ナチスドイツにより奪われた美術品と、それに関わる人々の運命を描いたドキュメンタリー。1933年から45年にかけて、ナチスがヨーロッパ各地で略奪した美術品の総数は約60万点にものぼり、戦後70年以上が過ぎた現在でも10万点が行方不明と言われている。権力は芸術をも支配できると盲信するナチスによる美術史上最悪の略奪と、今なお続く奪還をめぐる戦いを、歴史家や美術研究家、関係者らの証言をもとに描き、ヒトラーの思想の背景と略奪品がたどった闇の美術史を浮かび上がらせていく。「グレート・ビューティー 追憶のローマ」などで知られるイタリアの名優トニ・セルビッロが案内人を務める。ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子が日本語字幕監修を担当。
ネット上の声
- 闇の美術史という触れ込みであったが、戦時によくある略奪品の一部を公...
- “奪還品の展覧会”は見てみたいかも。
- 「ピカソVSヒトラー」ってのは盛り?
- もう少し絵画を見せて欲しかった…
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間97分
- 監督クラウディオ・ポリ
- 主演トニ・セルヴィッロ