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全2作品。ラヴ・ディアス監督が制作した映画ランキング

  1. 北(ノルテ)―歴史の終わり
    • A
    • 4.01

    裕福なインテリ学生が犯した殺人。その罪を背負うのは貧しい男。フィリピン社会の闇を映す、魂の叙事詩。

    舞台は現代フィリピンのルソン島北部。裕福な家庭に育ちながらも、既存の社会体制に憤りを抱く元法学生ファビアン。彼はある日、高利貸しの老婆を殺害。しかし、その罪で逮捕されたのは、借金を抱える貧しい露天商のホアキンだった。無実を訴えるも、終身刑を宣告されるホアキンと、絶望に沈む彼の家族。一方、罪の意識から逃れ、狂気へと堕ちていくファビアン。二つの人生が交錯する時、フィリピン社会が抱える根深い闇と歴史の終わりが浮かび上がる。

    ネット上の声

    • カメラが映しとる均質さというのが、ラヴ・ディアスの映画ではどうも余計に際立ってく
    • フィリピンを舞台に冤罪の方を膨らませる等で脚色しつつも、なかなか『罪と罰』しては
    • 『立ち去った女』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲ったフィリピンの怪物作家ラヴ
    • ドストエフスキー転じてブレッソン的な物語をラヴ・ディアスがやっている
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2013年
    • 製作国フィリピン
    • 時間250分
    • 監督ラヴ・ディアス
    • 主演---
  2. 立ち去った女
    • B
    • 3.94

    30年の冤罪。無実の罪で半生を奪われた女が、復讐の果てに見出すものとは。

    1997年、フィリピン。無実の罪で30年間服役していた元教師のオラシアが、ついに釈放。自分を陥れたのがかつての富豪の恋人であったと知り、彼女の心は復讐の炎に燃え上がる。別人になりすまし、静かに復讐の機会をうかがうオラシア。しかし、社会の底辺で生きる人々と触れ合う中で、彼女の心に変化が芽生え始める。憎しみと赦しの間で揺れ動く魂。モノクロームの映像が映し出す、人間の善と悪、そして魂の救済を巡る重厚な物語。

    ネット上の声

    • 黒と白のコントラストを覆う光源は繊細で美しく圧倒的画力にフォトグラフの陰陽を持ち
    • これは、イライラしている時に観てはいけません
    • 意外に終わってすぐもう一度観たくなる
    • 無実の罪で投獄されたホラシアは自分を陥れた男への復讐と弱者への救済に動いていくヴ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2016年
    • 製作国フィリピン
    • 時間228分
    • 監督ラヴ・ディアス
    • 主演チャロ・サントス

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