親友の死の真相を、その息子に伝えるための記録。愛と追憶から始まった映画が、司法の闇と狂気に直面する、衝撃のドキュメンタリー。
2001年、監督カート・ケニーの親友アンドリューが射殺体で発見される。容疑者は、彼の元恋人シャーリー・ターナー。彼女はカナダへ逃亡後、アンドリューの子ザカリーを妊娠していることが発覚。カートは、父を知らずに育つザカリーのために、アンドリューがどんなに素晴らしい人間だったかを伝える映画の制作を決意。親族や友人たちの証言を集め、アンドリューの人生を辿っていく。しかし、シャーリーが保釈され、ザカリーの親権を主張し始めたことで、物語は悪夢へと転落。息子を取り戻そうとするアンドリューの両親の闘いと、司法制度の不条理。愛に満ちた手紙は、やがて怒りと悲しみの叫びへと変わる。
ネット上の声
- 友人が息子に遺すはずだったホームビデオが、ある事件をきっかけに全く違う意味を帯びていく。感情をこれでもかと揺さぶられる。ドキュメンタリーとして傑作だけど、精神的にかなりキツい。
- マジで鬱になる…。実話なのが重すぎて、観てて気分が悪くなった。人には勧められないかな。
- 祖父母の孫への愛の深さに涙が止まらなかった。同時に、信じられない事件の顛末には怒りしか湧いてこない。観終わった後、しばらく動けませんでした。
- 言葉にならない。ただただ辛い。
ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督カート・ケニー
- 主演---