祖父が大切にしていたリーブの樹を取り戻すため、スペインのバレンシアからドイツへと向かう孫娘と仲間たちの旅を描いたドラマ。ビクトル・エリセ監督の「エル・スール」にヒロインとなる少女エストレリャ役で出演した経歴を持つ元女優の映画監督イシアル・ボジャインがメガホンをとり、ボジャインの夫でケン・ローチ作品の脚本家として知られるポール・ラバーティが脚本を手がけた。20歳のアルマは気が強く扱いにくい女の子だが、オリーブ農園を営む祖父とだけは幼い頃から強い絆で結ばれていた。しかし、農園の経営難から、祖父が大切にしていた樹齢2000年のオリーブの木を父が売り払ってしまい、祖父は食事も喉を通らなくなってしまう。そんな祖父のため、アルマは樹を取り戻そうと無謀な旅に出る。2016年・第13回ラテンビート映画祭で上映されている。
ネット上の声
- ケン・ローチ監督と何本もの映画でタッグを組んでいる脚本家ポール・ラヴァーティが脚
- 樹齢2000年のオリーブの樹を求めてはるばるドイツへ
- おじいちゃんと孫娘の思い出のオリーブの木
- ところ変われば、樹も様子を変える
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督イシアル・ボジャイン
- 主演アンナ・カスティーリョ