-
山内マリコの同名小説を原作に、同じ都会に暮らしながら全く異なる生き方をする2人の女性が自分の人生を切り開こうとする姿を描いた人間ドラマ。都会に生まれ、箱入り娘として育てられた20代後半の華子。「結婚=幸せ」と信じて疑わない彼女は、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手段でお相手探しに奔走し、ハンサムで家柄も良い弁護士・幸一郎との結婚が決まるが……。一方、富山から上京し東京で働く美紀は、恋人もおらず仕事にやりがいもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。そんな2人の人生が交錯したことで、それぞれに思いも寄らない世界がひらけていく。「愛の渦」の門脇麦が箱入り娘の華子、「ノルウェイの森」の水原希子が自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督は「グッド・ストライプス」の岨手由貴子。
ネット上の声
- 「窮屈さ」と向き合う二人の女性の物語…だけで終わってほしくなかった。
- キャスティングの妙 門脇麦と水原希子の役への寄り添い方に喝采
- 環境の呪縛への気付きと、一歩外へ踏み出す勇気
- 東京は時折、自転車の方が車より速い
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督岨手由貴子
- 主演門脇麦
-
戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を、実話をもとに描いたドラマ。2023年8月14日にNHK総合テレビで放送された同名作品を映画化した劇場版。
太平洋戦争中、アナウンサーたちは声の力で戦意高揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。1941年12月8日、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、ラジオで開戦の第一報を伝えて国民を熱狂させる。その後も2人は緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させていく。同僚アナウンサーたちは南方占領地に開設された放送局に次々と赴任して現地の日本化を進め、和田の恩人である米良忠麿も前線のマニラ放送局に派遣される。一方、新人女性アナウンサーの実枝子は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力により活躍の場を奪われてしまう。やがて戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視するようになった和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は激しく衝突する。
開戦ニュースと玉音放送の両方に関わった伝説のアナウンサー・和田信賢を森田剛が演じ、実枝子役で橋本愛、館野役で高良健吾、米良役で安田顕が共演。
ネット上の声
- 【何故、太平洋戦争中アナウンサー達は大日本帝国の大本営の発表のプロパガンダに加担していったのか。右傾化する現在、今作が国営放送のドラマが元になっている点がとても重要だと私は思います。】
- PRESS
- 2004年3月『ニュースステーション』最後の放送でキャスターの久米宏氏が語った言
- 戦争をしているというより戦争に巻き込まれたアナウンサー
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演森田剛
-
「そこのみにて光輝く」でモントリオール世界映画祭の最優秀監督賞を受賞した呉美保監督が、2013年本屋大賞で第4位にも選ばれた中脇初枝の同名短編小説集を映画化。5つの短編から成る原作から、「サンタさんの来ない家」「べっぴんさん」「こんにちは、さようなら」という3編を1本の映画にした。真面目だがクラスの問題に正面から向き合えない新米教師や、幼い頃に受けた暴力がトラウマになり、自分の子どもを傷つけてしまう母親など、子どもたちやそれに関わる大人たちが抱える現代社会の問題を通して、人が人を愛することの大切さを描き出す。出演は高良健吾、尾野真千子のほか、「そこのみにて光輝く」に続いての呉監督作となる池脇千鶴、高橋和也ら。
ネット上の声
- 邦画が描くべき 使命を感じた、秀作です。
- 抱きしめる、そこから愛が浸透していく
- 子育てママは映画館に行く暇がない。
- あやまらなくて、いいんだよ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督呉美保
- 主演高良健吾
-
「悪人」「パレード」の吉田修一による青春小説を、「南極料理人」の沖田修一監督が映画化。1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介や、その恋人で社長令嬢の与謝野祥子らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描く。主人公の世之介に高良健吾、ヒロイン・祥子に吉高由里子ほか、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛らが出演。劇団「五反田団」主宰の劇作家で小説家の前田司郎が共同脚本を担当。
ネット上の声
- クスっと笑い、たまらなく愛しく切なくなる
- 青春が生み出す温かい思い出を眺めていく
- この世は…「出会い」で満ち溢れている
- 年をとればとる程、きっと切なく感じる
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間160分
- 監督沖田修一
- 主演高良健吾
-
2019年4月に拳銃の不法所持で逮捕され、不起訴処分になった豊田利晃監督が、その体験をベースに描いた16分の短編時代劇。ある少女が家の蔵で見つけた古びた一丁の拳銃。少女が手にしたその拳銃から、拳銃をめぐるさまざまな過去の因果がよみがえってくる。渋川清彦、浅野忠信、高良健吾、松田龍平、中村達也、伊藤雄和、仲野茂、MASATO、MIUら豪華なキャスト陣が顔をそろえる。
ネット上の声
- カッコ良すぎる
- 資金集めのためのパイロット版?
- 何とも言えない
- 豊田利晃監督上映イベント『狼葬2022』@京都みなみ会館で鑑賞
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間16分
- 監督豊田利晃
- 主演渋川清彦
-
雪国の小さな町を舞台に、引きこもりの兄と余命わずかな妹の実話を映画化。高良健吾と谷村美月が兄妹を演じる。5年前、須藤一家は病弱な長女・華の療養のために新潟県小千谷市片貝町に引っ越してきた。毎年世界一の花火が打ち上げられる「片貝まつり」の日に半年間の入院生活を終えた華は、兄の太郎が部屋に引きこもっていることを聞かされる。華は花火大会を主催する成人会に兄を参加させようと、無理やり太郎を外に連れ出すことにする。
ネット上の声
- 泣けます!.....号泣です!....兄弟愛.....最高でした!
- 想いがこもった”ハナビ”が心に響く良作!
- またしても「ドッカァ〜〜ン映画」の傑作が
- 何気ない毎日が奇跡なのかもしれないですね
難病、 花火が印象的、 白血病、 家族、 実話、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督国本雅広
- 主演高良健吾
-
ネット上の声
- 沖田修一監督作品
- 親子関係が絶妙
- 23区(のちょい外?)から東京の西側へ青梅街道を下っていくゆるいロードムービー
- 何でもない日を優しく描けるのが沖田修一監督の強みだし持ち味だよなあ☺️
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督沖田修一
- 主演大島蓉子
-
高畑勲監督が「ホーホケキョとなりの山田くん」(1999)以来、約14年ぶりに手がけた監督作。日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされてるかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す。主人公のかぐや姫役の声優は、映画「神様のカルテ」やNHK連続テレビ小説「てっぱん」などに出演した新進女優の朝倉あき。2012年6月に他界した俳優の地井武男が、作画完成前に声を収録するプレスコ方式で生前に収録を済ませており、かぐや姫を見つけ育てる翁役として声優出演を果たした。宮崎駿監督作品で常連の久石譲が、高畑監督作で初めて音楽を担当。
ネット上の声
- 2013年の夏に宮崎駿の『風立ちぬ』を公開したスタジオジブリは、同年の冬に『かぐ
- 映画館でも見たけど、テレビでやってて2回目見た。 せつない昔話。 ...
- ☆とにかく、この汚れた世の中を生きよう☆
- こんなのかぐや姫じゃ~ね~っちゅ~の!!
アニメ、 ジブリ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督高畑勲
- 主演朝倉あき
-
「南極料理人」の沖田修一監督が、無骨な木こりと気の弱い映画監督の出会いから生まれるドラマを役所広司と小栗旬の初共演で描く。とあるのどかな山村に、ある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくる。ひょんなことから撮影を手伝うことになった60歳の木こりの克彦と、その気弱さゆえにスタッフをまとめられず狼狽する25歳の新人監督・幸一は、互いに影響を与えあい、次第に変化をもたらしていく。そして、そんな2人の交流が村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。2011年・第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 映画の至福を堪能できる、味わい深い良作。
- これだけ笑ったら評価するしかない
- おかしみ溢れる癒し系ムービー
- こんな映画こそ大切に観たい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督沖田修一
- 主演役所広司
-
1975年、早すぎたパンクバンド「逆鱗」は世間に理解されぬまま、最後に「FISH STORY」という曲を残して解散した。1982年、2009年と時は流れて2012年、彗星激突の危機に見舞われた地球を救った陰には、「FISH STORY」の存在があった……。伊坂幸太郎の同名小説を、「アヒルと鴨のコインロッカー」に続き中村義洋監督が映画化。「逆鱗」ベーシスト役で伊藤淳史が映画初主演のほか、高良健吾、多部未華子、森山未來、濱田岳、大森南朋らが出演。
ネット上の声
- 公開時、映画館で観て面白かったというのは覚えてるんだけど内容はすっかり忘れてしま
- 【ぎゃくりん】のホラ話は人類の危機を救う
- そか。タイトルの意味知らなかった(汗)
- ホラ話+ラストの爽快感+音楽 =☆5!
ミュージシャン、 どんでん返し、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督中村義洋
- 主演伊藤淳史
-
幼なじみの少年が背負った罪と、22年後に起きた新たな殺人事件の行方を描いたノワールミステリー。本作が長編デビューとなる齊藤勇起監督のオリジナル脚本作品で、高良健吾、大東駿介、石田卓也ら実力派キャストが共演した。
13歳の正樹が何者かに殺された。遺体は橋の下に捨てられており、小さな町はあらぬ噂で持ちきりになる。正樹の同級生である春、晃、双子の朔と直哉は、正樹が度々家に遊びに行っていた老人「おんさん」が犯人に違いないと考え、家に押しかけて揉み合いの末に1人がおんさんを殺してしまう。そして、おんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じた。それから22年後、刑事になった晃が父の死をきっかけに町に帰ってくる。久々に会った朔は引きこもりになった直哉の面倒をみながら実家の農業を継いでいた。やがて、かつての事件と同じように、橋の下で少年の遺体が発見される。捜査に乗り出した晃は、建設会社を経営する春と再会。春は不良少年たちの面倒を見ており、被害者の少年とも面識があった。晃と朔、そして春の3人が再会したことで、それぞれが心の奥にしまい込んでいた22年前の事件の扉が再び開き始める。
主人公・春を高良、晃を大東、朔を石田が演じ、佐藤浩市、椎名桔平、村上淳らが脇を固める。
ネット上の声
- どいつもこいつも悪いやつばかり
- 懐かしき故郷の風景
- おもろ!見応え充分、何より絵綺麗し、展開も話もいい、まあ、パンチ力は弱いかな、ワ
- 少年期と大人の友情と罪について描かれていて、見応えがありグイグイ引き込まれた
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督齊藤勇起
- 主演高良健吾
-
「パンとバスと2度目のハツコイ」の深川麻衣が主演を務め、「ユリゴコロ」「君に届け」の熊澤尚人監督がメガホンをとったヒューマンドラマ。熊澤監督によるオリジナルストーリーで、東京で夢に破れた主人公が、故郷・富山の亡き祖母が遺した写真館で遺影写真の仕事を始め、人々との触れ合いを通して人生の意味を知っていく姿を描く。東京でメイクアップアーティストを目指していたが、頑固な性格が災いして仕事をクビになってしまった音更結子。そんな彼女に追い打ちをかけるように、母親代わりだった祖母が亡くなったという知らせが届く。夢も大切な人も失った結子は故郷に戻り、そこで役所勤めの幼なじみ星野一郎から、老人向けの「遺影」の撮影という仕事の誘いを受ける。写真館を営んでいた祖母の遺影がピンボケ写真だったことを悔やんでいた結子は、その仕事を引き受けるが、縁起が悪いと敬遠され、なかなか老人たちに受け入れられない。やがて、ひとり暮らしの老人・山岸和子との出会いをきっかけに、遺影撮影ではなく、それぞれの思い出の場所で写真を撮影する「おもいで写真」を撮り始めた結子は、老人たちとふれあう中で、次第に人生の意味を見いだしていく。深川が所属する芸能事務所テンカラットの設立25周年を記念して企画された作品でもあり、深川のほか高良健吾、香里奈、井浦新と同社所属の俳優たちが出演。そのほか、ベテランの古谷一行、吉行和子らが脇を固める。
ネット上の声
- 遺影写真ではなく「おもいで写眞」という発想に納得
- 行政サービスと個人情報を理解せよ!
- 東京でメイクアップアーティストを目指していたが、頑固な性格が災いして仕事をクビに
- 幼少期の生活環境を考えると分からなくもないが、結子の少し偏った性格に閉口するも、
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督熊澤尚人
- 主演深川麻衣
-
「アズミ・ハルコは行方不明」「君が君で君だ」の松居大悟監督が、自身の体験を基に描いたオリジナルの舞台劇を映画化。高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに集まった。恥ずかしい余興を披露した後、彼らは披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代の思い出を振り返る。自分たちは今も友だちで、これからもずっとその関係は変わらないと信じる彼らだったが……。6人の仲間のうち、主人公・吉尾和希を成田凌、舞台演出家として活躍する藤田欽一を高良健吾、欽一の劇団に所属する舞台俳優・明石哲也を若葉竜也、後輩で唯一の家庭持ちであるサラリーマン・曽川拓を浜野謙太、同じく後輩で会社員の田島大成を藤原季節、地元のネジ工場で働く水島勇作を目次立樹がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- くれなずむ 夕日背にして 一人立つ かなしからずや 春、遠くなりけり
- あまりハマらなかった。 男子学生の会話って自然ならもうちょっとくだ...
- 思い残したことなど、都合よく書き換えてしまえ
- 立ち止まることの肯定。友の記憶と共同幻想
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督松居大悟
- 主演成田凌
-
三浦しをんの同名ベストセラーを瑛太&松田龍平主演で映画化した「まほろ駅前多田便利軒」、その続編として製作されたテレビドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。まほろ市で小さな便利屋を営む多田啓介のもとに、変わり者の同級生・行天春彦が転がり込んできてから3年目。多田は行天の元妻から、行天さえも会ったことがない彼の実娘はるの子守りを依頼されてしまう。一方、まほろ市の裏番長・星からは、新興宗教団体を前身とする謎の野菜販売集団の極秘調査を押しつけられる。かつてない厄介な依頼に悪戦苦闘するなか、バスジャック事件にまで巻きこまれてしまい……。監督は「まほろ駅前多田便利軒」も手がけた大森立嗣が続投し、キャストにも高良健吾、真木よう子、本上まなみ、大森南朋ほか映画版やテレビ版でおなじみの顔ぶれが再結集。さらに、行天の過去の秘密を知る謎の男役で永瀬正敏が登場。
ネット上の声
- ほんとはドラマ版の『番外地』もひさしぶりに観たかったんだけど時間なくて飛ばしてし
- 「なにやってんだー」 と叫んでしまった。
- この感じは嫌いではないのだが・・・
- 見る者を惹き付けて離さない理由☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督大森立嗣
- 主演瑛太
-
累計70万部を突破した浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。音楽で成功する夢を諦めきれずにフリーター生活を送る彼氏・種田と暮らす芽衣子は、OL2年目で突然会社を辞めてしまう。不安定な生活を2人で支え合いながら、種田は「ソラニン」という曲を書き上げ、レコード会社に持ち込むが……。共演に高良健吾、桐谷健太、ロックバンド「サンボマスター」の近藤洋一ほか。監督は多数のミュージックビデオを手掛け、本作が長編劇映画デビューとなる三木孝浩。
ネット上の声
- 仕事なめんな!(怒) でも・・・♪
- プライドのない男女のあり得ない映画にイラ
- ライブシーンだけ、もう一度みたいなぁ
- 私の身体にもソラニン(毒)がたまった…
ミュージシャン、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督三木孝浩
- 主演宮崎あおい
-
高良健吾が、恋した女性を監視するためベッドの下に潜り込む主人公を演じて主演を務め、「バイロケーション」「劇場版 零 ゼロ」の安里麻里監督のメガホンで大石圭の同名小説を映画化。家でも学校でも誰からも必要とされることなく、存在自体を無視されていた男。誰からも名前すら覚えられることのないその男に「三井くん」と名前を呼んでくれた、たった1人女性がいた。学生時代の甘美な思い出から11年の時間が過ぎ、男は女性との再会を夢見るが、男の目の前に現れた彼女は別人のように変わってしまっていた。彼女に何が起こったのか。男の純粋な思いは暴走し、彼女の自宅に潜入。ベッドの下に潜み、息を殺して彼女の監視を始める。タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第2弾作品。
ネット上の声
- やってまえ!!!と声に出してた
- グッピーとマンデリンと香水
- もう一度名前を呼ばれたい
- 君の声で僕の名を呼んで
サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督安里麻里
- 主演高良健吾
-
ミン(チョン・ウソン)とテス(ユ・オソン)はいわゆる”不良“のケンカで高校時代を過ごす。ケンカをしながらもミンは不良になるのではなく、常にどこか別の世界に行きたいと思っていた。ミンは転校した高校で、転校初日から学校一の腕っぷしと言われるファンギュ(イム・チャンジョン)と対決し、圧勝する。ある日、ミンはファンギュに連れられクラブに行くと、そこでルミ(コ・ソヨン)と運命のように出会う。一方でミンはテスのいる暴力団組織にしきりに誘われるのだったが…
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督奥田瑛二
- 主演奥田瑛二
-
熊本県出身の行定勲監督が、同県の地域創生を目的とした「くまもと映画プロジェクト」のために手がけた中編作品「うつくしいひと」の第2弾。前作の完成、上映後の2016年4月に熊本地震が発生し、大きな被害を受けた同県の復興に向けて、熊本城や阿蘇大橋、阿蘇神社、益城町など被災地での撮影を敢行。17年4月に行われた「くまもと復興映画祭」でプレミア上映された。前作に続いての出演となった高良健吾、米村亮太朗をはじめ、中別府葵、中原丈雄ら熊本出身のキャストが多数出演している。私立探偵の玉屋末吉と田上は、地震の被災地でさまよう外国人のマチューと出会うが、言葉が通じない。唯一聞き取れたのは「サバ」という一言だけ。それでも、仲間の助けでマチューが亡き妻の遺骨を義父の義晴に届けるためフランスからやってきたということが分かる。マチューはやがて義晴のもとにたどり着くが、義晴の心は震災で深く傷ついていた。
ネット上の声
- ときに舞踊は言葉よりも饒舌となる
- 行定監督らしい影の濃い背景感、重暗い世界観ではあったものの抑揚は少なめだった
- 石橋静香さんのコンテンポラリーダンスは惹きつけられるものがあった!
- 主演のカンサンジュンさんが素敵だった。 話す言葉、口調 熊本のうつ...
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督行定勲
- 主演高良健吾
-
田島列島の同名コミックを、広瀬すず主演、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督のメガホンで実写映画化。
高校に入学した直達は、通学のため叔父・茂道の家に居候することに。しかし最寄り駅に迎えに来たのは、見知らぬ女性・榊さんだった。しかも案内されたのはシェアハウスで、会社員の榊さん、親に内緒で会社を辞めマンガ家になっていた叔父の茂道、女装の占い師・颯、海外を放浪する大学教授・成瀬ら、くせ者ぞろいの住人たちとの共同生活が始まる。いつも不機嫌そうだが気まぐれに美味しいご飯を振る舞ってくれる榊さんにいつしか淡い思いを抱くようになる直達だったが、彼と榊さんの間には思わぬ過去の因縁があった。
広瀬すずが榊さん役で主演を務め、「キングダム」の大西利空が直達、「横道世之介」の高良健吾が茂道、アニメ映画「かがみの孤城」で主人公の声を担当した當真あみが直達の同級生で颯の妹の楓を演じる。
ネット上の声
- ずっと怒りを抱えているのって無駄だと思う
- 直達くんのキャスティングが良かった
- 「何もなかった」とは言いつつも…。
- 素材は良いのに、もったいない
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督前田哲
- 主演広瀬すず
-
君主とその家族の食事をまかなう役割を担うことから「包丁侍」と呼ばれた武士の料理人の家に嫁いだ娘が、夫や家族と絆を深めていく姿を描くヒューマンドラマ。御算用者(経理係)として藩に仕えた「そろばん侍」の家族生活を描いた「武士の家計簿」(2010)に続き、江戸時代の加賀藩を舞台に描くシリーズ第2弾。優れた味覚と料理の腕をもつが、気が強いために1年で離縁されてしまった春は、加賀藩の料理方である舟木伝内に才能を見込まれ、舟木家の跡取り息子・安信と再婚する。安信は料理が大の苦手で、春は姑の満の助けも借りながら、夫の料理指南を始めるが……。春役は約8年ぶり映画主演となる上戸彩、夫の安信に高良健吾。監督は「釣りバカ日誌」シリーズの朝原雄三。
ネット上の声
- 夫をウマ〜く料理した姉さん女房の赤い糸☆
- この映画の献立は、何から何まで全て薄口
- 包丁侍は右手に包丁、心にプライドを!!
- 上戸彩はいい奥さんなんだろうなあ
料理人、 ヒューマンドラマ、 時代劇
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督朝原雄三
- 主演上戸彩
-
ネット上の声
- 女将さんからのオススメ
- 演技に魅せられた
- 普通の家族の話
- キャストが豪華だったし、みなさん上手なので見応えはあったけど、普通だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督深川栄洋
- 主演大森南朋
-
「さよなら歌舞伎町」「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督が、出身地の福島に暮らす人びとを描いた処女小説を自身のメガホンにより映画化。仮設住宅で父と2人で暮らすみゆきは市役所に勤務しながら、週末は高速バスで渋谷に向かい、デリヘルのアルバイトをしている。父には東京の英会話教室に通っていると嘘をついている彼女は、月曜になるとまたいつもの市役所勤めの日常へと戻っていく。福島と渋谷、ふたつの都市を行き来する日々の繰り返しから何かを求め続けるみゆき、彼女を取り巻く未来の見えない日々を送る者たちが、もがきながらも光を探し続ける姿が描かれる。主人公みゆき役に「グレイトフルデッド」「日本で一番悪い奴ら」の瀧内公美。父親役の光石研のほか、高良健吾、柄本時生、篠原篤らが脇を固める。
ネット上の声
- 観るべきでもあるし、映画として普通に面白い
- 福島の今は本当のところどうなのだろう ?
- 撮り溜めててなかなか手が出なかった作品
- 衝撃! デリヘル嬢となった本当の理由
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督廣木隆一
- 主演瀧内公美
-
行定勲監督が、出身地・熊本の地域創生を目的とした「くまもと映画プロジェクト」で手がけた中編作品。行定監督のほか、橋本愛、高良健吾ら出演者も熊本県出身者で、熊本城や夏目漱石旧居、江津湖、菊池渓谷など、同県の名所旧跡で撮影。セリフも熊本弁になっている。行定監督がディレクターを務めた熊本県菊池市で開催の「菊池映画祭2016」(16年3月4~6日開催)で上映された後、期間限定で無料配信。さらにその後、16年4月の熊本地震を受け、各地でチャリティ上映される。
ネット上の声
- あなたには忘れられない人がいますか?
- 熊本への思いが集まった作品
- 【こちらもU-NEXTで見れます】
- 40分だけどしっかりしてる
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間39分
- 監督行定勲
- 主演橋本愛
-
西村賢太による2010年・第144回芥川賞作を「天然コケッコー」「マイ・バック・ページ」の山下敦弘監督が映画化。昭和の終わりの酒と風俗におぼれる日雇い労働の青年の姿を通して、孤独や窮乏、生きる力について描き出していく。1987年、中卒で19歳の北町貫多は、日当5500円の日雇い労働でその日暮らしの生活を続けていた。生来の素行の悪さと性犯罪者だった父をもつ引け目から友人も恋人もいない貫多だったが、ある出会いによって大きく変化していく。主演は「世界の中心で、愛をさけぶ」「モテキ」の森山未來。貫多が港湾労働で知り合い、貫多に変化をもたらしていく専門学校生・日下部正二に高良健吾が扮する。映画オリジナルのヒロイン・桜井康子役で「AKB48」の前田敦子も出演。
ネット上の声
- 『苦役列車 』が悲惨にみえないのは、“友ナシ、金ナシ、女ナシ”でも“若さ”があるからだろうと思った話
- どうしようもないクズ男とか情けない男を演じさせたら、森山未來に勝る人はいないので
- 反吐が出そうな映画だが観終わってからの…
- 原作の西村賢太が「つまらない」と言う映画
孤独、 青春
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督山下敦弘
- 主演森山未來
-
小泉今日子と二階堂ふみが母娘役を演じる、劇作家・前田司郎のオリジナル脚本による監督作品。小説家やシナリオライターとしても活躍する前田の映画監督作は、「ジ、エクストリーム、スキヤキ」に続いて、これが2作目となる。北品川の食堂で暮らす女子高生・果子の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子が突然やって来た。ある事件を起こし、前科持ちとなってしまった未来子の登場に、慌てふためく家族。そして、果子は自分の部屋に図々しく居候する未来子にいら立ちを隠せなかった。退屈に思われた果子の夏が、自分が本当の母親だという未来子の出現によって、特別な夏へと変わっていく。未来子役を小泉、女子高生・果子役を二階堂がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 立派なおばさんになった今も昔と変わらずときめかせるキョンキョンとは何者なんだろう
- 少女が経験した、ひと夏の不思議な出来事
- 不思議と心地よくて、刺激がずっと残る
- 「これで、いいのだ」と思えてしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督前田司郎
- 主演小泉今日子
-
孤児院で兄弟のように育ったケンタとジュンは、ひたすら壁を壊すだけの解体工事の仕事(はつり)で生計を立てていた。低賃金で重労働という厳しい環境に加え、陰険ないじめが横行する現実に苛立つ2人は、所属する会社の事務所をぶち壊して、ケンタの兄がいる北を目指し旅に出るが……。出演は、ケンタに松田翔太、ジュンに高良健吾、カヨに安藤サクラ。監督・脚本は「ゲルマニウムの夜」の大森立嗣。
ネット上の声
- 役者陣のほとばしる熱意は伝わるがそれだけ
- “怒り”のベクトルが全く理解できない
- 生きていくために、もがく若者の姿
- みんな自分の気持ちに正直すぎる
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督大森立嗣
- 主演松田翔太
-
直木賞作家・角田光代の同名小説を「海を感じる時」の安藤尋監督のメガホンで映画化。子どもの頃に母が家出したため、普通の家庭を知らぬまま大人になった泰子。スーパーのレジ打ちの仕事をしながら、家と仕事場を往復する毎日を過ごしていた。婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らす日々は、大きな喜びこそないが小さな不幸もない、穏やかな生活だ。泰子のそんな静かな日々が、父の愛人の息子・智が現れたことで、大きく揺らいでいく。泰子役を初音映莉子、智役を高良健吾、智の母親で泰子の父親の愛人だった直子役を草刈民代がそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 原作× 演出× 初音× 髙良×× 草刈△
- 変な人たちだが感情はすっと入ってきた
- 主演女優・初音映莉子の魅力を再発見
- 私とは 別世界にいる人々。。。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督安藤尋
- 主演初音映莉子
-
元放送作家の百田尚樹による青春小説を、「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督が映画化。主演は市原隼人、高良健吾。高校のボクシング部に所属するカブ(市原)は、怠け者だが天才的なボクシングセンスを持っており、試合でも連戦連勝を収めていた。一方、カブの幼なじみで気弱な優等生のユウキ(高良)も、カブに憧れボクシングを始める。無敵を誇る天才ボクサーのカブと、地道に努力を重ねていくユウキは、やがて運命のライバルとなる。
ネット上の声
- 市原隼人くん、君の関西弁はなかなかだ!!
- 〜ベタな物語を貫き通した、爽快な映画。〜
- だからこそ、小細工が実に勿体なかった…。
- 勝って得る強さより、負けて得る真の強さ☆
高校、 部活も、 ボクシング、 青春
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督李闘士男
- 主演市原隼人
-
日本人初のノーベル文学賞作家・川端康成の作品群をモチーフに、前田敦子と高良健吾が主演を務めて描いた青春群像ファンタジー。川端が幼児期から旧制茨木中学校(現・府立茨木高等学校)を卒業するまで暮らした大阪府茨木市が市制70周年記念事業として全面協力し、少年時代をもとにした「十六歳の日記」をはじめとするさまざまな川端作品の要素がちりばめられている。簡素な木造アパートで小学生の息子と2人で暮らすシングルマザーの雪子。ある日、高校時代の同級生の訃報が届いた雪子は通夜の席に足を運ぶ。高校卒業から10年、久しぶりに顔を合わせた雪子と同級生たち。雪子たちが参列したその通夜は、これまで誰も体験したことのない奇想天外なお通夜だった。前田、高良のほか、白洲迅、有馬稲子、尾上寛之、中西美帆、奥野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香らが顔をそろえる。閉館した銀座シネパトスを題材にした「インターミッション」で初メガホンをとった映画評論家・樋口尚文の監督第2作。
ネット上の声
- 目をつぶれるところと、そうでないところ
- ジャンル『葬式の名人』として観るべし。
- 地元じゃなかったら観ないかなぁ。。
- 不思議な世界観。
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督樋口尚文
- 主演前田敦子
-
テレビドラマ化もされたベストセラー作家・東野圭吾の長編ミステリーを、堀北真希主演で映画化。「半分の月がのぼる空」「洋菓子店コアンドル」の深川栄洋監督がメガホンをとる。共演に高良健吾、船越英一郎ら。並外れた美ぼうをもつ少女・雪穂が、幼児期に起こったある事件をきっかけに、周囲の人間を不幸に陥れてでも底辺からのし上がろうとする姿を描く。
ネット上の声
- 白夜行はこんなに薄っぺらい内容ではない。
- 原作・TBSドラマ鑑賞済ファンの感想です
- 原作者の言うとおり、小説の再現は不可能
- ドラマ版と比較してる人は野暮すぎる!
サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間149分
- 監督深川栄洋
- 主演堀北真希
-
「893愚連隊」「狂った野獣」「極道の妻たち」シリーズなど、さまざまな傑作を生み出した日本映画界のレジェンド・中島貞夫監督の20年ぶりとなる長編劇映画。尊皇攘夷派の長州や薩摩脱藩志士たちと新撰組や見廻り組が抗争を繰り広げていた幕末の京都。長州を脱藩した清川多十郎は、居酒屋・満つやの用心棒をしながら、なんとか糊口をしのぐ生活を送っていた。満つやを切り盛りするおとよは多十郎に好意を寄せるが、おとよの思いを多十郎が気づく気配はなかった。町方からの注進で多十郎の存在を知った見廻組は、新撰組に目にものを見せようと多十郎襲撃を企てるが……。主人公の多十郎役を高良健吾、おとよ役を多部未華子、兄を頼り京都へやって来る多十郎の腹違いの弟・数馬役を木村了がそれぞれ演じる。監督補佐として「私の男」の熊切和嘉が参加。
ネット上の声
- 恋愛物だと言い聞かせても、やっぱ酷い
- 多部未華子の着物姿が愛らしいだけ
- 今、この作品がつくられた意味は
- 引退したものと思っていたが…
幕末、 時代劇
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督中島貞夫
- 主演高良健吾
-
金原ひとみの芥川賞受賞作「蛇にピアス」を、世界に知られる演出家・蜷川幸雄が映画化。蛇のように舌先が割れた“スプリット・タン”を持ち、全身にピアスや刺青をした男アマと、アマの紹介で知り合った彫り師シバの2人の男と関係を持つようになった19歳のルイは、自らの舌にもピアスをあけ、背中に刺青を彫る。それでも満たされない何かを探し求めるルイだったが……。ルイ役は映画初主演の吉高由里子。藤原竜也、唐沢寿明ら豪華俳優が特別出演。
ネット上の声
- 蜷川御大のタンのみならず体も真っ二つに!
- 「痛み」を感じることでぎりぎり「生きる」
- Hシーン満載でも、勃起つどころか激萎え…
- この映画に共感できないタイプの人間です
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督蜷川幸雄
- 主演吉高由里子
-
紀州出身の作家・中上健次が故郷を舞台につづった同名小説を、「キャタピラー」「海燕ホテル・ブルー」の若松孝二監督が映画化した人間ドラマ。紀州の路地で産婆を営むオリュウノオバは、高貴で不吉な血を持って生まれ、女たちに愉楽を与えながら命を燃やし尽くして散っていく男たちの誕生から死までを見つめ続けてきた。年老いて今際のきわをさまようオリュウの脳裏に、そんな男たちの儚くも激しい生きざまがよみがえる。2012年9月開催の第69回ベネチア国際映画祭でオリゾンティ部門に出品。同年10月、若松監督は交通事故で他界。本作が遺作となった。
ネット上の声
- 若松監督遺作、路地のおばぁと悪たれ子ども
- 役者の好演は評価するが映画としては残念
- 忌まわしき血と愛欲に溺れる男の生き様。
- 若松監督の遺作は、血と路地の深い物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督若松孝二
- 主演寺島しのぶ
-
「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」の廣木隆一監督が、馳星周による中篇小説集を基に、人間の“欲望”を描き出した衝撃ドラマ。夫や子供と幸せな日々を送っていた聡子は、携帯サイトを通して出会ったヤクザに騙され、売春を強要されてしまう。夫の秀之は彼女の変化に気づくが、何もできず妄想を膨らませるばかり。一方、母を助けるために父を殺した過去を持つ新聞配達員の青年・稔は、聡子を母の姿に重ね、彼女を救おうとするが……。
ネット上の声
- ありきたりな妄想としての“暴力とSEX”
- 精神の話は考え出すと止まらなくなります
- 迷走、『M』にシンパシーは必要なかった
- 美元の地味な容貌がリアリティを増す
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督廣木隆一
- 主演美元
-
1990年の京都を舞台に、高校3年生の少女が両親の離婚や自身の妊娠・出産を通して成長していく姿を生き生きと描いた青春ドラマ。17歳の瑞穂は、唯一心を許せる存在だった別居中の父に恋人がいることを知りショックを受ける。そんなある日、瑞穂は母が働く居酒屋で、どこかかげりのあるアメリカ人男性チャーリーに出会う。「星になった少年」の於保佐代子が、思春期の揺れる心を抱えながらもまっすぐに生きる少女を好演。
ネット上の声
- なんと囁いて良いのかもう分からない
- 別れて別れて…その先にあるもの
- 揺れ動く思春期、ここにあり。
- 肝心なところで逃げないで
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督中村真夕
- 主演於保佐代子
-
第140回直木賞を受賞した天童荒太のベストセラー小説を映画化。事件や事故に巻き込まれて亡くなった人々を「悼む」ため全国を放浪する青年・坂築静人や、かつて夫を殺してしまった女性、病に冒された静人の母、静人を追う週刊誌記者といった人物が織りなすドラマを通し、人の生や死、罪と赦しを描いた。週刊誌記者・蒔野抗太郎は、死者を「悼む」ために全国を旅しているという青年・坂築静人と出会う。蒔野は残忍な殺人や男女の愛憎がらみの記事を得意とし、日々そうした情報に触れていることから、人の善意などすでに信じることができずにいた。静人の「悼む」という行為も偽善ではないかと猜疑心を抱き、化けの皮をはいでやろうと思った蒔野は、静人の身辺を調べ始めるが……。主人公・静人役に高良健吾が扮し、静人の旅に同伴するヒロイン・奈義倖世役に石田ゆり子。そのほか井浦新、貫地谷しほり、椎名桔平、大竹しのぶという実力派が共演。2012年に上演された舞台版でも演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 他者への悼みがそれぞれの愛に変わるような
- 人生で何を経験したかで感想は異なる
- ユッキーはもう映画やめたら?(笑)
- 静人はあなたにどう映りましたか?
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間138分
- 監督堤幸彦
- 主演高良健吾
-
2007年から08年にかけて人気が再燃し、話題となった小林多喜二による1929年のプロレタリア文学の名作を、「弾丸ランナー」「疾走」のSABUが映画化。出稼ぎ労働者達が蟹缶の加工を行う船・蟹工船で、劣悪な環境と低賃金に疑問を抱いた新庄は、労働者たちを蜂起させ、非道な監督の浅川に立ち向かう。松田龍平と西島秀俊が激しく対立する労働者と権力者に扮する。
ネット上の声
- “大好き×大嫌い”明確に意見がわかれそう
- 頑張って働く、なんか文句あるか!
- 新釈・平成版に満点をつけてみる
- うお〜、カ・・カニだ〜!(笑)
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督SABU
- 主演松田龍平
-
北川景子と深田恭子が初共演し、「オトシモノ」「Another アナザー」の古澤健監督が手がけたホラー。今邑彩の同名小説を原案に、ルームメイトの奇妙な行動をきっかけに奇怪な事件に巻き込まれていく女性の恐怖を描く。派遣社員として働く23歳の萩尾春海は、交通事故に遭い入院した病院で、看護師の西村麗子と出会う。患者と看護師として知り合った2人だが意気投合し、春海の退院をきっかけに麗子がルームシェアを提案。2人は一緒に暮らしはじめる。順調な共同生活を送っていたある日、春海は麗子の奇妙な言動を目撃し、それ以降、周囲で不可解な事件が続発。ついには殺人事件まで起こってしまう。そして、春海の前に麗子とそっくりなマリという女性が現れ……。
ネット上の声
- 知り合って仲良く同居していたルームメイトの奇妙な行動から始まり、やがて驚愕の事件
- 犬好き要注意!創造力欠如の安易な短絡作品
- 久々に日本のサスペンス映画の傑作を見た。
- 伏線は取ってるような、取ってないような
サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督古澤健
- 主演北川景子
-
人気音楽プロデューサー・小林武史が監督を務め、岩井俊二がプロデュースと脚本を手がける青春映画。原作は菅知香の携帯小説「グッドドリームス」。アイドルグループ「KAT-TUN」の赤西仁が映画初主演を果たす。バンドブーム全盛期の1990年代、女子高生のアサコ(北乃きい)は天才的な音楽センスを持つユキヤ(高良健吾)率いる「LANDS」というバンドのファンになり、飛び込んだ楽屋でバンドメンバーと仲良くなる。アサコを気に入ったボーカルのナツ(赤西仁)は、バンドの練習スタジオへアサコを連れて行くが……。
ネット上の声
- なにも起こらないし、なにもはじまらない。
- 本当に観て良かったと思える作品は少ない
- ジャニヲタには到底理解できない世界
- 「素敵」か「なんじゃ、こりゃ!」
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督小林武史
- 主演赤西仁
-
芥川賞作家・中上健次の遺作長編小説を、高良健吾と鈴木杏のダブル主演で映画化。「余命1ヶ月の花嫁」「雷桜」の廣木隆一監督がメガホンをとる。東京で賭博に明け暮れる日々をおくっていた名家出身のカズは、新宿歌舞伎町で働くポールダンサーの真知子と熱烈な恋に落ちる。2人はカズの故郷で新生活を始めるが、カズの父親をはじめ周囲は2人の関係を認めなかった。やがて真知子は東京へ戻り、自暴自棄におちいったカズは、借金にまみれながら賭博で身を滅ぼしていく。
ネット上の声
- ママゴトだからこそ放っておけない2人の愛
- 鈍重な疲労感とストレスが襲うボンクラ映画
- 金持ちボンボンの自己快楽作品。最低です。
- ほらほら、見て見て、長回ししてるよ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督廣木隆一
- 主演高良健吾
-
中島貞夫監督が2018年に20年ぶりにメガホンを取った映画「多十郎殉愛記」のメイキング映像に、中島監督と親交の深い人びとのインタビューを盛り込み、中島貞夫の実像に迫るドキュメンタリー。
1964年に「くノ一忍法」で監督デビュー以後、「893愚連隊」や「鉄砲玉の美学」「狂った野獣」、そして「極道の妻たち」シリーズなど、数多くの作品を手がけた映画監督・中島貞夫が、監督としての自身を育ててくれた東映京都撮影所のため、そして京都の映画作りの伝統を残すため、20年ぶりにメガホンを取ったのが「多十郎殉愛記」だ。
同作の撮影が行われた2018年、当時83歳の中島監督が東映京都撮影所を舞台に繰り広げる覇気あふれる映画作りの様子を中心に、友人である倉本聰や、かつての仕事仲間である荒木一郎、三島ゆり子、橘麻紀、高田宏治、教え子の熊切和嘉らによるインタビューを交え、中島監督の半生や映画に対する熱い思いに多角的に迫っていく。
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督松原龍弥
- 主演中島貞夫