- 製作
- 1999年 日本
- 時間
- 90分
- 監督
- 岡部暢哉
- 出演
- 長倉大介町田政則清水宏
- 種類
- アニメ
【記憶を失い、見知らぬ部屋で目覚めた男。壁に書かれた謎の文字「D」。自らの正体と、この密室からの脱出を懸けた、息詰まる心理スリラー。】
無機質なコンクリートの部屋。頭に鈍い痛みを抱え、一人の男が目を覚ます。自分が誰なのか、なぜここにいるのか、一切の記憶がない。唯一の手がかりは、壁に大きく刻まれたアルファベット「D」の一文字。部屋には出口がなく、謎の監視カメラが彼の一挙手一投足を見つめている。時折聞こえる不気味な物音。彼は、限られた情報の中から自らの過去を必死に探り、脱出の糸口を見つけようと試みる。この部屋は何なのか。「D」が意味するものとは。極限の孤独と恐怖の中、男の精神は次第に追い詰められていく。