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全5作品。キドラット・タヒミック監督が制作した映画ランキング

  1. 虹のアルバム
    • B
    • 3.78

    フィリピンの鬼才キドラット・タヒミックが、息子との対話を通して探る「虹の戦士」の伝説と、失われゆく民族の記憶を巡る映像の旅。

    現代のフィリピン。映像作家キドラット・タヒミックが、自身の息子カブヤンと共に、フィリピンの歴史と文化のルーツを探る旅に出る。きっかけは、息子が夢中になる西洋のヒーロー文化への疑問。父は息子に、古くから伝わる「虹の戦士」の伝説を語り聞かせる。ドキュメンタリーとフィクションが自在に行き来する独特のスタイルで、植民地主義がもたらした影響や、グローバル化の波の中で失われつつある土着の文化やアイデンティティを詩的に問い直す。父と子の個人的な対話から、フィリピンという国の壮大な歴史と未来が浮かび上がる、色彩豊かな映像アルバム。
    ドキュメンタリー
    • 製作年1994年
    • 製作国フィリピン
    • 時間176分
    • 監督キドラット・タヒミック
    • 主演---
  2. 500年の航海
    • C
    • 3.49

    マゼラン来航から500年。フィリピンの鬼才が、植民地化の歴史を独自の視点で問い直す、壮大な映像叙事詩。

    1521年、探検家マゼランがフィリピンに到達。それは、西洋による「発見」の物語の始まりであり、フィリピンにとっては長く続く植民地支配の序章だった。フィリピン映画の父と称されるキドラット・タヒミック監督が、この歴史的事件から500年の節目に、独自の視点で歴史を再構築。マゼランの奴隷兼通訳であったエンリケを主人公に据え、西洋中心の歴史観を覆す。記録映像、手作りの小道具、そして監督自身のパフォーマンスを織り交ぜ、ユーモアと鋭い批評精神で、奪われた文化とアイデンティティの回復を試みる。これは、抵抗と再生の500年を巡る魂の航海。

    ネット上の声

    • 冒険ロマンと思ってみてみると...
    • “マゼラン”って歌があるんだ
    ドキュメンタリー
    • 製作年2017年
    • 製作国フィリピン
    • 時間161分
    • 監督キドラット・タヒミック
    • 主演キドラット・タヒミック
  3. フィリピンふんどし日本の夏
    • E
    • 2.40

    西洋文化に憧れるフィリピンの青年。夢のパリで彼が目にしたのは、理想と現実のギャップが生む痛烈なカルチャーショック。

    舞台は現代のフィリピンの小さな村。主人公は、自身のジプニー(乗り合いバス)を「アメリカの夢」号と名付け、アメリカの宇宙開発ファンクラブの会長を務めるほど西洋文化に心酔する青年キドラット。ある日、彼は思いがけずパリで働く機会を得て、憧れのヨーロッパへと旅立つ。夢にまで見た先進国での華やかな生活。しかし、彼がそこで目の当たりにしたのは、高度にシステム化され、人間味が失われた社会の姿だった。故郷の素朴な生活との埋めがたいギャップに戸惑い、自身のアイデンティティが激しく揺さぶられる。憧れだった文明の矛盾を前に、彼が本当の豊かさを見つめ直す旅の始まり。

    ネット上の声

    • 日本にもフィリピンにもふんどしの文化がある(あった)
    • キドラットは頻繁にハリウッドを敵対視し、ついにはシュワちゃんにも勝てるふんどしを
    • 人に誘ってもらい大人数で映画見るの嬉しいなと思った
    • 行動派ふんどし二スト万歳!
    ドキュメンタリー
    • 製作年1996年
    • 製作国日本,フィリピン
    • 時間43分
    • 監督キドラット・タヒミック
    • 主演キドラット・タヒミック
  4. 竹寺モナムール
    • E
    • 2.38
    フィリピンの生んだ“日記映画作家”キドラット・タヒミックの作品の特集上映〈キドラット・タヒミックの世界〉で上映された1本。95年に日本でも公開された代表作「虹のアルバム」も併映された。上映館はBOX東中野。フィリピンのインディペンデント映画の鬼才、「虹のアルバム」のキドラット・タヒミックが、1982年以来家族ぐるみで親交を結んでいる埼玉県飯能市の竹寺の住職大野宣白氏一家との友情を綴ったビデオ作品。タヒミックにとって初めてのビデオによる作品で、生活に密着した「日記的映画作り」を実践する作品となった。映画そのものは大野宣白氏の息子大野治人君に宛てた手紙という形式をとっている。音楽と美術は「虹のアルバム」などタヒミック作品の大半の音楽を手掛けているシャント・ヴェルドゥン、音楽にはタヒミック夫人のカトリン・デ・ギーアも参加している。
    • 製作年1990年
    • 製作国フィリピン
    • 時間60分
    • 監督キドラット・タヒミック
    • 主演キドラット・タヒミック
  5. 悪夢の香り
    • E

    アメリカに憧れるフィリピンの青年。夢の地で見たのは、西洋文明が放つ「悪夢の香り」。奇才キドラット・タヒミックの伝説的デビュー作。

    舞台は1970年代のフィリピン。ジープニーの運転手である青年キドラットは、アメリカの宇宙開発と西洋文化に心酔する日々。彼が会長を務める「フォン・ブラウン・ファンクラブ」の活動が彼の全て。ある日、パリを訪れる機会を得たキドラットは、憧れの西洋文明をその目で目撃。しかし、そこで彼が感じたのは、効率と消費を優先する社会の冷たさと空虚さだった。夢と現実のギャップに戸惑いながら、自らのアイデンティティを見つめ直す旅の始まり。
    • 製作年1990年
    • 製作国フィリピン
    • 時間95分
    • 監督キドラット・タヒミック
    • 主演キドラット・タヒミック

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