イラク戦争で傷ついた現地の家族たちの姿を伝えた「Little Birds イラク戦火の家族たち」で、ロカルノ国際映画祭の人権賞などを受賞したビデオジャーナリストの綿井健陽監督が、イラク戦争の10年を追ったドキュメンタリー。2003年3月、大量破壊兵器保有を口実に米英軍がバグダッドを空爆したことから始まったイラク戦争。11年に米軍が撤退した後も混乱が続き、14年には米軍による再度の空爆も行われている。10年前の空爆翌日、病院で血だらけの娘を抱えたアリ・サクバンと出会った綿井は、同世代のアリにひかれ、その後もサクバン家を追い続ける。開戦から10年、綿井は、前作「Little Birds」でも中心的人物として登場したアリと約束の約束をしていたが……。戦争が日常と化した中でも生きる人々の姿や表情を、克明に記録した。
ネット上の声
- 戦争とは開戦から終戦までではない
- カメラマンの執念
- 「フセインはいくら独裁者でも、アメリカよりイラクのことを考えてくれていた」という
- ドキュメンタリーじゃなくなってしまってる(アリの父親に生きて欲しいと伝える介入e
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督綿井健陽
- 主演---