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台湾のチェン・ユーシュン監督が「熱帯魚」に続いて手がけた長編第2作で、台北を舞台に個性豊かな複数の男女が織り成す不器用な恋愛模様をポップに描いたラブコメディ。ケーキ職人の冴えない男性アシェンは、小学校の同級生だった初恋の女性リーファと再会する。一方、アシェンのアパートに同居する食欲旺盛な女性リリーは、拾ったポケベルの持ち主の男性と電話で話すようになり、その声に惹かれていく。また、内気な訪問セールスマンのアソンは、偶然訪れた美容院の経営者リーファに一目ぼれするが……。第34回金馬奨で最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞を受賞した。2019年8月、新宿K's cinemaほかにてデジタルリストア版が上映。
ネット上の声
- 熱帯魚、1秒先の彼女を作った人だとわかる感じ…ポップで似てる
- 完全に気持ちがシンクロした、特別な作品
- (本当の)恋愛映画、映画史上NO.1!
- 10年たっても印象の残る映画
青春
- 製作年1997年
- 製作国台湾
- 時間113分
- 監督チェン・ユーシュン
- 主演チェン・ジンシン
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台湾のチェン・ユーシュン監督が1995年に発表した長編デビュー作で、誘拐事件に巻き込まれた少年と誘拐犯一家の不思議な交流をユーモラスにつづった人間ドラマ。台北で暮らす夢見がちな中学生ツーチャンは、受験を控えたある日、誘拐事件に遭遇し被害者の少年と一緒に連れ去られてしまう。主犯格の男は2人を手下の優しい男アケンに預けて身代金を受け取りに行くが、その途中で交通事故に遭い死んでしまう。困り果てたアケンは、自分の家族が暮らす南部の漁村へ2人を連れて行くことに。台北では誘拐報道がヒートアップする中、不意に訪れた夏休みのような不思議な時間を過ごすツーチャンだったが……。第48回ロカルノ国際映画祭で青豹賞、第32回金馬奨で最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞を受賞した。2019年8月、新宿K's cinemaほかにてデジタルリストア版が上映。
ネット上の声
- なんだろうこの『ボクと弟の楽しい夏休み絵日記〜誘拐犯といっしょ〜』みたいなヘンテ
- お受験中学生版ソナチネ、みたいだった。妄想世界とか台湾の風情、人間...
- 楽しくも切なさ溢れる
- 不幸中の至福
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国台湾
- 時間108分
- 監督チェン・ユーシュン
- 主演リン・ジャーホン
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「熱帯魚」「ラブゴーゴー」で“台湾ニューシネマの異端児”として注目を集めたチェン・ユーシュンが監督・脚本を手がけ、2020年・第57回金馬奨で作品賞を含む5部門に輝いたファンタジックなラブストーリー。郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋も冴えない日々を送っていた。そんなある日、彼女は街で出会ったハンサムなダンス講師ウェンソンと、“七夕バレンタイン”にデートの約束をする。しかし彼女がふと目を覚ますと、既にバレンタインの翌日になっていた。シャオチーは失くした大切な1日の記憶を取り戻すべく奔走するが……。
ネット上の声
- よくもわるくも台湾の大らかさ、素直さが醸し出ている。しかし男は全員変なやつ!
- 台湾ならではというか、振舞いや発想が、もろもろ大らかで可愛らしくて...
- 秀逸な脚本で面白かったです!笑って泣ける心が温かくなる映画。
- すれ違って来た男女にご褒美のバレンタインデーが
ファンタジー
- 製作年2020年
- 製作国台湾
- 時間119分
- 監督チェン・ユーシュン
- 主演リウ・グァンティン
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「熱帯魚」「ラブゴーゴー」といった作品で1990年代の台湾映画界を盛り上げたコメディの名手チェン・ユーシュン監督が、16年ぶりに長編映画のメガホンを取った料理コメディ。「總舖師(ツァンポーサイ)」と呼ばれる伝説の料理人を父に持つ少女シャオワンは、モデルになることを夢見て都会に出ていたが上手くいかず、恋人の借金まで背負わされてしまう。逃げるように故郷に帰った彼女は、父の死をきっかけに経営が悪化した家業を継ぐことを決意。料理が苦手なシャオワンは、偶然知り合った料理コンサルタントの青年に助けを求めるが……。2013年・第26回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門「台湾電影ルネッサンス2013」では、「総舗師 メインシェフへの道」のタイトルで上映されている。
ネット上の声
- 「マダム・マロニー」観りゃ良かった(泣)
- 面白かったが期待していただけに少し残念
- 「1秒先の彼女」が好きなので…
- それではみんなで歌いましょう♡
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国台湾
- 時間145分
- 監督チェン・ユーシュン
- 主演リン・メイシウ