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1950年代のローマ、公務に疲れた王女とスクープを狙う新聞記者が織りなす、たった一日の奇跡のような恋物語。
舞台は1950年代、永遠の都ローマ。ヨーロッパ最古の王室の王女アンは、過密な公務に疲れ果て、滞在先の宮殿を密かに脱走。鎮静剤のせいで街のベンチで眠り込んでしまった彼女を助けたのは、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレー。翌朝、彼女がアン王女だと気づいたジョーは、正体を隠してローマの街を案内し、王女の逃避行という世紀のスクープを狙う。しかし、「普通の女の子」として自由を満喫するアンの無邪気な姿に触れるうち、彼の心には恋が芽生え始める。限られた時間の中で深まる二人の想い。
ネット上の声
- 「それぞれの都市にそれぞれの魅力があり………ローマ。」
- 彼女は呟く「あの時は本当に楽しかった」と
- 心の中の宝箱にしまっておきたい二人の恋
- レビューを記すのが、恐れ多いです(平伏)
恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演オードリー・ヘプバーン
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真珠湾攻撃が迫るハワイを舞台にアメリカ陸軍組織の腐敗や男女の愛と苦悩を描き、1954年・第26回アカデミー賞で作品賞・監督賞など8部門に輝いた名作。ジェームズ・ジョーンズのベストセラー小説を原作に、名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとり、バート・ランカスター、フランク・シナトラら豪華キャストが集結した。1941年、ホノルルの陸軍兵営に配属された青年プルーイットは、中隊長の命令に逆らったため嫌がらせを受けるように。曹長ウォーデンは反抗をやめるよう説得するが、プルーイットは聞き入れようとしない。ある日、プルーイットはクラブで知りあった女性ロリーンと恋に落ちる。一方、ウォーデンは中隊長の妻カレンと不倫関係にあった。
ネット上の声
- チャタヌガ・チュー・チューを歌う『イタ公』のシナトラ。あれ?!日独伊三国同盟♥
- あっさりと味方に撃ち殺されてしまうモンゴメリー・クリフト
- クリフトとランカスターの対照的な男の生き方
- 軍隊は男の魔窟、女はそこから距離を置き…
夏に見たくなる、 恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演バート・ランカスター
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「火の接吻」のアンドレ・カイヤットと「二百万人還る」のシャルル・スパークの合作になるオリジナル・シナリオ(台詞はスパーク)から、カイヤットが監督した一九五〇年作品で、安楽死裁判をめぐる陪審員の行動から、人が人を裁くことの問題を追求する。五〇年ヴェニス国際映画祭でグランプリを受賞。このコンビの「われわれは皆殺人者だ」(52)と対をなす作品である。撮影は「火の接吻」のジャン・ブルゴワン、音楽は「トパーズ」のレイモン・ルグランの担当。出演者はコメディ・フランセーズのクロード・ノリエ、「情婦マノン」のミシェル・オークレール、「流血の港」のレイモン・ビュシェール、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクール、「狂恋」のマルセル・ペレス、「花咲ける騎士道」のノエル・ロックヴェール、「幻の馬車」のヴァランティーヌ・テシエ、「幸福の設計」のアネット・ポアーヴル、「一日だけの天国」のアントワーヌ・バルペトレ、「賭はなされた」のマルセル・ムールージらが共演。
ネット上の声
- 恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断
- 一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度
- 陪審員の判決に至る過程をドラマチックに描くカイヤットの秀作
- まだまだ知らない名画がありました!
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ヴァランティーヌ・テシエ
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一九五三年五月二十九日ハント大佐指揮下の一行中、ヒラリーとテンシンによって初めてその頂上を征服したエヴェレスト登頂の色彩記録映画(テクニカラー版)である。世界の最高峰エヴェレスト(二万九千二呎)は、過去三十年間に十回、登頂が企てられて失敗しており、こんどの第十一回目の企ては、英国地学協会と英国山岳会によって、エリザベス女王戴冠の年に行われた。映画中には一九二二年及び二四年の遠征のJ・B・L・ノエル大佐撮影のフィルムも挿入されているが、今回の撮影は登山や探検の撮影に豊富な経験を持つトマス・ストバートが当った。なお、標高の高い山岳部分の撮影はジョージ・ロウの担当。作曲はアーサー・ベンジャミン、指揮はミューア・マシーソン。解説はルイス・マックネイスが執筆し、メレディス・エドワーズと探検隊の一行によって語られる。
登山、 ドキュメンタリー
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間78分
- 監督ジョージ・ロウ
- 主演---
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一九五三年六月二日の英国女王エリザベス二世戴冠式をテクニカラーで撮影した長篇記録映画。J・アーサー・ランク傘下の記録映画プロデューサー、キャスルトン・ナイトが製作、総監督に当った。音楽顧問およびロンドン・シンフォニー・オーケストラの演奏指揮はマルコム・サージェント、作曲はガイ・ウォラック。NHKアテウンサー藤倉修一が日本語版の監修解説を担当。日本語版は天皇の御名代として参列した皇太子に焦点を置いて編集。
ドキュメンタリー
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督キャッスルトン・ナイト
- 主演---