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直木賞作家・朝井リョウの連作短編小説を原作に、廃校前の高校を舞台に4人の少女の卒業式までの2日間を描いた青春恋愛映画。
廃校を控え、校舎の取り壊しが決まっている高校。進学のため上京するバスケ部長・後藤由貴は、地元に残る恋人・寺田との関係が気まずくなっていた。軽音楽部長の神田杏子は、幼なじみの森崎に思いを寄せている。クラスになじめず図書室に通う作田詩織は、図書室の管理をする坂口先生に淡い恋心を抱いている。そして卒業生代表の答辞を務める山城まなみは、ある思いを恋人に伝えられずにいた。
「サマーフィルムにのって」の河合優実がまなみ役で映画初主演を務め、「アルプススタンドのはしの方」の小野莉奈、「ヤクザと家族 The Family」の小宮山莉渚、「かそけきサンカヨウ」の中井友望が共演。短編「カランコエの花」で高く評価された中川駿が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 若手男女優さん達の自然な演技が光ります!透明な緊張感がほとばしる作品でした!
- あなたが卒業と同時に置いて来たものが、この映画には詰まっていると思う
- 卒業式が出来なかった子たちは、是非疑似体験してください
- 卒業式はアルゼンチンの旗 少女たちの企み
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督中川駿
- 主演河合優実
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LGBTが抱える問題を、当事者ではなく周囲の人々の目線から描き、2017年・第26回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)のコンペティションでグランプリを受賞した短編作品。とある高校の2年生のクラスで、ある日唐突に「LGBTについて」の授業が行われたことをきっかけに、クラス内にLGBT当事者がいるのではないかという噂が広まっていく様子を描いた。日常に波紋が広がり、思春期ならではの心の葛藤を抱えた生徒たちは、それぞれに行動を起こすが……。レインボー・リール東京のほか、京都国際映画祭2017や第4回新人監督映画祭などでも受賞を果たした。監督は尊厳死を題材に描いた「尊く厳かな死」の俊英・中川駿。
ネット上の声
- とある高校で考えの浅い教師がミスったせいで、LGBT探しをしようとする男子生徒が
- やはりね、高校生くらいの集団はナイーブなんだ
- カランコエの花の花言葉はね、、
- あなたを守りたかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間39分
- 監督中川駿
- 主演今田美桜
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母親の尊厳死を受け入れるか否かで葛藤を繰り広げる家族の姿を描いたヒューマンドラマ。ある日、転倒して頭を強打した母親がそのまま植物状態になってしまった直樹。妹の由佳、妻の綾子ととともに、突然の出来事に動揺を隠せずにいた直樹だったが、母が「尊厳死の宣言書」(リビングウィル)を作成し、尊厳死を望んでいたことを思い出す。直樹らは、母の尊厳死を受け入れるかどうかで苦悩する。第2回新人監督映画祭で準グランプリ(中編部門)、福岡インディペンデント映画祭2016で企画賞を受賞。本作が映画監督デビュー作となる映像作家の中川駿が、祖父を尊厳死で見送った自身の体験に基づいて手がけた。
ネット上の声
- 一母親として現実に即した考えを夫に宣言しなければならない妻、またそれを言わせてし
- 先日観に行った『カランコエの花』が非常に良かったので中川駿監督の前作を鑑賞
- 誰がどう見ても内容が推測のついてしまうタイトルがすべてを物語っている
- カランコエの花の監督作ということで、以前から興味があったので鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督中川駿
- 主演イワゴウサトシ