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全11作品。デレク・ジャーマン監督が制作した映画ランキング

  1. BLUE ブルー
    • C
    • 3.30
    94年2月にエイズで死去した映画作家デレク・ジャーマンの遺作。画家イヴ・クラインに触発されたブルーのみの映像が続く中、青についての随想と詩、そしてジャーマンが入院中に書いたエイズとの闘病についての随想が、ナレーションで語られる。日本公開に当たり、青一色の映像という監督の意図をより尊重した字幕スーパーのないプリントも上映された。製作はジェームズ・マッケイと「ヴィトゲンシュタイン」の浅井隆。音楽は、ジャーマンとは「エドワードII」など4作でもコンビを組んだサイモン・フィッシャー・ターナーで、ブライアン・イーノ、モーマス、ヴィニ・ライリー、ミランダ・セックス・ガーデン、コイルなど全20組のアーティストの曲が挿入されている。ナレーションはジャーマンと、「ヴィトゲンシュタイン」のジョン・クェンティン、「カラヴァッジオ」のナイジェル・テリー、「エドワードII」のティルダ・スウィントン。

    ネット上の声

    • 透明な映画。小説を読む感覚でみる映画。
    • 真っ直ぐ向き合うと言うコト。
    • 汝、像を刻むことなかれ
    • 真っ青な画面の先に…
    ドキュメンタリー
    • 製作年1993年
    • 製作国イギリス,日本
    • 時間75分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ジョン・クエンティン
  2. ラスト・オブ・イングランド
    • D
    • 2.99

    崩壊する80年代英国、サッチャー政権下の絶望と怒りを描く、デレク・ジャーマンの過激なる映像詩。

    舞台は1980年代、サッチャー政権下のイギリス。経済は疲弊し、街は荒廃。国家という名の船が沈みゆく中、人々は希望を失い、暴力と退廃に身を委ねる。明確なストーリーはなく、ホームビデオのようなざらついた映像、断片的なイメージのコラージュで構成。炎、廃墟、暴動、そして絶望的な愛。デレク・ジャーマン自身の怒りと悲しみを叩きつけた、あまりにも個人的で、あまりにも政治的な黙示録。観る者の感情を揺さぶる、強烈な問いかけ。

    ネット上の声

    • 大英帝国の終焉を描く、デレク・ジャーマン監督の頽廃美が印象的なアナーキー映像作品
    • 単純にカッコいい映像が流れるのみ、音楽もカッコよく、特にズレもないけどそれ以上の
    • じじいの感覚的には虫太郎氏の黒死館〜を思わせた、あれやこれやの表現で知識や可能性
    • こういう実験性ゴリ押し作品は、自分は長編映画の尺には値しないと思っていて、本作に
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1987年
    • 製作国イギリス
    • 時間87分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ティルダ・スウィントン
  3. ヴィトゲンシュタイン
    • D
    • 2.98

    20世紀最高の知性、哲学者の苦悩と情熱。鬼才デレク・ジャーマンが描く、言語の限界への挑戦。

    20世紀を代表する哲学者、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの生涯。オーストリアの富豪の家に生まれ、ケンブリッジ大学でラッセルらと交流し、独自の哲学を構築していく彼の波乱に満ちた人生。真っ黒な背景に原色の衣装という、演劇的なミニマリズムで表現される彼の内面世界。言語、論理、そして愛。常に思考の限界に挑み、他者とのコミュニケーションに苦悩し続けた天才の孤独な魂の軌跡。これは伝記映画にあらず、哲学者の思考を映像化した、過激で美しい芸術作品。

    ネット上の声

    • 哲学者ヴィトゲンシュタインの半生を奇才デレク・ジャーマン監督が描く
    • ヴィトゲンシュタインの抽象性と神秘性
    • ikko式テツガク論理論考
    • 天才の魂降臨せず
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国イギリス,日本
    • 時間75分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演クランシー・チャセー
  4. エドワード II
    • D
    • 2.93
    シェークスピアと並び称される英国の作家クリストファー・マーロウの戯曲の映画化。ゲイの恋人とともに迫害されていく悲劇の王の姿を描く。監督・脚本は「ザ・ガーデン」のデレク・ジャーマン、製作はスティーヴ・クラーク・ホールとアントニー・ルート、エグゼクティヴ・プロデューサーは「カラヴァッジオ」のサラ・ラドクリフとサイモン・カーティスと「ザ・ガーデン」の浅井隆、共同脚本はステファン・マクブライドとケン・バトラー、撮影は「エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海」のイアン・ウィルソン、音楽は「アンモナイトのささやきを聞いた」のサイモン・フィッシャー・ターナーが担当。

    ネット上の声

    • よぉわからん。。
    • 古典と現代をミックス
    • 妖艶で美しい。
    • 圧倒的に洗練された美と強烈なメッセージが共存する
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1991年
    • 製作国イギリス,日本
    • 時間90分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演スティーヴン・ウォディントン
  5. ザ・ガーデン
    • E
    • 2.66
    イギリスの海岸沿いの小さな町の風景を中心に展開するイメージ・フィルム。エグゼクティヴ・プロデューサーはアラン・フォンテン、浅井隆、ダグマー・ベンケ、製作はジェームズ・マッケイ、監督は「ラスト・オブ・イングランド」のデレク・ジャーマン、撮影はクリストファー・ヒューズ、音楽はサイモン・ターナーが担当。出演はティルダ・スウィントン、ロジャー・クックほか。

    ネット上の声

    • 原発の傍らで営まれる生
    • カタツムリは同一個体が卵子と精子を持ち合わせた独立受精型の雌雄同体だが、それでも
    • 両性具有のカタツムリを少年か若い女の手で取って、そして頭を外で日差しで水道の水で
    • 監督がエイズ陽性で死に直面していた頃らしく、同性愛や差別の闇を厳粛かつ貪欲な創り
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1990年
    • 製作国イギリス,日本,ドイツ
    • 時間85分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ロジャー・クック
  6. エンジェリック・カンヴァセーション
    • E
    • 2.61
    独特の映像と音によって繰り広げられるイメージ・フィルム。「カラヴァッジオ」のデレク・ジャーマンの日本初紹介作品。製作はジェームズ・マッケイ、監督・撮影はデレク・ジャーマン、編集はケリス・ウィン・エヴァンス、ピーター・カートライト、音楽はコイルがそれぞれ担当。出演はポール・レイノルズ、フィリップ・ウィリアムソン、デイヴ・ベイビー、ティモシー・バークほか。廃墟の窓辺に始まり、岩場、洞窟、泉、炎、ホモセクシュアルの男たち、庭園といった映像が次々に映し出される。その映像は動きが静止画像に分解されたストロボ・スタイルで、それは初めに8ミリで撮影され、ビデオ、35ミリへと転換された。それに、ジュディ・デンチによるウィリアム・シェークスピアのソネットの朗読が重なる。日本版字幕なし。

    ネット上の声

    • デレク・ジャーマン再鑑賞
    • 途中リタイア・・・
    • 「映画」という枠に当てはめようとすること自体が無意味なほど、詩的で抽象的で、静謐
    • 映画好き男子にどこかに連れられて見に行った記憶があるけど、たぶんこれかもっていう
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1985年
    • 製作国イギリス
    • 時間78分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ポール・レイナルド
  7. カラヴァッジオ
    • E
    • 2.60
    バロック絵画の形成に大きな影響を与えたイタリアの画家ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオの生涯を、イギリスのデレク・ジャーマン監督が史実にとらわれない大胆な解釈で映画化。 1610年、質素な部屋のベッドに横たわり死を迎えようとしている画家カラヴァッジオは、波乱に満ちた自身の人生を思い起こしていく。1571年、ミラノ近郊の村に生まれた彼は、ローマの街角で絵を描いてその日暮らしの生活を送っていた。やがてデル・モンテ枢機卿の庇護を受け創作に専念するようになったカラヴァッジオは、たくましい肉体を持つ青年ラヌッチオとその恋人レナに出会う。 「エクスカリバー」のナイジェル・テリーが主演を務め、キャリア初期のショーン・ビーンがラヌッチオ、本作が映画デビューとなるティルダ・スウィントンがレナを演じた。1986年・第36回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞。

    ネット上の声

    • 西洋美術が好き、LGBTに関心があるというなら観ておくべき映画だと思います そうでなければあまりお勧めはできません
    • デレク・ジャーマンがカラヴァッジョを題材にしてるのだから、映像はさぞ美しいのだろ
    • ナニかを突き詰め成功する人って、思考が独創的で好奇心旺盛でやたら負けず嫌いで一つ
    • 今際の際のカラヴァッジオさんの半生(創作)を振り返る
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1986年
    • 製作国イギリス
    • 時間93分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ナイジェル・テリー
  8. テンペスト
    • E
    • 2.58
    ウィリアム・シェイクスピアの『シムベリーン』『冬物語』とともに伝奇劇の一つであり、最後の作品とされている同名原作の映画化。製作総指揮は「アリア」のドン・ボイド、製作はガイ・フォードとモーディカイ・シュライバー。監督・脚本は「アリア」(第九話を担当)のデレク・ジャーマン、撮影はピーター・ミドルトン、編集はレスリー・ウォーカーとアネット・ダルトン、プロダクション・デザインはヨランダ・ソナベント、美術はイアン・ホイッティカーとスティーヴン・メヒー、音楽・電子音はウェイヴメイカー、ダンス音楽はジョージ・サムファーが担当。出演はヒースコート・ウィリアムス、トーヤ・ウィルコックスほか。

    ネット上の声

    • 雨の日はドビュッシーの「アラベスク」が聴きたくなる
    • シェイクスピアの原作を
    • 原作を全く知らないので話の流れはよく追えなかったが、ドレスや婚礼のシーンは美麗で
    • シェイクスピア原作の「テンペスト」を忠実に再現し、デレクジャーマンの手によって圧
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1979年
    • 製作国イギリス
    • 時間97分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ヒースコート・ウィリアムズ
  9. セバスチャン
    • E
    • 2.29

    4世紀ローマ帝国。信仰と欲望の狭間で苦悩する美しき兵士セバスチャンの、禁断の物語。

    西暦303年、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの親衛隊長セバスチャン。その類稀なる美貌は、隊の男たちの欲望を掻き立てる。しかし、彼の心はキリスト教への揺るぎない信仰にあった。信仰を捨てさせようとする司令官の執拗な誘惑と拷問。仲間からの嫉妬と暴力。孤立無援の砂漠の駐屯地で、セバスチャンの肉体と精神は極限まで追い詰められていく。神への愛か、人間からの愛か。彼の魂が最後に選ぶ道とは。全編ラテン語で描かれる、圧倒的映像美の衝撃作。

    ネット上の声

    • 1976年、イギリス、歴史映画
    • セバスチャンになりたい、セバスチャンに矢を射てみたい、愛はアンビバレントなの?ま
    • 三世紀のキリスト教迫害により殺害されたゲイ・アイコンの殉教者セバスチャン
    • デレク・ジャーマンのデビュー作だが見たのは結構後になってから
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国イギリス
    • 時間85分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演レオナルド・トレヴィリオ
  10. ジュビリー/聖なる年
    • E
    • 2.21

    女王エリザベス1世がパンクに荒廃した未来の英国に降臨する、デレク・ジャーマン監督の伝説的カルト映画。

    16世紀のイングランド。女王エリザベス1世は、魔術師ジョンの手引きで、天使と共に未来の王国へと旅立つ。彼女が目にしたのは、文明が崩壊し、パンクスの若者たちが暴力と無秩序の限りを尽くす荒れ果てたロンドン。国家も秩序も失われた世界で、女王は自らの帝国の末路をただ呆然と見つめる。歴史と未来、秩序と混沌が過激に衝突する、唯一無二の映像体験。これは単なる映画ではない。一つの時代が産んだ、怒りと反逆の黙示録。

    ネット上の声

    • 1978年、イギリス、ディストピアな英国を描いた散文詩的なドラマ
    • 実験的な映画を多く作っていますが、なかなか観る事が出来なかったデレク・ジャーマン
    • あぁ、だから私はハル・ハートリーとデレク・ジャーマンが好きなのか、と気が付かされ
    • エリザベス1世がタイムループして退廃した近未来のロンドンを目撃するという若干SF
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国イギリス
    • 時間105分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ジェニー・ラナカー
  11. ウォー・レクイエム
    • E
    • 2.16
    イギリスを代表する音楽家ベンジャミン・ブリテンの曲「ウォー・レクイエム」にのせて、デレク・ジャーマンが映像美で綴ったオペラ映画。本作に使われているのはブリテン自身の作曲・指揮によるロンドン交響楽団演奏のもので、ブリテンの生涯に渡るパートナーであるピーター・ピアーズがテノールを担当。そして、ソプラノにはガリーナ・ヴィシネフスカヤ、バリトンにディートリヒ・フィッシャー・ディースカウという三人の歌手を起用している。主演は「カラヴァッジオ」以来、ジャーマン作品には欠かせない存在となったティルダ・スウィントン。

    ネット上の声

    • 詩と音楽と映像でつながる戦争の記憶
    • すごい映画があるものです!
    • 英国映画界の異端児デレク・ジャーマンが、ベンジャミン・ブリテンの『戦
    • 生への渇望、平和(愛)の渇望、希望の渇望、安息への渇望…それらを全て葬り去る「戦
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1989年
    • 製作国イギリス
    • 時間92分
    • 監督デレク・ジャーマン
    • 主演ナサニエル・パーカー

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