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全5作品。村上浩康監督が制作した映画ランキング

  1. 東京干潟
    • A
    • 4.40
    多摩川の河口でシジミを獲り、捨て猫と暮らすホームレスの男性の姿から、現代社会のさまざまな問題を見つめるドキュメンタリー。多摩川の河口でシジミを獲って暮らしている、80代半のあるホームレスの老人。彼は捨てられた十数匹の猫を殺処分から救うため、日々世話をしながら、干潟の小屋で10年以上生活していた。シジミと共存していくため、成長途中の稚貝は獲らないというルールを自らに課している老人だったが、近年は一部の人々の無計画な乱獲で、シジミの数は減少していた。また、2020年東京オリンピックに向けて干潟には橋がかかり、沿岸には高層ホテルが建てられていく。東京という大都市の最下流から、変わりゆく街の姿を複雑な思いで見つめる老人の姿を通し、環境破壊や高齢化問題、格差社会、ペット遺棄など、現代日本が抱えるさまざまな問題を浮き彫りにする。同じく多摩川河口の干潟を題材にしたドキュメンタリー「蟹の惑星」が同時公開。

    ネット上の声

    • 多摩川べりに小屋を建て、捨てられた猫たちと暮す老人の姿を通して、今の日本の様々な
    • 近日公開の「たまねこ、たまびと」を見るにあたり調べていたら同監督のこの作品に辿り
    • 村上浩康監督が多摩川の干潟をテーマに製作したドキュメンタリー"TOKYO HIG
    • 都市の切れ間にしぶとく残る自然と、そこで生きるおじいさんと猫たち
    ドキュメンタリー
    • 製作年2019年
    • 製作国日本
    • 時間83分
    • 監督村上浩康
    • 主演---
  2. たまねこ、たまびと
    • A
    • 4.17
    多摩川に捨てられ過酷な運命をたどる猫たちと、そんな猫たちを守ろうと活動する写真家の小西修をはじめとした人びとを描いたドキュメンタリー。 東京都と神奈川県の間を流れる多摩川には昔から多くの猫が遺棄され、飢えや台風などで命を落としている。また、なかには心ない人間によって虐待を受ける猫もいる。写真家の小西修は30年以上にわたって猫たちをカメラに収めながら、猫を世話するホームレスやボランティアの人びとと交流し、救護活動を続けている。そんな小西の活動に2年間密着し、多摩川に生きる猫と人の知られざるコミュニティを描き、命の尊さを見つめる。 監督は、多摩川河口干潟を舞台にした連作「東京干潟」「蟹の惑星」が新藤兼人賞金賞や文化記録映画優秀賞などさまざな賞を受賞し、高い評価を受けた村上浩康。

    ネット上の声

    • 多摩川に棄てられ過酷な運命にあう猫たちと彼らを守り続ける人々を巡るドキュメンタリ
    • 小西修さんが、長い救済活動を通して世界は少しでも変わったかと聞かれたとき、変わっ
    • 冒頭の自転車の画がとても素敵だなとにっこりした後はずっとぐずぐず泣きっぱなしだっ
    • 作中、小西さんの展示を見にきた方がおっしゃっていた「多摩川の猫を見ながら、人間の
    ドキュメンタリー
    • 製作年2022年
    • 製作国日本
    • 時間91分
    • 監督村上浩康
    • 主演---
  3. あなたのおみとり
    • A
    • 4.12
    「東京干潟」「蟹の惑星」で新藤兼人賞金賞、文化庁優秀記録映画賞を受賞するなど高い評価を受けたドキュメンタリー映画監督の村上浩康が、自宅での最期を希望した父と看取りを決意した母の日々を見つめたドキュメンタリー。 末期ガンで入退院を繰り返していた91歳の父・村上壮さんの「家に帰りたい」という言葉を受け、86歳の母・幸子さんは自宅での看取りを決意した。介護ベッドを置き、ヘルパーや訪問看護師が出入りする生活が始まるなか、ベッドから動けない父は何かと世話を焼く母に「ありがとう」と言うようになり、母はできる限り父の近くで時間を過ごすように。 徐々に食事を摂れなくなり目をつむる時間も増えていく父と、持病の悪化により自身の健康にも不安を抱える母。介護生活を続ける両親と積極的に関わりたいとの思いからカメラを回し始めた村上監督が、「老老介護」「オレオレ詐欺」といった高齢者を取り巻く社会問題や、花や虫などさまざまな命の姿を盛り込みながら、40日あまりにわたる両親の最後の日々を映し出す。
    ドキュメンタリー
    • 製作年2024年
    • 製作国日本
    • 時間---分
    • 監督村上浩康
    • 主演---
  4. 蟹の惑星
    • A
    • 4.07
    多摩川河口の干潟でカニの観察を続ける吉田唯義さんのフィールドワークを追い、身近な自然の大切さや、大都市の中に息づく知られざる世界を描いたドキュメンタリー。多摩川河口の干潟には、狭い範囲に多数の種類のカニが生息している。大都会の中でこれほどのカニを見ることができる場所は珍しく、15年にわたって独自にカニの観察を続けている吉田さんは、数日おきに干潟を訪れては、カニたちの生態を記録している。そんな吉田さんとともに干潟をフィールドワークしながら、カニたちの驚くべき営みを見つめていく。同じく多摩川河口の干潟を背景に描いたドキュメンタリー「東京干潟」が同時公開。

    ネット上の声

    • YIDFF2021オンラインで
    • とても丁寧に、干潟の蟹とそれを研究する人を追ったよいドキュメンタリーでした
    • 400m×200mの小さな場所に、蟹たちの大きな宇宙が存在した
    • 両腕がないカニは、どうなるって???
    ドキュメンタリー
    • 製作年2019年
    • 製作国日本
    • 時間68分
    • 監督村上浩康
    • 主演---
  5. 流 ながれ
    • E
    神奈川県の中津川で生物の保護と研究に取り組む2人の男性の姿を10年間にわたり追い続けたドキュメンタリー。2000年、神奈川県愛川町と厚木市を流れる中津川に、首都圏最大級の水がめ「宮ケ瀬ダム」が完成。しかし、上流にダムができたことで川に生息する生き物たちに影響があらわれはじめる。愛川町に住む吉江啓蔵さんは、関東地方の限られた河川にしかみられない絶滅危惧種のカワラノギクを保護するため活動を始め、愛川中学校の元教師で、長らく中津川の水生昆虫調査を行っていた齋藤知一さんも、ダムの完成を契機に水生昆虫の調査を再開。カワラノギクは吉江さんの献身的な世話のもとで命を吹き返していき、齋藤さんの調査からは、水生昆虫の知られざる生態やダムの影響で起こった川の環境変化が明らかになっていく。

    ネット上の声

    • 河原に生息する絶滅危惧種の植物をたった一人で保護し育成するおじいさんと、減少する
    • 傑作「東京干潟」をはじめ記録映画の歴史を紡ぐ現代映画の旗手、村上浩康が10年間に
    • ダムの生態系への影響
    ドキュメンタリー
    • 製作年2012年
    • 製作国日本
    • 時間85分
    • 監督村上浩康
    • 主演---

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