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20世紀初頭フランス、神に導かれ絵を描き続けた家政婦。その才能が世界に見出されるまでの光と影の物語。
1914年、フランスの田舎町サンリス。家政婦として働くセラフィーヌは、夜ごと神の声に導かれるまま、独創的な花の絵を描き続けていた。ある日、彼女の働く家に滞在していたドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデが、その才能を偶然発見。ウーデの支援を受け、ついに画家としての人生が始まるかに見えた。しかし、第一次世界大戦の勃発が二人を引き裂き、再会後も時代の荒波とセラフィーヌ自身の精神の不安定さが、彼女の運命に暗い影を落としていく。純粋な情熱が狂気に変わる時、彼女が見た光景とは。
ネット上の声
- 最初、彼女は何をビンに集めているの?と思ったら、絵の具をつくっていたのか…
- 画家の本質って本来はこうなんですけどね。
- 主演のヨランド・モローに脱帽
- きっと忘れてしまったんですね
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国フランス,ベルギー,ドイツ
- 時間126分
- 監督マルタン・プロヴォスト
- 主演ヨランド・モロー
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フランス人画家ピエール・ボナールとその妻マルトの知られざる半生を美しい映像で描いた伝記映画。
1888年に結成された「ナビ派」を代表する画家で、印象派とポスト印象派との間を結ぶ架け橋とみなされるピエール・ボナール。彼は生涯の伴侶となる女性マルトに出会ったとき、彼女が自分の人生と仕事になくてはならない存在になるとは思いもしなかった。「幸福の画家」であるボナールにとって、マルトは単なるミューズをはるかに超えた存在となる。2人は当時の常識からかけ離れた破天荒な愛の形を営みながら、その生涯をかけて充実した芸術的成果を生み出していく。
「セラヴィ!」「夜明けの祈り」のバンサン・マケーニュがピエール、「ヒアアフター」「少年と自転車」のセシル・ドゥ・フランスがマルトを演じ、「グッバイ・ゴダール!」のステイシー・マーティン、「メルシー・ラ・ヴィ」のアヌーク・グランベールが共演。「5月の花嫁学校」「ルージュの手紙」のマルタン・プロボが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- 画家ボナール ピエールとマルト 画家のピエール・ボナールと妻マルト...
- ピエールがなぜそんなにモテるのかは謎だけど、 マルトはすっごく魅力...
- 画家ピエール・ボナールと妻マルトの半生を、他の女性との関係などを含めて描く映画
- 映画祭での上映ぐらいで本物のボナール絵画が劇場舞台に出てきて驚き(制服警備員付)
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間123分
- 監督マルタン・プロヴォ
- 主演セシル・ドゥ・フランス
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30年ぶりに現れた血の繋がらない母。自由奔放な彼女が、真面目な助産師の娘に明かす衝撃の過去と、家族の愛の物語。
現代フランスの地方都市。真面目一徹な助産師クレールの元に、30年間行方知れずだった父の元愛人ベアトリスから突然の電話。癌で余命僅かな彼女を、クレールは仕方なく家に迎え入れる。性格も生き方も正反対の二人。ベアトリスの破天荒な言動に振り回されるクレールだったが、共に過ごす中で、知らなかった父の姿やベアトリスが抱える孤独に触れていく。過去の確執を乗り越え、二人の間に芽生える奇妙な絆。血の繋がりを超えた「家族」の形を見つけ出す、感動のヒューマンドラマ。
ネット上の声
- フランスにあるロマンス
- 最後にベアトリスはどこへ行った
- 何気ないフランス映画
- 赤ちゃんがいっぱい♡
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督マルタン・プロヴォ
- 主演カトリーヌ・フロ
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「セラフィーヌの庭」でセザール賞最優秀作品賞を受賞したマルタン・プロボスト監督が、新しい文化が胎動した1940年代後半のパリ文学界を背景に、実在した女性作家ビオレット・ルデュックの半生を描く。作家、哲学者として知られるボーボワールと出会い、その才能を認められたビオレットは、処女作「窒息」を出版。カミュ、サルトル、ジュネらに絶賛され、当時のパリ文学界に大きな衝撃を与えた。しかし、女性が自身の生と性などを赤裸々に描くという衝撃的な内容は、当時の社会には受け入れられず、ビオレットは深く傷ついてしまう。傷心の中、パリを離れてプロバンスに移り住んだビオレットは、自身の集大成的な作品「私生児」の執筆に取りかかる。主役のビオレット役にエマニュエル・ドゥボス。ビオレットと生涯にわたり友人関係を続けたボーボワール役にサンドリーヌ・キベルラン。
ネット上の声
- 書くことで孤独を強める作家のジレンマ
- 作品を読んだことはないけれど、、、
- “ありのまま” に生きるのも苦しい
- ヴィオレットとボーヴォワール
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間139分
- 監督マルタン・プロヴォ
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス
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フランスを代表するオスカー女優ジュリエット・ビノシュ主演、「ルージュの手紙」のマルタン・プロボ監督によるコメディ。1967年。フランスのアルザス地方にある花嫁学校、ヴァン・デル・ベック家政学校には今年も18人の少女たちが入学してきた。経営者である夫の突然の死をきっかけに、校長のポーレットは学校が破産寸前であることを知る。ポートレットが、なんとか窮地から抜け出そうと奔走する中、パリで5月革命が勃発する。抗議運動がフランス全土に広がってゆくのを目の当たりにしたポーレットや生徒たちは、これまでの自分たちの考えに疑問を抱き始め、ある行動に出ることを決意する。ビノシュがポーレット役を演じるほか、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モロー、「カミーユ、恋はふたたび」のノエミ・ルボフスキーらが顔をそろえる。
ネット上の声
- お互いに尊厳を持ち、役割に感謝をしよう
- 踊るジュリエット・ビノシュ
- 世界が大きくうねるとき
- 変わっていく世の中
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間109分
- 監督マルタン・プロヴォ
- 主演ジュリエット・ビノシュ