-
「エデンの東」のエリア・カザンが「欲望という名の電車」に次いで再びテネシー・ウィリアムズの原作をとりあげ、南部を舞台とし、19歳の貧しい少女と、それを取り巻く2人の男性の愛欲ドラマを描いた。テネシー・ウィリアムズが自ら脚本を書き、撮影は「波止場」のボリス・カウフマン、作曲をラジオ・シティ・ミュージック・ホールのケニョン・ホプキンスが担当した。主演はブロードウェイ出身の新星キャロル・ベイカー(33年生れ)、「波止場」のカール・マルデン、演劇俳優で映画初出演のイーライ・ウォラック。それにミルドレッド・ダンノックなど。
ネット上の声
- 押し倒さなくてもエロチック
- 歪んだ結婚生活を送る幼妻を若きキャロル・ベイカーが渾身の演技
- いつものエリアカザンにいつものテネシーウィリアムズだった
- 微妙かなと思ったらなんだかんだ愉快な作品で楽しかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督エリア・カザン
- 主演カール・マルデン
-
マーガレット・ランドンの伝記小説「アンナとシャム王」を原作とするブロードウェイの大ヒット舞台を映画化し、1957年・第29回アカデミー賞で5部門に輝いた名作ミュージカル。1862年。夫を亡くしたイギリス人女性アンナは息子を連れ、シャム王国の王子や王女の家庭教師を務めるため同国の首都バンコクへやって来る。文化や習慣の違いに戸惑うアンナは、尊大で頑固なシャム王と衝突を繰り返しながらも次第に打ち解けていくが……。ブロードウェイ版に続いてユル・ブリンナーがシャム王を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。「地上より永遠に」のデボラ・カーがアンナを演じた。「麗しのサブリナ」の脚本家アーネスト・レーマンが脚色を手がけ、「ショウほど素敵な商売はない」のウォルター・ラング監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- スキンヘッドのユル・ブリナーを今見ると、どうしても笑ってしまいますが、彼の出世作
- エトセトラ、エトセトラ、エトセトラァ〜!
- ミュージカル映画としては今ひとつ☆2つ
- 細かい点には目をつぶって見よう
ミュージカル
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間133分
- 監督ウォルター・ラング
- 主演ユル・ブリンナー
-
8歳の少女が殺人事件を犯すショッキングなテーマを描いた作家ウィリアム・マーチの原作を「栄光何するものぞ」の脚本を執筆した劇作家マックスウェル・アンダースンが劇化、ブロードウェイで記録的上演を続けたものを「巨象の道」のジョン・リー・メインが脚色し、「荒野の貴婦人」のマーヴィン・ルロイが監督、同じくハロルド・ロッソンが撮影を担当した。音楽は「ながれ者」のアレックス・ノース。主演は、殆ど舞台そのままで主人公のローダに10歳のパティ・マコーマックのほか「ターザン砂漠へ行く」のナンシー・ケリー、「理由なき反抗」のウィリアム・ホッパー、「傷だらけの栄光」のアイリーン・ヘッカート、「ジャイアンツ」のポール・フィックスなど。
ネット上の声
- 夏に最適(笑)これは全く前情報見なくて良かった。少女は殺人を犯した...
- アマゾン・プライムでレンタル料を払って鑑賞
- “悪い種子”って身も蓋もないんですが・・
- 元ネタは「メアリー・ベル事件」
ホラー
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督マーヴィン・ルロイ
- 主演パティ・マコーマック
-
「ハムレット(1947)」に続く、サー・ローレンス・オリヴィエによるシェークスピア劇の映画化。製作・監督はオリヴィエが担当し且つ主役のリチャード三世に扮している。脚色はアラン・デントにオリヴィエが協力し、協力監督はアンソニー・ブッシェル。撮影は「白人酋長」のオットー・ヘラー、音楽は「ハムレット(1947)」のウィリアム・ウォルトン。オリヴィエの他、主な出演者は「ロミオとジュリエット(1954)」のジョン・ギールグッド、「落ちた偶像」のラルフ・リチャードソン、「二つの世界の男」のクレア・ブルーム、「トロイのヘレン」のセドリック・ハードウィックとスタンリー・ベイカー、「ロミオとジュリエット(1954)」のノーマン・ウーランドなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国イギリス
- 時間160分
- 監督ローレンス・オリヴィエ
- 主演ローレンス・オリヴィエ
-
ロシア革命の犠牲から奇跡的に逃れ今も生存を伝えられるロマノフ王朝の皇女アナスタシアに絡まる恋と陰謀を描いた話題作。原作はガイ・ボルトンの潤色によるフランスのマルセル・モーレットの戯曲により、「旅情」のアーサー・ローレンツが脚色、「愛情は深い海の如く」のアナトール・リトヴァクが監督した。撮影は「旅情」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「バス停留所」のアルフレッド・ニューマン。主な出演者は、「王様と私」のユル・ブリンナー、「われら女性」以来久々のイングリッド・バーグマン、「砂漠部隊」のエイキム・タミロフ、舞台からヘレン・ヘイズなど。
ネット上の声
- お金や地位より “愛” と “自由”
- 歴史の闇に消えたプリンセスをめぐって
- イングリッド・バーグマンの映画
- 実力そしてベテラン女優の存在
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督アナトール・リトヴァク
- 主演ユル・ブリンナー
-
ビクトリア王朝時代のイギリス。80日で世界一周できるかどうか賭けをした紳士・フォッグは、召使い・パスパトゥを連れて旅に出た。花の都・パリでは気球を買って飛び立ち、スペインでは闘牛士となり、カルカッタでは姫を助け、フォッグは旅を続けていくが…。
ネット上の声
- あぁ、もう1度「テアトル東京」で観たい。
- 朗らかで楽しいけど、デタラメが多く安易!!
- 日付変更線がキーポイント
- 日本でのシーンが楽しい
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間169分
- 監督マイケル・アンダーソン
- 主演デヴィッド・ニーヴン
-
後期印象派画家の1人、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの生涯を描いたアーヴィング・ストーンの同名小説の映画化。「青いヴェール」のノーマン・コーウィンが脚色、「お茶と同情」のヴィンセント・ミネリが監督した。撮影は「ボワニー分岐点」のフレディ・ヤング、「最後の銃撃」のラッセル・ハーランの2人、音楽は「悪人への貢物」のミクロス・ローザ。主演は「OK牧場の決斗」のカーク・ダグラス、「道」のアンソニー・クイン。共演は英国の舞台俳優ジェームズ・ドナルド、パメラ・ブラウン、ジャネッタ・ステーキなど。
ネット上の声
- ピュアで不器用なヴィンセント
- 生前の苦悩。死後の名声。
- 実在の人物を描く難しさ
- 絵画の色がすばらしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督ヴィンセント・ミネリ
- 主演カーク・ダグラス
-
米国空軍省勤務のディーン・ヘス大佐が自らの経験を綴った同名の著書をチャールズ・グレイソンとヴィンセント・B・エヴァンスが共同脚色、「風と共に散る」のダグラス・サークが監督した朝鮮戦争をめぐる人間愛の物語。主演は「ジャイアンツ」のロック・ハドソン、「山」のアンナ・カシュフィ。「裏切りの町角」のダン・デュリエ、「ボスを倒せ!」のマーサ・ハイヤーが助演する。
ネット上の声
- ロック・ハドソンがあまりにもシームレスに戦線復帰するのでなんか見落としたのかと思
- テーマ曲はリパブリック賛歌なる音楽らしいが、どっからどう聞いてもヨドバシカメラの
- 第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけて戦った実在の空軍大佐を描く戦争映画です
- 「大空の凱歌 」
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演ロック・ハドソン
-
1954年、ブロードウエイで上演されたN・リチャード・ナッシュの舞台劇をナッシュ自ら脚色、監督も舞台の演出者、ジョセフ・アンソニーが担当した夢と愛情に満ちた物語。撮影監督は「純金のキャデラック」のチャールズ・ラング、音楽は「悪い種子」のアレックス・ノース。主演は「空中ぶらんこ」のバート・ランカスター、「ロマンス・ライン」のキャサリン・ヘップバーンを中心に、「戦塵」のウェンデル・コーリー、「法律なき町」のロイド・ブリッジス、新人イヴォンヌ・ライムなど。
ネット上の声
- 世界中の映画学校でプロットのお手本としてこれを学生たちに見せなきゃいけない
- 2014/11/25鑑賞(鑑賞メーターより転載)
- 子供の頃NHKテレビで見ました。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ジョセフ・アンソニー
- 主演キャサリン・ヘプバーン
-
露の文豪レオ・トルストイの不朽の名作“戦争と平和”の映画化である。伊のポンティ=デ・ラウレンティイス・プロの作品。製作は「ユリシーズ」のディノ・デ・ラウレンティス。脚色はブリジット・ボーランド、ロバート・ウェスタービーに伊のマリオ・カメリーニとエンニオ・デ・コンチーニさらに監督のキング・ヴィダーと5名が協力し、「星のない男」のヴィダーが監督している。協力監督は「河の女」のマリオ・ソルダーティ、撮影は英のジャック・カーディフと伊のアルド・トンティの共同。編曲は「平和に生きる」のニーノ・ロータ、音楽監督はフランコ・フェラーラ。出演は「麗しのサブリナ」のオードリー・ヘップバーン、「ミスタア・ロバーツ」のヘンリー・フォンダ、「美しのロザリンダ」のメル・ファーラーを中心に、「ラプソディー」のヴィットリオ・ガスマン、「ホブスンの婿選び」のジョン・ミルズ、「絶壁の彼方に」のハーバート・ロム「地獄の翼」のアニタ・エクバーグ、「ガラスの靴」のバリー・ジョーンズ、「エディ・フォイ物語」のミリ・ヴィターレ、「貴女は若すぎる」のアンナ・マリア・フェレロ、「水爆持逃げ道中」のオスカー・ホモルカなど。
ネット上の声
- 苦難の時も人生を愛せ、人生が全てだから。トルストイの言葉の引用
- リドミュラ=ナターシャへの想いを覆すまでには…
- “人生(命)を愛するということ”
- 輝きを失わないのはヘプバーンだけ
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ,イタリア
- 時間208分
- 監督キング・ヴィダー
- 主演オードリー・ヘプバーン