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20世紀初頭のマルセイユ港。海への憧れと愛する女性との間で揺れ動く青年の、切ない恋と人生の選択を描くフランス映画の金字塔。
活気あふれる1920年代のフランス・マルセイユ港。若きマリウスは、父セザールが営む港の酒場で働いている。彼の心の中には、遠い異国の地へ誘う海への尽きない憧れがあった。そんなマリウスが愛しているのは、幼なじみで貝売りの美しい娘ファニー。ファニーもまた、彼に深い愛情を寄せている。しかし、マリウスの海への情熱は、彼女への愛と同じくらい強く、彼を苦しめる。港に留まり愛する人と生きるか、夢を追いかけて海へ出るか。人生の岐路に立たされた青年の葛藤と、彼をめぐる人々の愛情を描いた、マルセル・パニョルによる不朽の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国フランス
- 時間121分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演ジュール・レーミュ
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ナポレオン戦争の激動の時代。英国最高の英雄と、彼を虜にした美しき人妻。歴史を揺るがした世紀の大恋愛。
18世紀末のヨーロッパ。貧しい生まれから社交界の華へと上り詰めた美女エマ・ハミルトン。彼女の運命は、英国海軍の英雄ホレイショ・ネルソン提督との出会いで大きく変わる。互いに伴侶がありながらも、燃え上がるような恋に落ちる二人。その関係は、やがて国中を巻き込む大スキャンダルへと発展。社会からの非難と、ナポレオン率いるフランス軍との戦争の重圧。愛と義務の狭間で、二人が下す決断とは。歴史に残るトラファルガーの海戦を背景に描かれる、壮大で悲劇的な愛の叙事詩。
ネット上の声
- ナポレオン軍を初めて破った大英帝国の勇、海軍提督ホレーショ・ネルソンといえば誰あ
- ヴィヴィアンの美しさは、筆舌に尽くし難い
- 評価3.60 ヴィヴィアン・リーは綺麗だった
- リーの魅力をとことん追及した映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国イギリス
- 時間128分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演ローレンス・オリヴィエ
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6人の妻を持った英国王ヘンリー八世の、王宮の裏側で繰り広げられる結婚と離婚、そして処刑を巡るスキャンダラスな私生活を描く歴史劇。
16世紀のイングランド王宮。豪放磊落で食いしん坊、そして何より女好きな国王ヘンリー八世は、2番目の妻アン・ブーリンを処刑し、すぐさま3番目の妻ジェーン・シーモアを娶る。世継ぎとなる王子を渇望する王は、その後も次々と妻を替えていく。ドイツから迎えた4番目の妻との滑稽な初夜、若く美しい5番目の妻の不貞。王の気まぐれと政治的思惑は、王妃たちを悲劇的な運命へと導いていく。権力者の孤独と、愛を求め続けた男の哀愁。歴史の裏に隠された、一人の男の人間ドラマ。
ネット上の声
- ブラック喜劇の秀作!!
- 一番良かった妻は…。
- 6度も結婚したことと、英国国教会を設立したことで有名なヘンリー八世
- 中野京子さんの本を読んでイギリス王朝関連に興味が湧き鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1933年
- 製作国イギリス
- 時間97分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演チャールズ・ロートン
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描かれた絵画が現実を侵食する。一人の画家が、自ら創造した美と狂気に囚われるゴシック・ロマンス。
19世紀パリ。才能に恵まれぬ画家ジュリアンは、空想の女性を描いた一枚の肖像画で突如名声を得る。しかし、彼の前に絵と瓜二つの謎の女性が出現。彼女は現実か、それとも彼の妄想の産物か。真実を追う彼は、創作と現実の境界線を見失い、自身の正気とキャリア、そして命そのものを危険に晒していく。美しきミューズに隠された秘密とは。創造主が自らの創造物に飲み込まれていく、破滅への序曲。
ネット上の声
- 主演は高木ブーではない名優ロートン!!
- 初めて出会った、普通の人・絵描きさん
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演チャールズ・ロートン
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伝説のプレイボーイ、ドン・ファンが己の死を偽装。しかし、彼の名声は死後もなお、彼自身を翻弄し続ける。
舞台は17世紀のスペイン、セビリア。数多の女性を虜にしてきた伝説の男、ドン・ファン。しかし、彼は恋と決闘に明け暮れる日々に疲れ果てていた。静かな余生を求め、自らの死を演出し、世間から姿を消すドン・ファン。だが、彼の伝説は死によってさらに熱を帯び、偽物のドン・ファンまで出現する始末。そんな中、彼は初めて真実の恋に落ちる。しかし、彼女が愛したのは「伝説のドン・ファン」の幻影だった。神話となった男の、滑稽で切ない愛の行方。
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1934年
- 製作国イギリス
- 時間89分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演ダグラス・フェアバンクス
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イタリアミラノの人気歌劇女優はサムソンとデリラを演ずるに当り聖書学者を訪ねて故事を詳らかにして劇場に帰るとサムソン役の歌手について紛擾が起り、ペラゴロの公爵と女優との妙な関係から公爵のヨットに於ける大活劇となり女優が我を折って鳬がつく。
ネット上の声
- カルチャーショックを受けたので、かなり印象に残っているが、もう1度...
- サムソンは要らなかったな。
- 会話がない
ヒューマンドラマ
- 製作年1923年
- 製作国オーストリア
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演マリア・コルダ
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無声映画時代にアドルフ・マンジュウ主演で作られたエルネスト・ヴァイダ書き卸のストーリーのトーキー化で、監督には「トロイ情史」「ゴンドラの唄」のアレクサンダー・コルダが当った。主演者は「永遠に微笑む」「自由の魂」のレスリー・ハワードで、イギリス劇壇の名優ジョージ・グロスミス、イギリス映画界では人気あるベニタ・ヒューム、エリザベス・アレン等が共演している。
- 製作年1932年
- 製作国アメリカ
- 時間71分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演マール・オベロン
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- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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「愛欲の人魚」の次に製作されたビリー・ダヴ嬢主演映画で、ゾー・エイキンス女史作の舞台劇より「サタンの嘆き」「情炎の美姫」のフォレスト・ハルシー氏が脚色し、「トロイ情史」「ゴンドラの歌」のアレクサンダー・コルダ氏が監督した作品。撮影は「我等の海」「黄金の世界へ」のジョン・サイツ氏。助演者には「ジョアンの嘆き」「ゴリラ(1927)」のウォルター・ビジョン氏、「彼と女優」「疑惑の渦」のホームズ・ハーバート氏、「ドン・ファン(1926)」のモンタギュー・ラヴ氏の他にザズ・ビッツ嬢、セルマ・トッド嬢、プランドン・ハースト氏等がある。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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「煩悩」「彼の捕えし女」に次ぐミルトン・シルス氏主演映画で「トロイ情史」「ポンペイ最後の日(1935)」出演のマリア・コルダ嬢が共演し、「闇より光へ」「暗黒街のローマンス」のベン・バード氏が助演している。監督は「トロイ情史」「姫百合の花」のアレクサンダー・コルダ氏で、「裏切者」「マタ・ハリ」のレオ・ビリンスキー氏とジョセフ・ラスロ氏とが共同で書卸したストーリーに拠った。撮影者は「彼の捕えし女」「トロイ情史」のリー・ガームス氏で、伴奏付発声映画として製作されたものであるが本邦では無声版のみが提供される。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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「ホリウッド結婚」「生命の切り札」のJ・ハロルド・マ-レイと「巴里見るべし」「巴里よいとこ」のフィフィ・ドルセイとが出演する映画で、原作はジョージ・グロスミス、ゾルタン・コルダ両氏の筆になるもの、それをハーラン・トンプソンとラヨス・ビロが共同で脚色し「ゴンドラの歌」「姫百合の花」のアレクサンダー・コルダが監督した。助演者は原作者のジョージ・グロスミス、「ラヴ・パレイド」のクライド・クック、ローズ・ディオン、往年鳴らしたラルフ・ケラードで撮影は「河(1928)」「都会の女」のアーネスト・パーマー担任。
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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「ゴンドラの歌」「姫百合の花」と同じくアレクサンダー・コルダ氏監督作品で、ジャン・パアル氏原作の舞台劇を「ウィリー・リバー」「真紅の海」のブラッドリー・キング女史が脚色したもの。主役は「女丈夫(1927)」「太平洋横断」のマーナ・ローイ嬢が勤め「獄中日記」「ワシントン街十三番地」のアリス・ジョイス嬢、「真紅の海」「棚からぼた餅」のロレッタ・ヤング嬢、「燃ゆる人魚」「夢想の犯罪」のキャロル・ナイ氏、「結婚行進曲」「父と子」のザス・ピッツ嬢、リチャード・タッカー氏、ニコラス・スウサニン氏、ハリー・コーディング氏、ジョージ・ハッカソーン氏等である。撮影は「情炎の美姫」のジョン・サイツ氏。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演マーナ・ロイ
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ジョン・アースキン氏作の有名な小説「トロイのヘレンの私生活」に基づきケイリー・ウィルソン氏が恣まに脚色しアレクサンダー・コルダ氏が「鴛鷲の歌」に次いで渡米後第2回作品として監督したものである。主演者は歐洲に於いて「イスラエルの月」「サムソンとデリラ」に出演したマリア・コルダ嬢、「痛ましの親心」「紅草紙」のルイス・ストーン氏、「海の荒鷲(1926)」「猫の寝巻」のリカルド・コルテス氏等で、アリス・ホワイト嬢、トム・オブライエン氏、ジョージ・フォーセット氏、チャールズ・パッフィー氏、グスタフ・パルトス氏等が助演している。
- 製作年1927年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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野上彌生子原作の長篇小説『眞知子』を映画化したもので、脚色は「春の目ざめ」「タヌキ紳士登場」(東宝・吉本)の八住利雄に「東宝千一夜」以来の市川崑がメガフォンをとり、カメラは「愛よ星と共に」の小原譲治が当る。「幸福への招待」「愛情診断書」に次ぐ高峰秀子の主演に、「金色夜叉(1948)」の上原謙、「恋する妻」につぐ藤田進(「富士山頂(1948)」出演中)と三村秀子の顔合せに、吉川満子、村田知栄子、水原久美子らが助演する。製作は演出者阿部豊が担当。
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---
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「断想悲曲」「鴛蔦の歌」の主演者ビリー・ダヴ嬢が「暗黒街」「鉄條網」に名技を示した。クライヴ・ブルック氏を相手役に選んで製作したもので、ラヨス・ビロ氏原作の舞台劇を「ベン・ハー(1926)」「ドン・ファン(1926)」のベス・メレディス女史が脚色し、「トロイ情史」「鴛鴛の歌」をものしたアレクサンダー・コルダ氏が監督した。助演者はニコラス・スーサニン氏、ジェーン・ウィントン嬢、グスタフ・フォン・セイファーティッツ氏、マーク・マクダーモット氏等の腕利きを網羅している。
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督アレクサンダー・コルダ
- 主演---