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2001年、アメリカの新聞社ボストン・グローブ。地元のカトリック教会で起きた神父による児童虐待事件の真相を追うため、特集記事欄「スポットライト」の記者チームが動き出す。当初は単独の事件と思われたが、取材を進めるうち、数十人もの神父が長年にわたり虐待を繰り返してきた事実、そして教会が組織ぐるみでそれを隠蔽してきた巨大なスキャンダルが浮かび上がる。被害者の声なき声に耳を傾け、街のタブーに挑む記者たち。権力という名の厚い壁に阻まれながらも、彼らは決して諦めない。真実を追求するジャーナリストたちの執念と葛藤を描く、実話に基づく社会派ドラマの傑作。
ネット上の声
- 派手さはないけど、じわじわ引き込まれる骨太な作品。俳優陣の抑えた演技がリアルで、記者たちの地道な取材の積み重ねに胸が熱くなった。これが実話だという事実に愕然とするし、ジャーナリズムの本当の力を感じた。
- 記者たちの執念がすごい!地味な作業の連続だけど、真実を暴こうとする熱意に感動した。こういう仕事、かっこいいな。
- アカデミー賞って聞いて期待したけど、正直ちょっと退屈だったかも。淡々と話が進むから、盛り上がりに欠けるかな。
- これぞ本物のジャーナリズム。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督トム・マッカーシー
- 主演マーク・ラファロ
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デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの長編第5作で、第49回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞するなど世界的に高く評価された愛の物語。1970年代初頭、プロテスタント信仰が強いスコットランド北西部の村。信仰心の厚い無垢な女性ベスは、油田で働くよそ者のヤンと結婚する。ベスは遠く離れた油田へ仕事に行ったヤンの帰りが待ちきれず、彼が早く戻ることを神に願うが、その願いは思わぬかたちでかなえられる。ヤンは仕事中の事故で重傷を負い、全身麻痺となってしまったのだ。ヤンは妻を愛する気持ちから彼女に愛人をつくるよう説得し、ベスもまた夫を愛するが故に見知らぬ男たちと関係を持つようになるが……。主人公ベスをエミリー・ワトソンが見事に演じ切り、映画デビュー作にしてアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
ネット上の声
- トリアー監督は神を冒涜するサディストかな
- エミリー・ワトソンは女優の中の女優です
- 真の愛を問うあまりにも純真で過酷な運命
- 作った人間に憎しみを感じるほど嫌いだ
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国デンマーク
- 時間158分
- 監督ラース・フォン・トリアー
- 主演エミリー・ワトソン
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1964年、アイルランド。未婚で妊娠したマーガレット、従兄にレイプされたバーナデット、美しすぎたローズ。社会から「罪深き女」のレッテルを貼られた彼女たちが送り込まれたのは、マグダレン修道院。そこは、神の名の下に自由と人権を奪われ、無給の重労働を強いられる地獄。修道女たちの非道な仕打ちと、絶望的な日々の連続。しかし、固い友情で結ばれた少女たちは、決して希望を捨てない。理不尽な現実に抗い、自らの尊厳を取り戻すため、脱出という無謀な計画にすべてを懸ける決断。衝撃の実話に基づく、魂の叫び。
ネット上の声
- アイルランドの女性シンガー、シネイド・オコナーが亡くなってしまったので、若き日の
- アイルランドに実在したカトリック系マグダレン修道院(マグダレン洗濯所)の話
- アイルランドという国は、映画よりも奇なり
- “愛”ルランドの驚くべき宗教事情集中講義
シスター、 実話
- 製作年2002年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間118分
- 監督ピーター・ミュラン
- 主演ノラ=ジェーン・ヌーン
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15世紀フランス、神の声を信じた少女が異端者として裁かれる。信仰の真価が問われる、魂を揺さぶる歴史的法廷劇。
舞台は百年戦争下のフランス、ルーアンの法廷。かつて救国の英雄と讃えられた少女ジャンヌ・ダルクは、今や囚われの身。彼女を待っていたのは、イングランドの意を受けた教会指導者たちによる過酷な異端審問。神の声を聞いたという彼女の純粋な信仰は、高圧的な尋問と巧妙な罠によって異端の証とされていく。男装の罪、神託の真偽を問われ、孤独と絶望の中で追い詰められるジャンヌ。信仰を貫くか、命乞いをするか。究極の選択を迫られた彼女が下す決断。その表情が映し出す、人間の尊厳の行方。
ネット上の声
- 百年戦争で祖国オルレアンを解放へと導いたジャンヌ・ダルクを実際の裁判記録を基に描
- 柳下美恵さんの伴奏付きで見られてよかった(何気にナカザと観た時以来2度目✌️前回
- 映像手法を勉強されている方は特に必見!
- 不可思議な存在が晒される、映画によって
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督カール・テオドール・ドライエル
- 主演ルネ・ファルコネッティ
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神の声に導かれ、フランスを救うべく立ち上がった少女ジャンヌ・ダルク。栄光の戦いと、その先に待つ過酷な運命の記録。
15世紀、百年戦争に揺れるフランス。神の啓示を受けたと語る一人の少女、ジャンヌ。彼女は絶望的な戦況を覆すため、フランス軍を率いてイングランド軍に立ち向かう。オルレアン解放という奇跡を成し遂げ、英雄となるジャンヌ。しかし、その栄光は長くは続かない。やがて敵の手に落ち、異端者として宗教裁判にかけられる彼女。信仰と信念を問われる過酷な尋問。戦場から牢獄へ、聖女から魔女へ。彼女を待ち受ける非情な結末。
ネット上の声
- 故郷での呼び名は“ジャネット”
- 日本配給権が切れるってことで行ってきましたオールナイト!
- オールナイト
- ●'96 8/10〜23
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間338分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演サンドリーヌ・ボネール
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その昔、神に背いて天界を追放された天使ロキとバートルビー。1000年もの間悶々と人間界で暮らしていた彼らは、ニュージャージーの神父が提案した“すべての罪が清められる日”を利用し、自分達も天界へ帰ろうと計画する。それが世界の消滅を招くことを知った神の秘書天使メタトロンはキリストの末裔ベサニーを引っ張り出し、ロキたちを阻止するため預言者ジェイ&サイレント・ボブらと共にニュージャージーへ向かわせる。
ネット上の声
- 神に背いて天国を追放された2人の天使(マット・デイモン、ベン・アフレック)
- B級好きでキリスト教徒じゃないならお薦め
- 案外重たいコメディでした・・・。
- 評価困難、でも好きなんだなぁ
アクション
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督ケヴィン・スミス
- 主演ベン・アフレック
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15世紀フランス、異端として裁かれる聖女ジャンヌ・ダルク。史実の裁判記録に基づき描く、魂の尊厳を懸けた法廷劇。
1431年、百年戦争下のフランス、ルーアン。神の声を聞いたと主張し、フランス軍を勝利に導いた少女ジャンヌ・ダルク。イギリス軍に捕らえられた彼女は、異端者として宗教裁判にかけられる。冷酷な尋問を続ける神学者や裁判官たち。孤立無援の中、ジャンヌは自らの信仰と神の言葉だけを武器に、毅然と立ち向かう。権力による執拗な追及と、揺るがぬ信念の対峙。史実の裁判記録を忠実に再現し、人間の精神性の極限を描き出す。彼女を待ち受ける過酷な運命。その魂の軌跡。
ネット上の声
- ブレッソンのジャンヌ・ダルク
- ジャンヌの足
- ストイック
- ドライヤーの「裁かるるジャンヌ」と対称的なアプローチながら、それに匹敵するくらい
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス
- 時間65分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演フロランス・カレ
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リベット監督がジャンヌ・ダルクを描いた歴史大作の後編。(前編は「愛と自由の天使」)オルレアンの勝利を導いたジャンヌ・ダルクが捕えられ、獄中で3人のジャンヌに助けられながらもやがてすすんで火刑に処せられるまでの悲劇の後半生を描く。主演のサンドリーヌ・ボネールは撮影終了後に生まれた娘をジャンヌと名付けた。
ネット上の声
- 見事にこの時代を描いたと思える作品
- ジャンヌ・ダルクの話なんかもうそれだけで俺的にはおもろいんだからそれをリヴェット
- 歴史の解釈に参加すると。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間122分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演サンドリーヌ・ボネール
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「カッコーの巣の上で」「アマデウス」のオスカー監督ミロス・フォアマンが、18世紀末スペインの宮廷画家ゴヤの目を通し、絵のモデルとなった神父と少女が辿る数奇な運命を描いた人間ドラマ。肖像画を描いてもらうためゴヤのアトリエを訪れたロレンソ神父は、そこで見た絵の中の少女イネスの美しさに心を奪われる。ところがある日、イネスは無実の罪で異端審問所に囚われてしまい……。製作は3度のオスカーに輝くソウル・ゼインツ。脚本はブニュエル作品で知られる大家ジャン=クロード・カリエール。
ネット上の声
- 伝記かと思ったら邦題通りゴヤは傍観者の立場でした
- 巨匠と3大スターが魅せてくれる重厚作品
- どんなふうに、歴史に残りたいんですか?
- 宮廷画家ゴヤは、しっかりと見たった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間114分
- 監督ミロス・フォアマン
- 主演ハビエル・バルデム
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福音書によって人生が変り、キリスト教信者となって布教活動を進める聖フランチェスコを描く実話ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジュリオ・スカンニ、製作はヨスト・シュタインブルッヘルとロベルト・カドリンゲル、監督・脚本は「ルー・サロメ 善悪の彼岸」のリリアーナ・カヴァーニ、共同脚本はロベルタ・マッゾーニ、撮影はジュゼッペ・ランチ、音楽はヴァンゲリスが担当。出演はミッキー・ローク、ヘレナ・ボナム・カーターほか。
ネット上の声
- 聖人とは所詮迷惑な人ですね
- 聖人も生身の人間ですよ。
- 現代生活に疲れたら…†
- ミッキー・ロークの魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間135分
- 監督リリアーナ・カヴァーニ
- 主演ミッキー・ローク
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19世紀アメリカ文学の名作として名高いナサニエル・ホーソーンの小説『緋文字』を、フェミニズムの強調などの新たな解釈を加えて映画化。植民地時代の北米大陸を舞台に、姦通の烙印を押されながらも真実の愛を貫き通して闘った女性の姿を描いた愛の物語。監督は「ミッション」「シティ・オブ・ジョイ」のローランド・ジョフェ。製作はジョフィと「ダイ・ハード3」のアンドリュー・ヴァイナの共同。脚本は「愛と青春の旅だち」のダグラス・デイ・スチュワート、撮影は「デモリションマン」のアレックス・トムソン、音楽は「チャーリー」のジョン・バリー。美術は「バリー・リンドン」でアカデミー賞に輝き、「キリング・フィールド」「シティ・オブ・ジョイ」に続いて監督とは3作目のロイ・ウォーカー、衣裳は「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」でアカデミー賞を受賞したガブリエラ・ペスクッチがそれぞれ担当。主演は「ディスクロージャー」のデミ・ムーア。共演は「不滅の恋 ベートーヴェン」のゲイリー・オールドマン、「ザ・ペーパー」のロバート・デュヴァルほか。
ネット上の声
- デミ・ムーア、、、こ、こ、怖い、、、
- 最初の一時間を我慢してください
- 「戦う聖母ヘスター・プリン」
- ヘスター迫力ありすぎ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督ローランド・ジョフィ
- 主演デミ・ムーア
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「愛すべき御婦人たち」につぐクリスチャン・ジャック監督の作品である。史上に名高いルクレチア・ボルジアの波瀾に富んだ半生を「真夜中の愛情」のジャック・シギュールが脚本に書き、クリスチャン・ジャックと「浮気なカロリーヌ」の原作者セシル・サン・ローランが脚色、台辞はシギュールが担当した。撮影は「愛すべき御婦人たち」のクリスチャン・マトラ、音楽は「嘆きのテレーズ」のモーリス・ティリエ。主演は「浮気なカロリーヌ」のマルティーヌ・キャロル、「三人の名付親」のペドロ・アルメンダリス、イタリアのマッシモ・セラート(「地中海の虎」)で、以下「裁きは終わりぬ」のヴァランチーヌ・テシエ、「愛すべき御婦人たち」のルイ・セニエ、アルノルド・フォア、クリスチャン・マルカンらが助演する。
ネット上の声
- マルティーヌ・キャロルの胸元
- チェーザレのイメージが
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督クリスチャン=ジャック
- 主演マルティーヌ・キャロル
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田口哲の復帰第一回作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督田口哲
- 主演宇佐美淳