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金と出世を夢見る二人の浪人が、お家騒動に巻き込まれる、岡本喜八監督が描く痛快無比な時代劇エンターテイメント。
江戸時代。元百姓の浪人・源太と、凄腕だが野心家の元武士・兵吾。全く異なる二人の男が、とある城下町で運命的に出会う。そこでは、藩の不正を正そうとする若侍たちによるクーデターが勃発。金と出世のため、二人はそれぞれの思惑でこのお家騒動に首を突っ込むことに。しかし、事態は二転三転。誰を信じ、誰を斬るのか。岡本喜八監督ならではの乾いたユーモアとスピーディーな殺陣が炸裂する、型破りな傑作時代劇。
ネット上の声
- 【侍の愚かしさを自ら知り、侍を捨てた男を演じる仲代達矢が、飄々としながらある藩の諍いを解決する岡本喜八監督ならではの、武士の愚かしさや哀しさと、農民の逞しさを描いたマカロニウエスタン風時代活劇。】
- 【そのスタイリッシュでスピード感溢れるカメラワークや演出、ユニークのキャラ設定で
- 個人的に時代劇の活劇ならこれがNo1だ
- 以前からずっと観たいと思っていた作品
時代劇
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督岡本喜八
- 主演仲代達矢
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昭和恐慌から満州事変へ。激動の時代に翻弄される新興財閥・伍代家を通して、日本の戦争への道を壮大に描く歴史巨編。
昭和3年、金融恐慌の嵐が吹き荒れる日本。新興財閥・伍代家の当主、伍代由介は、軍部と結託し、中国大陸への進出を画策。満州を舞台に、富と権力を拡大していく。その一方で、彼の家族や周囲の人々は、それぞれの愛や理想、そして苦悩を抱えながら、時代の大きなうねりに飲み込まれていく。張作霖爆殺事件、そして満州事変へ。破滅的な戦争へと突き進む日本の姿を、一個人の野望と、それに翻弄される人々の運命を通して描く、一大叙事詩の第一部。
ネット上の声
- 太平洋戦争勃発以前の昭和初期の激動を、架空の新興財閥”伍代家”の人々を通して描く
- 私大文系だった自分には日本史、特に近現代が関門でここが受験の命運を分けた
- NO.28「せ」のつく元気になった邦画
- 当時金持ちの日活が製作した不朽の大作
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間194分
- 監督山本薩夫
- 主演滝沢修
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許されぬ愛に身を焦がす、人妻の狂おしい情念。雪深い北陸を舞台に描かれる、究極のエロティシズム。
昭和初期、雪に閉ざされた北陸の町。夫が出征中の若妻おりんは、義父の世話をしながら静かに暮らしていた。しかし、ある吹雪の夜、道に迷った脱走兵との出会いが彼女の運命を狂わせる。屋根裏に彼を匿い、秘密の逢瀬を重ねる二人。社会の規範や道徳から解き放たれたおりんの内に眠っていた、激しい「女」が覚醒。抑圧された日常と、死と隣り合わせの禁断の愛。その危険な関係が、やがて破滅的な結末へと突き進む。吉田喜重監督と岡田茉莉子が織りなす、人間の愛欲とエゴを鋭く抉る衝撃作。
ネット上の声
- 通俗的枠組みの中に潜む不気味な世界
- 岡田ファン?うなじ?
- うなじの映画
- これと『女のみづうみ』を続けて観たが、似たテイスト続けて撮ったんだなと、そして二
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督吉田喜重
- 主演岡田茉莉子
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激動の昭和史、ここに完結。戦争という巨大な渦に翻弄される一族の運命を描く、壮大な歴史大河ロマン。
舞台は満州事変から太平洋戦争へと突き進む激動の日本。巨大財閥・伍代家の人々は、戦争の拡大と共に、否応なく時代の荒波に飲み込まれていく。愛、理想、そして野望。それぞれの想いを胸に抱きながらも、戦火は容赦なく彼らの日常を破壊。大陸での戦闘、国内の混乱、そして敗戦へ。歴史の奔流の中で、人間は何を失い、何を見出すのか。戦争の非情さと人間の尊厳を問いかける、社会派エンターテインメントの金字塔、その終幕。
ネット上の声
- 『お前は何のため…』、小百合の暗唱に号泣
- 露骨な反日映画、とても納得出来ない
- ノモンハン事件に時間割き過ぎか
- 統帥権独立が軍部独走の隠れ蓑
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間184分
- 監督山本薩夫
- 主演滝沢修
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16歳の少女、四国八十八箇所巡礼の旅へ。母を捨て、家を捨て、自分を探すあてのない放浪。
1972年の日本。複雑な家庭環境に苦しむ16歳の少女。ある日、彼女は全てを捨て、亡き母の故郷である四国へと一人旅立つ。それは、お遍路さんの白装束を身にまとった、あてのない放浪の始まり。旅の途中で出会う人々との束の間の交流と、避けられない別れ。孤独の中で少女が見つめる、人生の重さと生きることの意味。観る者の心に深く染み入る、痛切な青春の記録。
ネット上の声
- 2000人近いオーディションを勝ち抜いた高橋洋子(エヴァの曲の人では無いです)の
- 「約束」と同じ監督 壮年と若者と情景
- 「私はこの重さを嫌ってるんじゃないの」
- あたしが太陽と風と土の臭いになっていく
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督斎藤耕一
- 主演高橋洋子
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都会の荒波に揉まれる若い男女。純粋な愛の行方を描く、衝撃の青春ドラマ。
舞台は、閉鎖的な漁村。将来を誓い合った若い漁師の三郎と、網元の娘・夏子。しかし、二人の仲は引き裂かれ、東京へと駆け落ち。希望に満ちた新生活も束の間、都会の現実は彼らに容赦なく牙を剥く。純粋だった愛は、貧困と欲望の中で次第に変質。互いを傷つけ合いながらも離れられない、二人の魂の彷徨。その果てに待つ衝撃の結末。
ネット上の声
- 北大路、目のガン開きで表情固定、瞬きしなさ加減がすごい
- メロドラマで青春映画、そして女性映画
- ぐ~るぐる
- 期待してなかったけど思ったより熱かった、三十路の若尾文子がオートバイ2ケツしてる
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督増村保造
- 主演若尾文子
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幕末の動乱期、理想に燃える一人の若き赤毛の兵士が、貧しい村の改革に挑む痛快時代劇。
舞台は明治維新直前の幕末期。新政府軍の先鋒隊「赤報隊」の若き隊士・権三は、トレードマークの赤毛をなびかせ、年貢半減の約束を伝えるため寂れた宿場町に派遣される。しかし、そこは代官とヤクザが結託し、貧しい農民たちを搾取する腐敗した村だった。純粋な正義感に燃える権三は、医者としての知識を活かし、たった一人で村の改革に乗り出すことを決意。彼の目的は、不正を正し、虐げられた人々に希望の光をもたらすこと。だが、彼の前には巨大な悪の組織と、長年の搾取に希望を失った村人たちの冷たい視線が立ちはだかる。若き理想家の孤独な戦いの行方。
ネット上の声
- 私が今まで観てきた岡本喜八作品と毛色が違い、王道のエンタメ映画だった
- “維新” の歴史はこの程度のものだった。
- 岡本映画の一貫したモチーフ “雑草魂”
- 立ち上がる民衆、権力者への怒り
幕末、 アクション
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督岡本喜八
- 主演三船敏郎
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満州事変から日中戦争へ。激動の時代に翻弄される財閥一族の愛と悲劇を描く、壮大な歴史ドラマ。
時代は昭和初期、満州事変を機に軍国主義へと突き進む日本。巨大財閥・伍代家もまた、大陸での利権拡大に野心を燃やす。しかし、その激流は一族の若者たちの運命を大きく狂わせていく。理想と現実の狭間で苦悩する者、愛する人を戦争に奪われる者、そして時代の波に乗り、富を築こうとする者。それぞれの愛と悲しみが、戦争という巨大な渦の中で交錯する。歴史のうねりの中で、人々は何を信じ、どう生きたのか。個人の無力さと、それでも失われない人間の尊厳を問う、社会派エンターテインメントの金字塔。
ネット上の声
- 戦争に絡めて多様な人間を描くスケールの大きさに驚き
- 前回の上海事変以後、日中戦争までが描かれていた
- 戦争に巻き込まれた男女の愛まで描ききる
- 第二部 愛と悲しみの山河(昭和11~12年)
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督山本薩夫
- 主演滝沢修
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世界各地で続発するUFO目撃と、青い血を持つ人間。国家が隠蔽する驚愕の真実とは。岡本喜八が描くSFパニック。
1978年、クリスマスを目前に控えた世界。国防庁の南は、UFOとの遭遇により血液が青く変質した人々がいるという極秘情報を入手。彼らは人類の敵か、それとも…。報道キャスターの沖と南は、真相を追ううちに巨大な国家的陰謀に巻き込まれていく。青い血を持つ者への差別と迫害が激化する中、人類が下すべき決断とは何か。岡本喜八監督が、冷戦下の社会不安を背景に、異質な他者との共存を問う衝撃作。
ネット上の声
- 世界各地で青い血を持つ人々が見つかり、表には出ないものの大きな問題となっていた
- 小学生の時…人類に紛れ込んだ青い血の宇宙人と人類が戦うSF映画と思い観に行きガッ
- 青い血の調査の部分はまあまあ面白い。けど、出す必要あるの?と疑問に...
- 西暦1978年、突如として世界各国でUFOの大群を目撃する人々が相次いだ
クリスマス、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間133分
- 監督岡本喜八
- 主演勝野洋
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小説・テレビ・舞台でと、幅広くその人気を誇る鬼平こと長谷川平蔵の活躍を描いたチャンバラ時代劇。監督は同テレビシリーズの監督もつとめている小野田嘉幹。原作は池波正太郎の同名ベストセラー。主演はテレビシリーズでもおなじみの中村吉右衛門。松竹創業100周年記念作品。
ネット上の声
- 実家で母と一緒に見てて、終盤の田圃の中でのシーンで母が『あ、これ見たことあるわ💡
- そこらへんの時代劇とはレベルが違う。
- 愛と憎しみの狐火が燃える!
- グルメではない鬼平親分
時代劇、 鬼平犯科帳
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督小野田嘉幹
- 主演中村吉右衛門
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幕末の動乱期、剣の腕は立つがうだつの上がらない一人の下級武士。彼の正義が、藩の巨大な陰謀を斬り裂く。
時は幕末。海坂藩の下級武士、文四郎。剣の腕は藩随一と謳われるも、家柄の低さから不遇の日々。そんな彼の日常は、藩の重役である叔父が切腹したことから一変。叔父が関わったとされる藩の陰謀。その真相を追う文四郎に、次々と襲いかかる刺客たち。愛する人を守るため、そして武士としての誇りを貫くため、彼は孤独な戦いへと身を投じる決意。果たして、巨大な権力に抗い、真実を明らかにできるのか。彼の怒りの剣が、腐敗した組織に突き立てられる。
ネット上の声
- ちんこと聞けば小2男子くらいテンション上がる小2病マシンボーイなのに、本作のちん
- タイトルは”とっかん”と読みます・・・
- それさえあれば大丈夫!
- by 偽kamiyawar(知恵袋)
時代劇
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督岡本喜八
- 主演伊藤敏孝
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バブル最盛期に株で大儲けしたある料亭の女将の生き様を描いたドラマ。主人公のモデル問題で話題を呼んだ作品でもある。監督、脚本は「連れ込み旅館の若女将」のすずきじゅんいちが担当。撮影は、やはり同作品や「ただひとたびの人」を手がけた田中一成。主演は「未来の想い出 Last Christmas」の真行寺君枝。スーパー16ミリ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督すずきじゅんいち
- 主演真行寺君枝
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「津軽絶唱」の岡本愛彦と鈴木岬一が脚本を共同執筆し、岡本愛彦が監督したメロドラマ。撮影は奥村祐治が担当。
ネット上の声
- これはアラサーな浅丘ルリ子のファッションショー映画なのだと割りきって見るべきなん
- 1970年に石原プロモーションが製作して、日活が配給した「歌謡映画」
- ストーリーうんぬんというより、浅丘ルリ子を見る映画って感じ
- やすらぎの郷ですっかり浅丘ルリ子のファンになってしまい鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督岡本愛彦
- 主演浅丘ルリ子
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暴力団の幹部と駈け落ちした妻を執拗に追いかける刑事を描いたアクション映画。原作は藤本義一の同名小説。脚本は「狼よ落日を斬れ 風雲篇・激情篇・怒濤篇」の国弘威雄、監督は脚本も執筆している「にっぽん美女物語 女の中の女」の渡辺祐介、撮影は「正義だ!味方だ!全員集合!!」の丸山恵司がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 原田 芳雄の太いもみあ毛が凄い!
- ハードボイルド&ちょいユーモア
- ワイルドな原田芳雄なら,コレ
- 日本列島縦断・復讐の旅。
アクション
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督渡辺祐介
- 主演原田芳雄
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失踪したフィアンセとその兄弟の謎を追う一人の女性の姿を描く。遠藤周作の小説「闇の呼ぶ声」の映画化で脚本は「魔界転生」の野上龍雄、監督は「震える舌」の野村芳太郎、撮影も同作の川又昂がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 小林麻美はいい(懐かしい)けれど…
- 小林麻美のPVの様な作品
- 3人の兄弟が次々と失踪してノイローゼになった婚約者を診て貰おうと、精神科医を訪ね
- 四兄弟が次々と蒸発していく謎を何故か四男の婚約者と精神科医が探っていく80年代邦
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督野村芳太郎
- 主演小林薫
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心臓発作の持病をもつ少女が病を克服して卓球高校チャンピオンになるまでを描く。若桜木虔の小説『白球を叩け』の映画化で、脚本は長坂秀佳、監督は「難病『再生不良性貧血症』と闘う 君はいま光のなかに」の吉田憲二、撮影も同作の大津幸四郎がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督吉田憲二
- 主演一ノ瀬康子
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サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督藤井克彦
- 主演水谷豊
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ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富本壮吉
- 主演市原悦子