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歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第39弾。かつて「孝玉コンビ」と呼ばれて一世を風靡し、現在もそれぞれ絶大な人気を誇る片岡仁左衛門(片岡孝夫)と坂東玉三郎が36年ぶりに共演を果たした、鶴屋南北による演目「桜姫東文章」をスクリーン上映する2部作の後編。自分を襲った見知らぬ男を思い続けながら流転の人生をたどる桜姫と、彼女に亡き恋人の姿を重ねて執着する僧・清玄、悪の魅力を放つ危険な男・権助を中心に繰り広げられるドラマチックで奇想天外な物語を描く。36年前の共演時と同じく、玉三郎が桜姫、仁左衛門が権助と清玄の2役を演じる。2021年6月の歌舞伎座公演を収録。
ネット上の声
- 上の巻からの桜姫の変貌ぶりが凄まじい!仁左衛門さんの三役早替りも流石の一言。シネマ歌舞伎だからこそ、役者の表情がアップで見られて最高でした。
- 殺しの場面の色気が半端ない。これがフィルム・ノワールと言われる所以か…。
- 冒頭の解説が親切で、下の巻からでも話に入りやすかったのが良かった。
- 美しすぎて言葉が出ない。
シネマ歌舞
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間138分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門
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歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第38弾。「孝玉コンビ」として一大ブームを巻き起こした片岡仁左衛門(片岡孝夫)と坂東玉三郎が36年ぶりに共演を果たした鶴屋南北の人気演目「桜姫東文章」をスクリーン上映する前後編の前編。僧の清玄は稚児・白菊丸との許されざる恋の果てに心中を図るが、ひとり生き残ってしまう。17年後、高僧となった清玄は桜姫と出会い、彼女に白菊丸の姿を重ねて執着する。御家没落のため出家を決めた桜姫には、かつて暗闇の中で自分を犯した男の子どもを密かに産み落とした過去があり、顔も名前も知らないその男のことをいまだに忘れられずにいた。ある日、彼女は腕に鐘の刺青のある釣鐘権助と出会うが、彼こそ桜姫が思い続けてきた相手だった。3者それぞれの欲望が絡み合いながら展開する奇想天外な物語を、美しく濃密な濡れ場や絢爛豪華な舞台セットなど見どころ満載で描く。
ネット上の声
- 仁左衛門さんと玉三郎さんの色気がとにかくヤバい!スクリーン越しでも鳥肌が立ちました。
- 劇場でも観たけど、映像でじっくり観られて最高。お二人の息の合った演技はまさに至宝ですね。
- 歌舞伎は初めてだったけど、衣装が豪華で見応えあった!
- 正直、前半は話が難しくてちょっと眠かったw でも後半は面白かったかな。
シネマ歌舞
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門
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歌舞伎の舞台を高性能カメラで撮影して映画館で上映する「シネマ歌舞伎」シリーズの1作。文豪・森鷗外の短編小説をもとに、多くの歌舞伎狂言を遺した劇作家・宇野信夫が作・演出を手がけて歌舞伎舞台化した「ぢいさんばあさん」(2010年2月上演)を収録。
江戸に住む美濃部伊織と妻るんは評判のおしどり夫婦で、子どもも誕生し幸せな毎日を過ごしていた。ところがある日、伊織はケンカで負傷した義弟・久右衛門に代わって1年間単身京都で勤めをすることに。翌年の桜が咲く頃の再会を誓って別れる伊織とるんだったが、伊織は京で同輩の下嶋甚右衛門を斬ってしまったために越前にお預けの身となり、江戸に帰ることができなくなる。37年後、罪を許された伊織は、ようやくるんと再会を果たす。
歌舞伎界の黄金コンビ・片岡仁左衛門と坂東玉三郎が、伊織とるんの初々しい若夫婦時代から37年後の老夫婦姿までを、時にコミカルに、時にもの悲しく演じ分けた。
ネット上の声
- シネマ歌舞伎2024 第4弾
- 月イチシネマ☆彡
- 玉三郎さんと仁左衛門さんのお二人が出ていればとりあえず何でも観に行ってしまうのだ
- 歌舞伎ってお話のあらすじより、一挙手一投足を味わうものなんだなと思った
シネマ歌舞
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門
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勘当された若旦那と、彼を待ちわびる美しき太夫。雪の夕暮れ、廓を舞台に繰り広げられる、切なくも華やかな恋模様。
舞台は江戸時代、大坂新町の廓・吉田屋。大店の若旦那・藤屋伊左衛門は、恋人である夕霧太夫のために金を使い果たし、親から勘当されてしまう。みすぼらしい姿で一年ぶりに廓を訪れた伊左衛門。夕霧が自分を忘れてしまったのではないかと嫉妬と不安に駆られる。一方、夕霧は病に伏しながらも、伊左衛門を一途に待ち続けていた。すれ違う二人の心。雪が舞う中、二人の再会が織りなす、上方和事の真髄を描いた絢爛豪華な恋物語。
ネット上の声
- シネマ歌舞伎2022 第4弾
- たわいもない話だが、憧れの女性を射止める男の夢、もしくは庶民の夢を叶えさせるため
- 関東、関西の歌舞伎の世界で演じていらした仁左衛門様、関東へ進出してきた際のお話や
- 本編上映前の特別映像、片岡仁左衛門が語る歌舞伎への思いや、これまでの軌跡などがと
シネマ歌舞
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門
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亡き恋人が毎夜訪ねてくる、牡丹の燈籠を手に。生者と死者の境を越えた、美しくも恐ろしい愛と執念の物語。
江戸の世。浪人・萩原新三郎は、旗本の美しい娘・お露と恋に落ちるも、身分の違いからその恋は叶わぬものに。やがてお露は恋煩いの末に亡くなってしまう。悲しみに暮れる新三郎のもとへ、ある夜、牡丹の燈籠を下げたお露とその侍女が訪れる。死んだはずの恋人との再会を喜ぶ新三郎。しかし、その逢瀬は彼の生命を蝕んでいく破滅への序章。人間の業と幽玄の美が交錯する、日本三大怪談の一つ。
ネット上の声
- 愛と欲望の果てには!!!まさか!!!
- もう一回見に行っても良い!
- 目からウロコのシネマ歌舞伎
- 久しぶりのシネマ歌舞伎
シネマ歌舞
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間155分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門
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建て替えのため閉場する歌舞伎座の最後の1年に密着。伝統と人々の想いが交差する、日本の文化の殿堂の記憶を巡るドキュメンタリー。
2010年4月、120年の歴史に幕を下ろす東京・歌舞伎座。本作は、その最後の一年間の記録。伝説の名優たちによる最後の舞台、華やかな檜舞台を支える裏方たちの情熱、そして閉場を惜しむ観客たちの想い。カメラは普段見ることのできない舞台裏にも潜入し、歴史的建造物の細部に宿る魂と、そこで生きた人々の息遣いを映し出す。取り壊しの時が迫る中、人々は何を思い、何を未来へ託すのか。日本の伝統芸能の聖地が迎える、感動と惜別のフィナーレ。
ネット上の声
- 昭和26年に開場した第4期歌舞伎座の老朽化による建て替えに合わせて制作されたドキ
- 歌舞伎観劇は一度もないのに、感涙&鳥肌!!
- 歌舞伎観劇は一度もないのに、感涙&鳥肌!
- 敬意をはらいつつも、敷居が高い歌舞伎座。
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間167分
- 監督十河壯吉
- 主演市川團十郎
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油まみれの殺意。放蕩の限りを尽くした若者が、金のために踏み越える一線を描く、近松門左衛門の傑作悲劇。
江戸時代の大坂、油問屋の河内屋。その放蕩息子、与兵衛は家の金を使い果たし勘当された身。借金返済に追い詰められ、同業の油屋の女房、お吉に金の工面を頼むも無下に断られる。親切心を踏みにじられたと感じた与兵衛の怒りと焦りは、やがて黒い衝動へと変化。夏の夜、油の匂いが立ち込める中、一人の男が鬼と化す。滑る足元、飛び散る油。美しくも残酷な様式美で描かれる、人間の業と悲哀の物語。
ネット上の声
- あくまで歌舞伎。部外者お断りっ?
- シネマ歌舞伎とは
- 若者の狂気
- 凄すぎる!
シネマ歌舞
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演片岡孝夫
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女から金をまきあげて経営の赤字を埋める病院長とまわりをとりまく女たちを描く。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本は「影武者」の井手雅人、監督は「配達されない三通の手紙」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 松本清張のダークな世界が堪能できる。
- 暗澹とさせられ、最後はヘンな爽快感
- お金が悪いのか、人が悪いのか・・
- 揃いも揃って悪い人のオンパレード
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督野村芳太郎
- 主演松坂慶子