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1968年、ベトナム反戦デモが暴動と化した日。平和を訴えた7人は、国家の被告人となった。
1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。ベトナム戦争に反対する平和的なデモは、警察との激しい衝突で幕を閉じた。一年後、デモの首謀者として7人の男たちが国家への反逆罪で起訴される。思想も背景も異なる彼らは、偏見に満ちた裁判長の元で前代未聞の裁判に挑む。これは正義のための抗議だったのか、それとも暴動の扇動だったのか。アメリカ史に刻まれる、衝撃の法廷闘争の記録。
ネット上の声
- 600本の節目ということで、何かこう、キッチリとした雰囲気の作品を見たいな~、と
- 脚本家ソーキンにとってはうってつけの素材
- 大統領選目前のアメリカへのソーキンの檄文
- 法廷劇と民主主義の親和性を示す好例
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間129分
- 監督アーロン・ソーキン
- 主演サシャ・バロン・コーエン
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妻を暴行された陸軍中尉による殺人事件。曖昧な証言と敏腕検事の追及が交錯する、緊迫の法廷劇。
1950年代、アメリカの田舎町。元検事の弁護士ポールは、妻を暴行した男を射殺した陸軍中尉マニオンの弁護を引き受ける。被告人は「抗いがたい衝動」による無罪を主張するが、その証言には嘘の影がちらつく。法廷では、都会から来た切れ者の検事がポールを徹底的に追い詰め、証言は二転三転。被告人の妻の謎めいた態度、暴かれていく人間関係。人間の嘘と真実が渦巻く法廷で、陪審員が下す評決の行方は。
ネット上の声
- 物凄い舌戦が拝める50年代モノクロ法廷劇
- あれ?そのまんまじゃないか・・・
- 再現シーンがない法廷映画
- 160分もある法廷モノ作品
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間160分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ジェームズ・スチュワート
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人種差別が渦巻く南部の町。愛娘を暴行された黒人男性の復讐は、正義か、犯罪か。若き弁護士の信念が法廷で試される。
舞台は人種差別が根強く残る1980年代のアメリカ南部、ミシシッピ州。10歳の黒人少女が白人の男二人に暴行される事件が発生。逮捕された犯人たちに正義の裁きが下らないと悟った父親カールは、自らの手で彼らを射殺。殺人罪で起訴されたカールの弁護を引き受けたのは、若き白人弁護士ジェイク。KKKの脅迫、法廷内外からの圧力、そして陪審員たちの偏見。絶望的な状況の中、ジェイクは法と正義、そして人間の良心に問いかける。魂を揺さぶる法廷ドラマの傑作。
ネット上の声
- アメリカのミシシッピ州で黒人の少女が白人の男2人に強姦されて重傷を負う事件が発生
- 平和主義者も感動で涙する殺人肯定映画
- 見ていて、息苦しくなるほど秀作です。
- ジョエル・シュマッカー監督作品
人種差別、 裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間150分
- 監督ジョエル・シューマカー
- 主演マシュー・マコノヒー
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有罪率99.9%の刑事事件。型破りな弁護士が挑む、0.1%に隠された「事実」。シリーズ史上最も切ない事件の真相とは。
有罪率99.9%という日本の刑事裁判。そこに残された0.1%の事実を追求する型破りな弁護士・深山大翔。彼のもとに舞い込んだのは、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼だった。事件の現場となった村を訪れた深山たちを待っていたのは、巧妙に仕掛けられた数々の罠。調査を進める深山は、謎の弁護士・南雲とその娘エリに出会う。一見、善人に見える南雲だったが、彼は事件の真相を解く鍵を握っていた。シリーズ史上最も困難な事件に、深山と仲間たちが挑む。
ネット上の声
- そこそこでした。映画じゃなくてもよかった
- ドラマ見てないので面白さがわかりません
- 面白い、が映画館で観る作品かどうかは?
- 小ネタが多いテレビドラマの映画化のため、楽しみ方がバラエティーに富み、「前日譚」とセットで見たい作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督木村ひさし
- 主演松本潤
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無実を叫び続けた死刑囚と、彼の無罪を信じた元裁判官。日本の司法に挑んだ、30年以上に及ぶ闘いの記録。
1966年、静岡。一家惨殺事件の犯人として元プロボクサー袴田巌が逮捕され、死刑判決。しかし、判決を下した裁判官の一人、熊本典道は、捜査と自白に強い疑念を抱いていた。自らの判断に苦悩した末、彼は裁判官を辞職。袴田の無実を信じ、たった一人で再審を求める孤独な闘いを始める。閉ざされた司法の壁、そして過ぎていく時間。命の尊厳を問いかける、衝撃の実話。
ネット上の声
- 【ボックス!】以上の意味を持つ【BOX】
- 1万円出しても、僕はこの映画を観る。
- 映画製作&上映を決めた勇気に拍手喝采
- 重苦しいですが、見て良かったです!
冤罪、 社会派ドラマ、 裁判・法廷、 実話
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督高橋伴明
- 主演萩原聖人
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「Shall we ダンス?」の周防正行監督、11年ぶりの新作は、痴漢冤罪事件をテーマにした社会派法廷ドラマ。通勤ラッシュ時に電車に乗っていたフリーターの徹平は、電車を乗り換える際に女子中学生から痴漢行為を問いただされ、そのまま駅事務所、そして警察へと連行される。警察、検察の執拗な取り調べにも、徹平は「ボクはやってない」と答え続けるが……。主演の徹平に加瀬亮、共演に瀬戸朝香、役所広司ら。
ネット上の声
- 被害者は鉄道会社を訴えてみてはいかがか?
- 家族に冤罪を突きつけられた経験者として
- 私も『冤罪経験者』で『痴漢被害者』
- 私たちならば真実は見抜けるのか?
冤罪、 裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督周防正行
- 主演加瀬亮
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Netflixで2023年5月23日から配信。
ネット上の声
- もうひとつドキュメンタリーを
- 深刻に辛い話だけど、生きたジャーナリズムがどのようなものかを目の当たりにするドキ
- 性被害を通報したら、加害者が権力者、犯人探しに時間を割けない警察に虚偽罪を着せら
- 性暴力の被害を訴えた女性が、こともあろうに「ウソをでっちあげた」として警察に逮捕
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ナンシー・シュワルツマン
- 主演---
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我が子を殺した罪に問われた女性の裁判の行方を実話を基に描き、2022年・第79回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞を受賞した法廷劇。
フランス北部の町サントメール。女性作家ラマは、生後15カ月の娘を海辺に置き去りにして死亡させた容疑で逮捕された若い女性ロランスの裁判を傍聴する。セネガルからフランスに留学し、完璧なフランス語を話すロランス。被告本人や娘の父親である男性が証言台に立つが、真実は一体どこにあるのかわからない。やがてラマは、偶然にも被告ロランスの母親と知り合う。
「私たち」などのドキュメンタリー作品で国際的に高く評価されてきたセネガル系フランス人監督アリス・ディオップがメガホンをとり、作家マリー・ンディアイが脚本に参加。「燃ゆる女の肖像」のクレール・マトンが撮影を手がけた。
ネット上の声
- 本当に裁判に傍聴しているように感じるこのリアル感。
- プログレゴスペル? なBGMも新鮮
- 難しかった
- 移民として、母として、娘として。複層的な視点によって見えてくるもの
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間123分
- 監督アリス・ディオップ
- 主演カイジ・カガメ
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首席検事補ラスティが、同僚の検事補キャロライン殺害事件を担当することになる。実はキャロラインはラスティの不倫相手だった。捜査を進めていくうちに、浮かび上がる犯人像はラスティを指し……。スコット・トゥローの大ベストセラーを映画化。ハリソン・フォード演じるラスティの苦闘を緊張感たっぷりに描く推理サスペンス。
ネット上の声
- 有罪判決が出るまでは、被告人は無罪と推定
- 蛇女にからめとられたハリソン・フォード
- その面白さにビックリ! 超お薦めです!
- 敏腕検事が裁かれる・・火遊び注意!!
冤罪、 裁判・法廷、 サスペンス
- 製作年1990年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督アラン・J・パクラ
- 主演ハリソン・フォード
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「アンダーワールド」「トータル・リコール」のケイト・ベッキンセールが主演する法廷サスペンスドラマ。腐敗した法システムと戦い続けてきた女性弁護士のケイトは、そのストレスからアルコール依存症となり、娘の養育権を失ってしまう。娘との関係修復のため、依存症から抜け出そうと努めるケイトは、ある日、殺人事件で有罪判決を受けた女性レイシーの弁護を依頼される。涙ながらに自分はやっていないと訴えるレイシーに冤罪の可能性を感じたケイトは、事件の真相を調査。さまざまな偽証が明らかになっていく。裁判はケイトとレイシーにとって好転し、最終弁論の日を迎えるが……。
ネット上の声
- 特にいいところもなければ悪いところもない
- 法廷サスペンスとして見てはいけない
- ヒューマンドラマとして観ればよい
- 『裁判とはウソつき大会さ』
冤罪、 裁判・法廷
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督カレン・モンクリーフ
- 主演ケイト・ベッキンセイル