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1970年代スイス。人生から「逃げる」ことを選んだ男女3人の孤独と再生を巡る、ゴダールの映像詩。
1970年代のスイス。テレビディレクターのポール、元恋人のドゥニース、娼婦のイザベル。人生に行き詰まりを感じる3人の男女の日常が、断片的に描かれる物語。ポールは虚無的な日々を送り、ドゥニースは都会を離れ田舎での生活を決意。一方、イザベルは客を取りながらも、自分らしい生き方を模索。それぞれの「逃走」と「人生」が交錯し、やがて一つの地点へと収束していく。ゴダールがスローモーションを多用し、人間の孤独と愛、そして社会の歪みを映し出す映像の交響曲。彼らがたどり着く場所とは。
ネット上の声
- いくつもの性、見える音楽
- ゴダールと名乗る映画監督の男は彼女から別れを切り出され、前の妻と娘との関係も良好
- 商業映画復帰作なのに主人公の名前がまんまゴダールだったり、妻子との生活が上手くい
- この作品を久しぶりに観て、ゴダールはいつだって自由だったんだなあと改めて思った次
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス,スイス
- 時間98分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジャック・デュトロン
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高級コールガールの女と泥棒稼業の男が出会い、互いに警察から追われる身で愛を深めていくという恋愛ドラマ。製作はクロード・ルルーシュ、デニス・エローとジョゼフ・ボビアン、監督・脚本は「愛よもう一度」のクロード・ルルーシュ、撮影はべルナール・ジツェルマン、音楽はフランシス・レイ、編集はソフィー・ボーとユーグ・ダルモワ、製作マネージャーはダニエル・デシャンが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・デュトロン、ジャック・ヴィルレ、ジェラール・ケロー、ポール・プレボワ、ジルべルト・ジニア、べルナール・ル・コックなど。
ネット上の声
- クロード・ルルーシュのレトロスペクティヴ上映企画があったら、絶対入れて欲しい作品
- 縁起なんて気にしない!
- 綺麗な映像で見てみたい
- 縁起を担ぐ
恋愛
- 製作年1979年
- 製作国フランス,カナダ
- 時間110分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「悪魔の陽の下に」(1987)で知られるフランスの名匠で、映画監督になる前は画家でもあったモーリス・ピアラが、敬愛するビンセント・ファン・ゴッホを描いた。療養のためにオーベルの村を訪れたゴッホは、医師ガシェの娘マルグリットと出会う。ゴッホはマルグリッドをモデルに絵を描き始め、やがて2人は親密さを増していくが……。ゴッホ役のジャック・デュトロンがセザール賞男優賞を受賞。ピアラ自身も監督としての名声を確たるものにした代表作のひとつ。2013年、ピアラの没後10年を機に組まれた特集上映「フランス映画の知られざる巨匠 モーリス・ピアラ」で日本劇場初公開。
ネット上の声
- ゴッホの狂気
- ゴッホの半生
- 自分の絵が他人には理解されないゴッホの心の苦しみを静謐、丁寧に描い...
- テオの妻が水を浴びるシーンがいかにもルノワールが好きそうな肉感、木漏れ日や光が弾
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間160分
- 監督モーリス・ピアラ
- 主演ジャック・デュトロン
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「ポゼッション」「狂気の愛」などで知られるポーランド出身の鬼才アンジェイ・ズラウスキーが、初めてフランスで手がけた作品。オーストリア出身で当時フランスで活躍していたロミー・シュナイダーを主演に迎えて描いた、濃密なメロドラマ。
ゴシップ誌のカメラマン、セルヴェは、生活のために安っぽいポルノまがいの映画に出演して日銭を稼いでいる女優ナディーヌと出会い、一目ぼれする。彼女を助けようと考えたセルヴェは、高利貸しからお金を借りて舞台に出資し、ナディーヌに役を与える。ナディーヌもそんなセルヴェにひかれるが、夫であるジャックとの間で揺れ動き……。
撮影中は演出方針をめぐってズラウスキーとシュナイダーが何度も衝突したと言われるが、シュナイダーは落ちぶれた女優ナディーヌを演じきり、第1回セザール賞で主演女優賞を受賞した。共演はフランスの人気歌手ジャック・デュトロンと、「アギーレ 神の怒り」「ノスフェラトゥ」などで知られるクラウス・キンスキー。2024年10月、「ロミー・シュナイダー傑作選2024」にて日本劇場初公開。
ネット上の声
- タイトルなし(ネタバレ)
- ロミーのアナザーサイドの代表作
- 不快で難しくて眠かった(笑)
- 大事なのは愛すること
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間113分
- 監督アンジェイ・ズラウスキー
- 主演ロミー・シュナイダー
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2010年に他界した仏ヌーベルバーグの巨匠クロード・シャブロルの日本未公開作品を連続公開する「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」にて上映。米作家シャーロット・アームストロングによる「見えない蜘蛛の巣」をもとに、人間の心の奥底に潜む善と悪の葛藤(かっとう)を、リストのピアノ曲「葬送」をはじめとしたクラシック音楽の名曲にのせて描きだす心理犯罪ドラマ。
ネット上の声
- 自分の目的を守る為なら..善と悪に揺れるミカの愛の物語
- 高評価を頼りに見ましたが、結末にモヤっと
- イザベル・ユペール&アナ・ムグラリス
- ユペールの演技を堪能するサスペンス
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演イザベル・ユペール
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ネット上の声
- 太陽がぎらぎら
- WBC韓国戦
- コートダジュールの別荘を舞台に、見知らぬ男の訪問がきっかけで、家族に起こる意外な
- 日本人なら2日で飽きるのに3週間近く毎年同じ所で過ごすフランス人のバカンス プチ
サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ジル・パケ=ブランネール
- 主演ジャック・デュトロン
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美貌の元宝石ディーラーがダイヤモンドをめぐり再び輝きを取り戻していく姿を描いたドラマ。監督は女優で本作が監督第3作目となるニコール・ガルシア(映画祭上映作品『お気に入りの息子』)。脚本はガルシアとジャック・フィエスキ。製作はアラン・サルド。撮影は。音楽は「ハワーズ・エンド」のリチャード・ロビンス。美術はテェエリー・フラマン。編集はリュック・バルニエ、フランソワーズ・ボノ。衣裳はナタリー・デュ・ロスコー、エリザベート・タヴェルニエ。出演は「夜の子供たち」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「ニルヴァーナ」のエマニエル・セニエ、「勝手に逃げろ/人生」のジャック・デュトロン、「恋するシャンソン」のジャン=ピエール・バクリほか。
ネット上の声
- ドヌーヴがアル中役という事でなのか、内容がかなり込み入っているのに、フワフワとし
- ダイヤモンドをめぐるサスペンス、次々と現れる登場人物たちの紹介が後手に回る脚本だ
- かつてはやり手の宝石商だったがアルコール依存症に陥っている女性が、宝石商の夫の死
- おもしろいかは謎やけど、26年も前の映画ってことを感じさせへんファッションが良い
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督ニコール・ガルシア
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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偶然パリの街で出会った男女の、三日三晩に渡る愛の葛藤を描く恋愛ドラマ。製作はアラン・サルド。ラファエル・ビエドゥーによる同名小説を基に、監督・脚本は「悪魔」のアンジェイ・ズラウスキ、撮影はパトリック・ブロシェ、音楽はアンジェイ・コジンスキが担当。出演はソフィー・マルソー、ジャック・デュロンほか。
ネット上の声
- たったひとりで震えていたあの子を、何も告げずに見つけてくれたのはあなただった
- まだ携帯電話が普及してなかった頃
- ソフィー・マルソー好演
- 異能からの脱出
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督アンジェイ・ズラウスキー
- 主演ソフィー・マルソー
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ロマンを追い続け、傷つき挫折してゆく、ひとりのスタントマンの生きざまを描く。製作はイヴ・ロベール、監督・脚本はフランンワ・ペリエの息子のジャン・マリー・ペリエ、撮影はイヴ・ラフェーイ、音楽はジャック・デュトロンが各々担当。出演はジャック・デュトロン、レア・マッサリ、ナタリー・ペリエ、ジャン・ブイーズ、グレッグ・ジェルマン、アネモーヌ、ダニエル・ゴデなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督ジャン・マリー・ペリエ
- 主演ジャック・デュトロン