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2023年・第24回東京フィルメックス「メイド・イン・ジャパン」部門上映作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岩崎敢志
- 主演村上由規乃
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主演を務めた俳優の田村魁成が企画・プロデュース、「愛のくだらない」などで注目される野本梢監督がメガホンを取り、過去の凶日の思い出を乗り越えていくほろ苦さを描いた中編作品。野本監督の「彼女たちの話」に出演した田村が、野本に監督をオファーして本作が実現した。
「最悪や」が口癖の誠は高校生のとき、キャプテンの未生に頼まれて女子フットサル部の引退試合を手伝った。その時、未生の采配によって試合に出られなかった秋保を励まそうとしたが、未生にさえぎられて微妙な空気のまま別れることになってしまう。卒業してからも秋保を思い続けている誠は、ある特技で秋保をひきつけようともがいている。しかし不運は続き、現実を突きつけられていく中で、すべての元凶であるあの日の真実に気づいていく。
主人公の誠を田山、高校時代からの腐れ縁である未生を「オーファンズ・ブルース」の村上由規乃、誠が恋心を抱き、同じ部活出身だが未生とは距離のある秋保役を「浮かぶ」の田中なつがそれぞれ演じた。
ネット上の声
- 新宿K'sシネマでの公開最終日、ギリギリようやく鑑賞出来ました
- 週一回の都心への出勤日
- 舞台挨拶付き鑑賞
- ストーリーが明確にある分、伝わりにくさが気になる箇所が多いが、その説明不足を補っ
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督野本梢
- 主演田村魁成
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東京都多摩市でインディペンデント映画の上映などを行っているカフェバー「キノコヤ」が初めて製作した長編映画。
友達の誘いで知らない町、十函(とばこ)にアルバイトの面接に訪れたサカグチは、仕事内容の理不尽さにバイトを断って家に帰ろうとする。しかし、なぜかすんなり帰ることができず、町をさまようなかで謎めいた出会いと別れを繰り返す。
かつて鋳物工業で栄え、現在も工場街のある埼玉県川口市の領家で撮影が行われ、時代の変遷の中で失われつつある都市近郊の風景の痕跡を、さまよい歩く主人公の姿を通して映し出す。出演は「ふゆうするさかいめ」のカワシママリノ、「オーファンズ・ブルース」「街の上で」の村上由規乃ら。監督は「ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ」の黒川幸則。
ネット上の声
- キャンドルジュンの記者会見ライブ配信にかなり持ってかれそうになったけど、何とか自
- かつて十函町には一家に1台スケボーがあった→人間の数よりもスケボーが多かった、と
- 十函(トバコ)という街...何かあるようで何もない、道の狭い住工混在地域をひたす
- 初めて来た街、用事を済ませて帰宅するはずなのに、 何となくいつまで...
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督黒川幸則
- 主演カワシママリノ
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「私は渦の底から」の野本梢が監督・脚本を手がけ、2020年・第14回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門で弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した長編作品。地方局のアシスタントプロデューサーとして働く33歳の女性・景は、同棲中の頼りない彼氏ヨシに別れを切り出せないまま、妊活に励むフリをしていた。そんなある日、ヨシは自分が妊娠したことを景に告げるが、景は当然ながら信じない。仕事がトラブル続きで多忙を極める景は、ヨシを放置したまま友人の家で寝泊まりするうちに、次第に周囲との歯車が狂い始める。第14回田辺・弁慶映画祭の受賞作品を劇場公開する特集企画「田辺・弁慶映画祭セレクション2021」(2021年8月27日~9月16日、東京・テアトル新宿/2021年9月24日~9月30日、大阪・シネ・リーブル梅田)で上映され、同年10月に池袋シネマ・ロサほかで単独劇場公開。
ネット上の声
- 人に寄りかかることに有り難みを覚える、今の自分に刺さりすぎた1本
- 先週土日で、舞台挨拶があった本作
- リアルでした
- 鑑賞後パンフレットを読んで、本作が野本監督の実体験をもとにした脚本だと知って驚き
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督野本梢
- 主演藤原麻希
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神奈川県大和市を舞台にした5つの物語を5人の監督が紡いだオムニバス映画。同市出身である「大和(カリフォルニア)」の宮崎大祐監督が企画を務め、「小さな声で囁いて」の山本英監督、「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬監督、「みちていく」の竹内里紗監督、「わたしたちの家」の清原惟監督が参加。市役所で働く女性の何でもない特別な日をつづった「あの日、この日、その日」(山本監督)、名物喫茶店「喫茶フロリダ」を舞台に繰り広げられる奇妙な対話劇「四つ目の眼」(冨永監督)、街中に同じステッカーが貼られていることに気づいた清掃員の冒険を描く「まき絵の冒険」(竹内監督)、大和での日常の動画を撮る2人の女性が不思議な世界に迷い込んでいく「エリちゃんとクミちゃんの長く平凡な一日」(宮崎監督)、高校を卒業したばかりの女性が海を目指す「三月の光」(清原監督)の5本で構成。
ネット上の声
- 帰りたくなる街、大和市
- 舞台挨拶あり
- 総合芸術たる映画に於いては観るものの想像力の邪魔にしかならない物語なんてえ無粋な
- 宮崎大祐監督が縁ある監督たち4人と撮った大和市を舞台とした 5本のオムニバス
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督山本英
- 主演村上由規乃
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本作の撮影後に逝去した、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科出身の映画監督・柘植勇人の劇場デビュー作。何でも屋として怠惰な生活を送る陽平がある日家へ帰ると、見ず知らずの赤ん坊を抱いた恋人の凛子の姿があった。「赤ちゃん、持ってきちゃったみたい」との凛子の言葉に驚きあきれる陽平だったが、凛子は未来のない生活の中で誘拐という形で強引に母になろうとしていた。やがて、陽平は赤ん坊と向き合いはじめるが……。陽平役を松尾渉平、凛子役を「オーファンズ・ブルース」の村上由規乃がそれぞれ演じる。監督の意志を受け継いだ撮影の米倉伸が編集を担当し、本作を完成させた。
ネット上の声
- 凄い事が起こっている。
- 牛糞トリップ?
- 最近面白かったことは?に対する凛子の言葉とその時の表情、トンネルを抜けて叫ぶ陽平
- テーマと予告編からバチバチ純文学な作品をイメージ(及び期待)して行ったけど、全然
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督柘植勇人
- 主演松尾渉平
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失われゆく記憶に苦悩しながら幼なじみを探す女性の旅路を描き、ぴあフィルムフェスティバル2018グランプリを受賞したロードムービー。夏が永遠のように続く世界で生きるエマ。記憶が欠落する病を抱える彼女は、常にノートを持ち歩いて些細なことでもメモをしている。そんな彼女のもとに、行方不明の幼なじみヤンから象の絵が届く。消印を手がかりにヤンを探す旅に出たエマは、ヤンの弟バンら関わりのある人々に出会う。しかし旅が進むにつれ、エマの記憶の欠落は加速していき……。主演は「赤い玉、」「クマ・エロヒーム」の村上由規乃。
ネット上の声
- 昨日見た「思い立っても凶日」に出演されていた女優さん、村上由規乃さんが良かったの
- さまよえる孤児たちに惹きつけられる
- さまよえる孤児たちに惹きつけられる
- 正直言ってだめ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督工藤梨穂
- 主演村上由規乃
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第三者による卵子提供での出産成功と少子高齢化社会をテーマに描いた近未来SF。監督は、本作が劇場デビュー作品となる坂田貴大。主演は、高橋伴明監督の「赤い玉、」でデビューし、瀬々敬久監督の「菊とギロチン」などに出演した村上由規乃。宗教団体「ヤヌーカの丘」によって管理されているある惑星。教団は妊娠と出産を激しく推奨するが、エマとアユムに子どもが宿ることはなかった。2人はベビーカーに乗せられた赤ん坊の人形を子ども代わりにしていたが、アユムは子どもができない理由が自分にあることをわかっていた。エマ役を村上、アユム役をシガヤダイスケ監督の「春みたいだ」の古矢航之介がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- この世界では何か望むこと自体が虚しくて、当たり前の理想に相反する現実が私にはどう
- ロケーションとしてそこにあったであろう勾配が撮影段階で失われたのかな、と感じた
- 大きくあざが残ったような感じにさせられる映画だった
- ジャズ組曲が気になってそれどころじゃなかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督坂田貴大
- 主演村上由規乃
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登場人物、男と女。逃げても逃げても日常はやってくる
帰宅した恋人の和真の様子がおかしいことに気づいた彩乃。彼は、車を乗り捨て洗濯を始め、何が起きたかは全く話さない。翌朝家に尋ねてきたのは…。緊迫の状況で掃除や布団を干す日常的なリアリティが、現実の焦燥感を増幅させる。
ネット上の声
- ウ~ン…( ・ั﹏・ั)
- 単発で刹那的な逃避は、実際にはあり得るのかもしれないが、登場人物のバックボーンが
- 男が落ち着いていられないみたいなトイレにこもってるところや最後の泣き崩れるシーン
- 河原、犯罪者といえば中村文則「蜘蛛の糸」だし、「もう終わりにしよう」的な感じにな
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山口真凜
- 主演サトウヒロキ
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日本映画初のヘアヌード解禁作となった「愛の新世界」の高橋伴明監督が「老い」と「性」の間で葛藤する男を描いた奥田瑛二主演作。映画監督の時田修次は、大学で映画撮影の教べんをとりながら、新作の撮影に入れない状況にいた。自身の経験が映画に投影されると考え、人生を流浪している時田の私生活には、理解ある30代の美しい女性・唯がいた。しかし、時田を現実から虚構=映画の世界に誘うかのように女子高生・律子が時田の前に現れる。律子という存在により、時田の人生が狂わされていく。律子役はオーディションで選出された新人女優・村上由規乃が演じる。
ネット上の声
- 高橋伴明の映画論 『ベニスに死す』ならぬ、ぺニスに死す
- 極めて過激につづられる、1人の男の余生。
- 「まだやれる」を示しそこなった失敗作か?
- つぎはぎ感満載の文学クズレ映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督高橋伴明
- 主演奥田瑛二
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とある街で代理出席屋をしながら暮らしを営む女・城野 譲(村上由規乃)。代理出席屋とは、依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に出席する代行業のことである。譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(諏訪珠理)は、そんな彼女に思いを寄せていた。8月のある日のこと。代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢でみた見知らぬ男・長谷薫(藤江琢磨)にそこで出会ってしまう。日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は五年もの間失踪していた南平の親友だったのだ。彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で “いづみ” に再会できた」と言う薫。しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった。彼女と10年ぶりの再会を果たしたと思い込み嬉々とする薫に、ある真実を言い出せない南平は、「彼と別れるまでいづみのなりすましを続けてくれないか」と譲に依頼する。そうして彼らはそのまま刹那的な旅に出るが…。
ネット上の声
- 好きな人だからいつもの挨拶の返しでも顔が見える位置まで移動してからするのとか、
- 【誰かの手触りを求めて】
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督工藤梨穂
- 主演村上由規乃