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「ペパーミント・キャンディー」「殺人者の記憶法」などで知られる韓国映画界のベテラン演技派俳優ソル・ギョングが主演を務めた実録サスペンス。1999年に韓国で実際にあった「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」をもとに、濡れ衣を着せられた少年たちの無罪を証明するため奮闘する刑事の姿を描く。
1999年、全羅北道(チョルラプクト)の参礼(サムレ)にあるウリスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生。捜査は難航を極めたが、じきに警察は近所に住む3人の少年を容疑者として逮捕し、事件は終結したかのようにみえた。しかし翌年、「狂犬」の異名を持つ敏腕刑事のファン・ジュンチョルのもとに、ウリスーパー事件の真犯人に関する情報が寄せられる。当時の捜査内容や記録に不可解な点が多いことに気付いたファンは、やがて事件に隠された秘密と警察・検察の暗部を目の当たりにする。
監督は「折れた矢」「権力に告ぐ」などの社会派作品を手がけてきたチョン・ジヨン。
ネット上の声
- 韓国の冤罪はえげつない
- 現状通り、嘗ては狂犬と呼ばれた定年間近の警察官を主人公とするなら再審請求に協力要
- ソイングクが出ると言うので観に行ったが、さすがカメレオン俳優、目立ちすぎず、役柄
- ウリスーパーマーケット強盗殺人事件が発生し、少年3人が自首したことで事件は解決し
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国韓国
- 時間124分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演ソル・ギョング
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「ホワイト・バッジ」「折れた矢」など韓国現代史のタブーに切り込んだ作品を作り続ける社会派監督チョン・ジヨンが、1987年の6・29民主化宣言のきっかけともなった国家権力による拷問事件を初めて映画化。1985年、軍事政権下の韓国。公安警察に不当逮捕された民主化運動の中心人物キム・ジョンテは、目隠しをされて南営洞(ナミョンドン)の警察庁治安本部対共分室へと移送される。ジョンテを反国家団体の仲間にでっちあげようとする当局は、残忍な拷問技師イ・ドゥハンを使って22日間にもおよぶ壮絶な拷問を始める。主人公ジョンテ役を「7番房の奇跡」のパク・ウォンサン、拷問技師ドゥハン役を「ベルリンファイル」のイ・ギョンヨンがそれぞれ熱演。
ネット上の声
- リアルな拷問描写の連続にただ観ているだけでも息がつまる
- 見逃すのが惜しい映画
- 見逃すのが惜しい映画
- 『罪深き少年たち』を見てチョン・ジヨン監督の過去作で全く日本に流通していない本作
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国韓国
- 時間106分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演パク・ウォンサン
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韓国の国民的俳優アン・ソンギの主演で、2007年に韓国で実際に起こった「クロスボウ事件」をもとに描かれる法廷劇。大学入試問題の誤謬を指摘したことで、逆に大学側から解雇されてしまったキム教授は、不当解雇だとして大学を訴える。何度も続く裁判で負け続けたキムは、腹が立ち裁判長をクロスボウで脅すという暴挙に出て逮捕されるが、キム自身はクロスボウを撃っていないと主張。検察側が提出する証拠の矛盾を指摘していくが、司法省はそれでもキムに有罪判決を下そうとする。
ネット上の声
- 韓国司法の闇をえぐる、本物の法廷ドラマ。
- 社会的なメッセージが感じられる良作。
- 反骨気質爆裂ですが古くさい。
- それでも僕は撃ってない
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国韓国
- 時間100分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演アン・ソンギ
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韓国最大の金融スキャンダルとも言われる実在の事件をもとに、巨大な利権に立ち向かう熱血検事の奮闘を描いたサスペンスドラマ。ソウル地検のヤン検事は、かつて当て逃げ事件で聴取をした女性スギョンがヤンにセクハラをされたと遺書を残して自殺したことで、停職を言い渡される。身に覚えのないヤンは汚名返上のため、独自に調査を開始。大韓銀行の職員だったスギョンは、自殺する前に大検察庁の捜査部からも聴取を受けていた。大韓銀行は、破綻寸前という虚偽の報告書によって安値でファンドに売却されたが、その報告書を金融監督院に送ったのがスギョンだったのだが……。2003年にアメリカ系ファンドのローンスターが韓国外換銀行を安値で買収した後、売却で多額の利益を得たことで論争を巻き起こした事件をもとに、「折れた矢」「南営洞1985 国家暴力、22日間の記録」など社会派作品で知られるチョン・ジヨン監督がメガホンをとり映画化。「毒戦 BELIEVER」のチョ・ジヌンが主演を務めた。「のむコレ2020」(20年10月9日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。
ネット上の声
- 『罪深き少年たち』の監督の社会派実録映画です
- むやむや感が残ったなあ
- 実話ベースだから…
- 難しいですね!
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国韓国
- 時間114分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演チョ・ジヌン
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韓国人によるベトナム戦争映画。同盟国のアメリカのために一万人余の兵士を派兵した韓国の、その後の苦悩を描く。一九九二年東京国際映画祭のグランプリ・最優秀監督賞を受賞した。また、アン・ジュンヒョの同名小説は、米国ですでに発売されていて、ニューヨーク・タイムスなどでは高い評価を得ている。監督は「南部軍」のチョン・ジョン。製作はクク・ジョンナム。脚本は監督を含めたコン・スヨン、チョウ・ヨンチェル、シム・スンボなど。撮影はユ・ヨンギル。
ネット上の声
- 物事を一方から眺めるのはあきまへん
- ベトナム側の被害は・・・?
- ゴツゴウシュギ
- とある韓国人がベトナム戦争に参戦したときのトラウマなどを描いた作品
戦争
- 製作年1992年
- 製作国韓国
- 時間123分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演アン・ソンギ
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朝鮮戦争の前後に韓国南部の山岳地帯で活動したパルチザン部隊・南部軍を題材にした、1990年製作の戦争ドラマ。韓国の社会派監督チョン・ジヨンが、南部軍に従軍した新聞記者イ・テによる同名手記をもとに、これまで韓国建国に反対した「共匪(きょうひ)」として歴史上のタブーとされてきた彼らの姿を人間味あふれるタッチで映画化。さまざまな理由で南部軍に参加した人々が、飢えや寒さといった極限状態の中に置かれながら、同胞を敵に回した勝算のない戦いに身を投じる姿を描きだした。「シルミド」のアン・ソンギが主人公イ・テを演じるほか、彼と恋に落ちる看護兵役に人気ドラマ「ラスト・スキャンダル」のチェ・ジンシル、イ・テを慕う文学青年役に「リベラ・メ」のチェ・ミンスが扮した。
ネット上の声
- この映画は韓国映画史に欠かせない作品・・のようです
- とにかく長い、退屈、そして後悔
- とにかく長い、退屈、そして後悔
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国韓国
- 時間157分
- 監督チョン・ジヨン
- 主演アン・ソンギ