-
フランスの名優イザベル・ユペールが主演を務め、喪失を抱えるフランス人作家が日本各地を旅するなかで新たな一歩を踏み出していく姿を軽やかにつづった人間ドラマ。
フランスの女性作家シドニは、自身のデビュー小説「影」が日本で再販されることになり、出版社に招かれて訪日することに。見知らぬ土地への不安を感じながらも日本に到着した彼女は、寡黙な編集者・溝口健三に出迎えられる。シドニは記者会見で、自分が家族を亡くし天涯孤独であること、喪失の闇から救い出してくれた夫のおかげで「影」を執筆できたことなどを語る。溝口に案内され、日本の読者と対話しながら各地を巡るシドニの前に、亡き夫アントワーヌの幽霊が姿を現し……。
「硫黄島からの手紙」の伊原剛志が溝口役をフランス語で演じ、「名もなき生涯」のアウグスト・ディールがアントワーヌの幽霊役で出演。「ベルヴィル・トーキョー」「静かなふたり」のエリーズ・ジラールが監督を務め、「アマンダと僕」のモード・アメリーヌと「アンティークの祝祭」のソフィー・フィリエールがジラール監督とともに脚本を担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,日本,ドイツ,スイス
- 時間95分
- 監督エリーズ・ジラール
- 主演伊原剛志
-
イザベル・ユペールの娘であるロリータ・シャマ主演によるラブストーリー。田舎からパリへ越してきたばかりの27歳のマヴィ。不器用な彼女は都会でのせわしい生活になじめないでいた。ある日、従業員募集の張り紙を頼りに訪れたカルチェ・ラタンの小さな古書店で謎めいた店主ジョルジュと出会う。書物を通じて心を通わせた2人は互いの孤独を共有し、祖父と孫ほどの年齢差がありながら次第に惹かれあっていった。しかし、ジョルジュには謎に包まれた過去があった。シャマがマヴィ役、「昼顔」のベテラン俳優ジャン・ソレルがジョルジュ役をそれぞれ演じる。
ネット上の声
- パリの街角を舞台にした[フランス映画]です
- 文化の香り高い映画。
- 一種のフェティシズム
- 心地よい”ゆるさ”
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督エリーズ・ジラール
- 主演ロリータ・シャマー
-
俳優や名画座の広報スタッフなど異色の経歴を持つエリーズ・ジラールの長編監督デビュー作。映画評論家の夫ジュリアンとパリの名画座で働く妻マリー。ある日、出張でベネチアに向かうジュリアンは、旅立つ間際に「向こうに愛する人がいる」と告白。妊娠中だったマリーは困惑し、出張から戻ってきたジュリアンを家から追い出す。ジュリアンからの懇願もあり、再び一緒に暮らすことになった2人だったが、気持ちはすれ違ったまま。ジュリアンは次に東京へ出張すると言って出かけるが、マリーはパリのアジア人街ベルビルでジュリアンを目撃。東京への出張は嘘だったことがわかり……。「わたしたちの宣戦布告」で監督・主演を務めたカップルのバレリー・ドンゼッリとジェレミー・エルカイムが再び夫婦役を演じる。
ネット上の声
- すれ違いの夫婦
- 妻の妊娠を機に、父親になる覚悟も出来ない情けない夫の、自己中心的で身勝手な本性が
- ある日突然夫から別れを告げられて動揺する妊娠中の女性が、それ以降の夫の不可解な行
- 『わたしたちの宣戦布告』がとても好きで、その二人が出ているということで興味が湧き
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間75分
- 監督エリーズ・ジラール
- 主演ヴァレリー・ドンゼッリ