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フランシス・フォード・コッポラ監督の代表作「ゴッドファーザー」のシリーズ第2作。前作でコルレオーネ・ファミリーの首領となったマイケルの苦悩の日々と、彼の父ビトーの若き日を交錯させながら描く。1958年。亡き父ビトーの後を継いでファミリーのボスの座に就いたマイケルは、収入源であるラスベガスに近いネバダ州タホー湖畔に根拠地を移す。そんな彼は、ことあるごとに偉大な父を思い出していた。1901年、シチリア島。9歳のビトーはマフィアに両親と兄を殺されて天涯孤独となり、単身ニューヨークへと渡る。リトルイタリーで成長した彼は、街を牛耳るギャングを暗殺したことをきっかけに移民たちの信頼を集め、頭角を現していく。第47回アカデミー賞で作品賞など6部門を受賞。若き日のビトーを演じたロバート・デ・ニーロは同助演男優賞に輝いた。
ネット上の声
- 父に近づかんとしようとするが一向に離れていく。 マイケルの髪を触る...
- 実はマフィア映画と西部劇には少し苦手意識があり、若干避け気味でした
- フランシス・フォード・コッポラの最高傑作
- 2作で完成する美しくも哀しい壮大な叙事詩
ヤクザ・ギャング
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間200分
- 監督フランシス・フォード・コッポラ
- 主演アル・パチーノ
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巨匠フェデリコ・フェリーニが故郷であるイタリア北部の港町リミニを舞台に撮りあげた半自伝的作品。自身の幼少期のエピソードを盛り込みつつ、ある少年が家族や個性的な人々と触れ合いながら大人の世界をのぞき込む姿を、季節の移ろいとともに温かいまなざしで描く。1930年代。港町リミニで暮らす少年チッタは、学校の友人たちとイタズラに明け暮れる毎日を送っていた。年上の女性グラディスカに憧れるチッタだったが、子ども扱いされ全く相手にされない。町にファシズムの足音が忍び寄る中、チッタの周囲では様々な出来事が起こり、その年は彼にとって生涯忘れられない1年となる。第47回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。1974年製作・公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- 猥雑、混沌でも整然。易しくないけど優しい
- そしてまた綿毛の舞う季節がやってくる
- フェリーニの「おっぱいバレー」
- やはり名作なのでありました
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間124分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演ブルーノ・ザニン
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1930年代のロサンゼルスを舞台に、政治的陰謀に巻き込まれた私立探偵の戦いを描いた名作ハードボイルド。「さらば冬のかもめ」のロバート・タウンが脚本を手がけ、1975年・第47回アカデミー賞で脚本賞を受賞。「ローズマリーの赤ちゃん」のロマン・ポランスキー監督がメガホンをとり、ジャック・ニコルソンが主演を務めた。私立探偵ジェイク・ギテスは水道局幹部モーレイの妻と名乗る女性から、モーレイの浮気調査を依頼される。モーレイに若い恋人がいることを突き止めたギテスは、同時に彼が新ダム建設に反対していること、そして町の実力者である義父クロスと対立していることを知る。やがてギテスが撮影したモーレイの浮気現場の写真がゴシップ誌に掲載され、モーレイの本当の妻が弁護士を伴ってギテスの事務所に乗り込んでくる。そんな中、モーレイが溺死体となって発見され……。共演に「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイ、「マルタの鷹」などの監督ジョン・ヒューストン。
ネット上の声
- 犯罪の謎解きから突然家族模様の掘り下げへ急展開
- 特典映像である製作サイドの作品解説は必見
- フィルム・ノワールミステリーの傑作です!
- あ~切なくて素晴らしい映画らしい映画!!
探偵、 サスペンス
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間131分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ジャック・ニコルソン
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第47回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞作。「地獄の黙示録」「ディア・ハンター」といったベトナム戦争映画に多大な影響を与えた言われるドキュメンタリー。エゴイスティックな政治家、元米兵、ベトナム難民など戦争を体験した様々な層の人間からの証言を積み重ね、無意味な戦争の真実を浮かび上がらせていく。監督は、アメリカのテレビ各局で数々のドキュメンタリーを手がけてきたピーター・デイビス。2010年に日本劇場公開。ベトナム戦争終結から40年となる15年、HDリマスター版でリバイバル。
ネット上の声
- 戦争終結前に撮影した命懸けのドキュメント
- 自由を求めて闘う力は、誰にも止められない
- 数々のベトナムものと違うインパクト。
- ぼく 62歳 公開の時に見てる
リアルな戦闘シーンがある、 ドキュメンタリー
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ピーター・デイヴィス
- 主演---
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72歳になるハリーは愛猫のトントと一緒にニューヨークの古いアパートに暮らしていた。しかし建物の取り壊しが決まり、ハリーは退去せざるをえなくなる。近くに住む長男の家は居心地が悪かったため、ハリーはトントをつれてシカゴに暮らす娘を訪ねることに。車で旅するハリーは様々な人々と出会う……。孤独な老人のアメリカ横断行を明るくドライに綴る。アート・カーニーがバイタリティあふれる主人公を好演。
ネット上の声
- おじいちゃん+猫1匹のオスカー受賞作。
- ありがとう、君がいてくれて・・
- 老人ハリーは「みんな」なのだ
- 静かな人生も大切なんですね。
猫(ネコ)、 旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ポール・マザースキー
- 主演アート・カーニー
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突然の事故で夫を亡くした中年女性とその長男の旅を描く。製作はデイヴィッド・サスキンドとオードリー・マース、監督は「ミーン・ストリート」の新人マーティン・スコセッシ、脚本はロバート・ゲッチェル、撮影はケント・ウェイクフォード、音楽はリチャード・ラサール、編集はマーシア・ルーカス。出演はエレン・バースティン、クリス・クリストファーソン、ビリー・グリーン・ブッシュ、ディーン・ラッド、レリア・ゴルドーニ、レーン・ブラッドバリー、ヴィック・タイバック、アルフレッド・ルッターなど。
ネット上の声
- 夫を亡くしたシングルマザーのアリスが歌手になりたいというかつての夢を叶えるため1
- なんと!スコセッシの女性映画。
- ほのぼのとしたロードムービー
- スコセッシ作品で一番好きかも
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督マーティン・スコセッシ
- 主演エレン・バースティン
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アガサ・クリスティの名作推理小説「オリエント急行の殺人」をオールスターキャストで映画化したミステリー。1935年、私立探偵エルキュール・ポアロは大陸横断列車オリエント急行に乗り、ロンドンを目指していたが、豪雪のため列車が立ち往生してしまう。そしてその夜、列車内でアメリカ人の富豪ラチェットが何者かに殺害されるという事件が発生。ポアロは乗客たちから事情を聴き、事件の調査を開始するが、やがて殺されたラチェット氏と5年前にアメリカで起こったある事件とのつながりが見え始め、意外な真相が明るみになる。第47回アカデミー賞ではイングリッド・バーグマンが助演女優賞を受賞したほか、主演男優賞、脚色賞など計6部門にノミネートされた。
ネット上の声
- アガサ・クリスティの作品が好きで今作を鑑賞😊
- シドニー・ルメットの「職人芸」冴えまくり
- A・クリスティーの傑作が、映画で大傑作に
- 絢爛豪華で本当に贅沢なミステリーの名作
サスペンス
- 製作年1974年
- 製作国イギリス
- 時間128分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演アルバート・フィニー
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サンフランシスコにそびえ立つ地上138階の超高層ビルの落成式の日、発電機の故障から発火、たちまちビルは炎の地獄と化した。製作はアーウィン・アレン、共同製作はシドニー・マーシャル、監督はジョン・ギラーミン、アクション・シークエンス監督はアーウィン・アレン、脚本はスターリング・シリファント、原作はリチャード・マーティン・スターンの「ザ・タワー」、トーマス・N・スコーティアとフランク・M・ロビンソン共著の「ザ・グラス・インフェルノ」、撮影はフレッド・コーネカンプ、アクション・シークエンス監督はジョセフ・バイロック、音楽はジョン・ウィリアムス(2)、編集はハロルド・クレスとカール・クレスが各々担当。出演はポール・ニューマン、スティーヴ・マックィーン、ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、スーザン・ブレークリー、リチャード・チェンバレン、ジェニファー・ジョーンズ、O・J・シンプソン、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー、スーザン・フランネリー、オーマン・バートンなど。
ネット上の声
- 封切りの時ポスターのリアルイラストのビジュアルのインパクトは1976年のキングコ
- 燃え盛る炎の中で繰り広げられる圧巻のドラマ!
- これを越えるパニック映画はない。
- 豪華パニック映画の先鞭と云える
火災、 ヒューマンドラマ、 パニック、 アクション
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間165分
- 監督ジョン・ギラーミン
- 主演スティーヴ・マックィーン
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F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説をロバート・レッドフォード主演で映画化。「ゴッドファーザー」シリーズのフランシス・フォード・コッポラが脚本を手がけ、「年上の女」のジャック・クレイトンが監督を務めた。1920年代のアメリカ。ニューヨーク郊外のロングアイランドの豪邸で暮らす大富豪ギャツビーは、毎夜のように盛大なパーティを催していた。隣人ニックはパーティに招待され、謎に包まれたギャツビーの過去を徐々に知るようになる。ダコタの農家に生まれたギャツビーは、第1次世界大戦中にデイジーという女性と出会い恋に落ちる。しかしギャツビーがフランス戦線へ送られた後、デイジーはシカゴの富豪と結婚。帰国したギャツビーはその事実を知り苦しむが、再び彼女の愛を取り戻すことを決意し、5年の歳月をかけて大富豪へとのし上がっていく。1975年・第47回アカデミー賞で衣装デザイン賞と編曲賞を受賞。
ネット上の声
- レッドフォードのギャツビー なんか違う
- 心配でしたが一見の価値ありだと思います
- レッドフォード版・狂乱の時代。
- 金持ちの恋?…退屈極まれり
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間141分
- 監督ジャック・クレイトン
- 主演ロバート・レッドフォード
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1970年、ロサンゼルスを襲った大地震をモデルにしたパニック映画。新たに開発されたセンサラウンド方式と呼ばれる、特殊なスピーカーから出る低周音波によって肉体に振動感を与えるシステムが採用されている。製作総指揮はジェニングス・ラング、製作・監督はマークロブソン、脚本は「ゴッドファーザー」のマリオ・プーゾとジョージ・フォックス、撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はジョン・ウィリアムス(2)、編集はドロシー・スペンサー、美術監督はアレクサンダー・ゴリッツェン、特殊装置はアルバート・ウィトロック、特殊撮影はクリフォード・スタインが各々担当。出演はチャールトン・ヘストン、エヴァ・ガードナー、ジョージ・ケネディ、ローン・グリーン、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、リチャード・ラウンドツリー、マージョー・ゴートナー、バリー・サリヴァン、ヴィクトリア・プリンシパルなど。
ネット上の声
- '74年の作品なのでね、もっとゆったりと描かれてたかな?って思ってたけどちゃんと
- 米加州で30年以内に百%近い確率で大地震
- 悪状況下ストレスを強いられた人がとる行動
- 幾つかあるヘストンのパニックものの一本
アクション
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ
- 時間122分
- 監督マーク・ロブソン
- 主演チャールトン・ヘストン