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全2作品。ドン・アスカリアン監督が制作した映画ランキング

  1. コミタス
    • A
    • 4.03
    19世紀アルメニアの修道士にして高名な作曲家、コミタス(1869-1935)の生涯を緊密で官能性ある幻想的なタッチの映像で綴り、1915年トルコで虐殺された200万人のアルメニア人に捧げられた映像詩。撮影当時、ドイツに亡命中だった監督は、ヨーロッパ各地でアルメニアを思わせる自然を求めてロケーション撮影を行った。監督・脚本は「アヴェティック」のドン・アスカリアン、製作は同作のマルガリータ・ヴォスカニアン、撮影はテオ・アンゲロプロス作品で知られるヨルゴス・アルヴァニティスと「アヴェティック」のマーティン・グレッスマンの共同でそれぞれ担当。使用音楽はコミタス、ドニゼッティ、ターニュヤ、アルメニア民謡。出演はサンヴェル・オヴァッサン、オニグ・サッデティアンほか。ちなみに、映画の背景となったトルコによるアルメニア人虐殺の際、コミタスは故郷を追われ、流浪のさなか同胞の殺戮や惨殺死体などを眼のあたりにするという悲惨を極めた体験の後、精神を病み、晩年の20年間は作曲活動も行わないまま、入院先の病院で亡くなった。

    ネット上の声

    • 長回しに退屈してしまったタルコフスキーが、パラジャーノフの映画を撮った感じ
    • アヴェテイックと同じく退廃的な映像美がこれでもかってぐらい堪能できる
    • ドン・アスカリアン追悼(1949年 - 2018年10月6日)
    • [アルメニアの美しき自然に捧ぐ] 100点
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1988年
    • 製作国ドイツ
    • 時間96分
    • 監督ドン・アスカリアン
    • 主演サンヴェル・オヴァッサピアン
  2. アヴェティック
    • B
    • 3.68
    49年にソ連のアルメニアに生まれ、モスクワで助監督や映画評論家を経たのちにドイツ・ベルリンへ亡命した映画作家、ドン・アスカリアンの本邦初紹介となる映像詩。チェーホフ原作の自主製作映画『熊』(84)、アルメニアの修道士にして作曲家コミタスの生涯を描き、15年にトルコで虐殺された200万人のアルメニア人に捧げた「コミタス」(88)、テレビ用に製作されたドキュメンタリー『ナゴルノカラバフ:アルメニアの歴史、第三部および第四部』(88、日本未放映)に続いて発表した第4作。ひとりの亡命アルメニア人の物語をつづった監督の自伝的要素の濃い作品で、彼自身が在住している現在のベルリンと少年時代のアルメニアの風景が交錯し、亡命者の望郷、エロティシズムに溢れた自然の風景、トルコでのアルメニア人の大虐殺、監督自身の映画への思いなどが、官能的で美しく謎めいた緊密な映像で、流麗に綴られていく。ソ連の解体により、亡命後初めてアルメニアで撮影された。監督・脚本・編集・美術はドン・アスカリアン、製作はマルガリータ・ヴォスカニアン、撮影はガジック・アヴァキアン、マーティン・グレッスマン、アンドレアス・シナノス。音楽はベリーニ、フランツ・シューベルト、アルメニア民謡を使用。

    ネット上の声

    • 内容はちょっと理解しにくいところはあるものの、タルコフスキーのオマージュとかが入
    • だれかの記憶の断片を曖昧な思い出で繋いでいくようなシーケンスが続く
    • 吉祥寺のアップリンクにポスターが貼ってて何故か強烈に覚えてた作品
    • 六本木にあったシネ・ヴィヴァンで観たのだと記憶している
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1993年
    • 製作国アルメニア,ドイツ
    • 時間84分
    • 監督ドン・アスカリアン
    • 主演アリク・アサトリアン

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