憎しみ合うイスラエルとパレスチナの若者たち。音楽は、対立を乗り越え、平和への架け橋となり得るのかを問う感動の物語。
ドイツ・南チロルに、イスラエルとパレスチナから若き音楽家たちが集結。世界的指揮者シュポルクのもと、和平を願うオーケストラを結成するため。しかし、練習初日から歴史に根差す憎悪と不信が爆発。シュポルクの目的は、対立する彼らを一つの音にまとめ、コンサートを成功させること。だが、若者たちの根深い対立が美しいハーモニーの実現を阻む。音楽という共通言語は、憎しみの連鎖を断ち切る奇跡を起こせるのか。その可能性の示唆。
ネット上の声
- 話が真面目に寄りがちなのは、“加害者”側の贖罪意識の表れか
- 一編のストーリとしては、物足りない。
- 分断の乗り越えの困難さ
- イスラエルとパレスチナの対立がいかに根深く、いかに第三者の入る余地がないかがわか
音楽
- 製作年2019年
- 製作国ドイツ
- 時間112分
- 監督ドロール・ザハヴィ
- 主演ペーター・ジモニシェック