    • アラン・レネ
    • 戦地の日常に溶け込んだ防空壕と、平静と確信の顔つきでそこへ潜り込んでいくベトナム
    ドキュメンタリー
    • 製作年1967年
    • 製作国フランス
    • 時間117分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  7. ある戦いの記述
    • D
    • 2.85
    ドキュメンタリー
    • 製作年1960年
    • 製作国イスラエル,フランス
    • 時間57分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  8. アレクサンドルの墓/最後のボルシェヴィキ
    • E
    • 2.71
    旧ソビエトの映画作家、故アレクサンドル・イワノヴィッチ・メドヴェトキン(1900~89)の“幽霊”に、フランスの映画詩人クリス・マルケルが宛てた、6通からなるビデオ書簡の体裁をとったドキュメンタリー的映画エッセイ。最初の長編「幸福」(34)が上映禁止にされ、ブルジョワ様式主義との弾圧も受けながら、ソビエト帝国の崩壊する直前の89年に死去するまで共産主義の信奉者をもって任じ、〈最後のボルシェヴィキ〉として死んだ男の生涯を、かつては左翼活動家の政治的映画作家でもあった詩人が検証するなかで、20世紀という時代における映像と政治のせめぎあいが浮かび上がってくる。製作はミヒャイル・クストフ。撮影はHi-8ビデオで、マルケル自身のほか、モスクワでアンドレイ・パシュケヴィッチがカメラを回し、他に現在アメリカに住む旧ソ連のドキュメンタリー映画作家マリーナ・ゴルドフスカヤ(監督作「アルバト通りの家」が95年山形国際ドキュメンタリ-映画祭に出品)、パスカル・オービエ、フランス第三チャンネルの特派員クリチャン・イルーらの撮影した映像も使われ、また生前のメドヴェトキンのインタビュー、メドヴェトキン自身の監督作「幸福」「新モスクワ」(38)などの引用、帝政ロシアや旧ソビエト時代のニュース映像がふんだんに挿入され、ビデオ画面上で複雑な処理を経て何重にも重ね合わされている。音楽はドイツの左翼系作曲家アルフレード・シニートケ。作品は〈最初の手紙〉から〈最後の手紙〉まで六つの部分に分けられ、全編を故メドヴェトキンに宛てたマルケルの手紙の形でナレーションが朗読され、そのあいまにメドヴェトキンとその関係者へのインタヴューが挿入されている。画面に登場してメドヴェトキンについて語るのは映画監督ユーリー・ライズマン(「汽車は東へ行く」)、マリーナ・ゴルドフスカヤ、カメラマンのユーリー・コリアダ、メドヴェトキンの娘ションガラ・メドヴェトキナ、メドヴェトキン映画のスタッフとして編集のソフィア・ブリトゥリアク、メドヴェトキンの作品と同様にスターリン時代にその著書が発禁となった作家イサーク・バーベリの未亡人アントニーナ・ピロジコヴァ、メドヴェトキンの親友だったというアルベルト・シュルト、晩年の教え子だった学生のニコライ・イズヴォロフ(メドヴェトキンの〈映画列車〉時代の作品を発見)とマリーナ・カラシエヴァ、映画史家ウラジミール・ディミトリエフ、ヴィクトル・ディオメン、キラ・パラモノヴァ、そしてジガ・ヴェルトフのカメラマンだったヤーコフ・トルシャンなど。(ビデオ作品)

    ネット上の声

    • クリス・マルケルとアレクサンドル・メドヴェトキンに対する興味が深まるばかりで、と
    • クリス・マルケル監督『アレクサンドルの墓/最後のボリシェヴィキ』(1993)
    • この人を取り上げたい気持ちは伝わってきました
    • 20150731@アテネフランセ
    ドキュメンタリー
    • 製作年1993年
    • 製作国フランス
    • 時間117分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演---
  9. ドキュメント黒澤明 A・K
    • E
    • 2.57
    黒澤明監督による日仏合作映画『乱』の撮影過程を記録したドキュメンタリー。数多くのスタッフやエキストラが行き交う大掛かりな撮影現場。彼らに混じって武満徹の姿も。臨場感のある画面はクリス・マルケルの別の貌である。

    ネット上の声

    • 知ってる声、上手ではないナレーション、誰…と思ってたらハスミンだった(字幕翻訳も
    • 黒澤さんが何度言っても仲代達矢さんが台詞間違えるところが地味にツボでした
    • 映画『乱』の撮影風景をとらえたドキュメンタリー
    • 各テーマに沿った映像で、上手く纏まっていた
    ドキュメンタリー
    • 製作年1985年
    • 製作国フランス,日本
    • 時間75分
    • 監督クリス・マルケル
    • 主演黒澤明

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