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20世紀初頭パリ、奇才たちが生んだバレエ「パラード」。その革新的な世界をアニメーションで再構築した映像詩。
舞台は第一次世界大戦下の1917年、パリ。作曲家エリック・サティ、脚本家ジャン・コクトー、美術家パブロ・ピカソ。3人の天才がバレエ・リュスのために生み出した、前衛的なバレエ作品「パラード」。タイプライターの音やサイレンを音楽に取り入れ、キュビズムの衣装をまとったダンサーが踊る。初演当時にスキャンダルを巻き起こしたその革新的な舞台を、奇才・山村浩二が独自の解釈でアニメーション化。芸術が爆発する瞬間の熱狂と狂気の再現。
ネット上の声
- 山村浩二、あのパラードのリメイク
- 個性的で魅力的、素敵な絵。
- 映画音楽は映像に合わせて効果的に映画を彩るが、本作はその逆で音楽に合わせて映像が
- なんも考えないで観てられる〜すこしシュールなキャラクターも◎
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間14分
- 監督山村浩二
- 主演---
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吹雪の夜、急患の元へ向かう老医師。カフカの不条理文学を山村浩二がアニメ化。現実と悪夢が交錯する、奇妙でグロテスクな世界の探訪。
フランツ・カフカの短編小説を原作としたアニメーション。猛吹雪の夜、ある村医者のもとに急患を知らせる呼び鈴が鳴る。しかし、馬は死に、吹雪で身動きが取れない絶望的な状況。その時、使われなくなった豚小屋から不気味な馬丁と馬が現れ、医者を乗せて猛スピードで走り出す。辿り着いた先で彼が目にしたのは、奇怪な傷を持つ少年と、理不尽な要求を繰り返す家族。医師としての使命と、目の前で起こる非現実的な光景との間で、彼の精神は次第に蝕まれていく。不条理な世界に翻弄される人間の無力感と不安を描く、悪夢のような映像体験。
ネット上の声
- 中世ヨーロッパの架空の怪物学者による怪物の生態の公文書のアニメーション
- 【一番の怪物は・・・】
- 今日のショート①
- 動く図鑑で奇想天外なユーモアがある怪物たちだが、ストーリーがないと短編でもやや退
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間6分
- 監督山村浩二
- 主演---
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ネット上の声
- 惰性や堕落などネガティブな意味の単語が頭に残るあたり、ロールハッシャテストを受け
- 「だ」は【fort-da】の「da」
- 2025.2.9@恵比寿写真美術館
- 恵比寿映像祭2025にて
アニメ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間5分
- 監督山村浩二
- 主演---
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日本最古の歴史書「古事記」の世界をアニメーションで描く。神々の誕生と国造りの壮大な物語。
舞台は神話の時代。イザナキとイザナミによる国産みと神産み。黄泉の国での悲劇的な別れ。そして、そこから生まれた太陽神・アマテラスと、荒ぶる神・スサノオの確執。高天原を追放されたスサノオが、出雲の地でヤマタノオロチを退治する英雄譚。生命の根源と死、そして再生のサイクルを、独創的で力強いアニメーションで表現。日本という国の成り立ちを、神々のドラマを通して体感する映像叙事詩。
ネット上の声
- 『山村浩二 右目と左目でみる夢』短編上映のひとつ
- 神話ってこういうひどい話だったんだなあと思った
- 🎞古事記から日向神話を抜粋して解説する
- 【日本アニメは新海や米林だけじゃない】
アニメ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山村浩二
- 主演---
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アカデミー短編アニメーション部門にノミネートされた「頭山」のほか、「カフカ 田舎医者」などで知られるアニメーション作家の山村浩二監督が、楽しい音楽と歌に合わせ、墨絵で描かれた動物たちが遊ぶ様子を、コミカルな動きと日本語と英語の言葉遊びとともに絵巻物風に描いた短編作品。
山村監督の長編「幾多の北」とそのほかの2本の短編とあわせ、「『幾多の北』と三つの短編」(総上映時間:90分)と題して劇場公開。
ネット上の声
- アニメーション版「海獣戯画」の愉快な世界。言葉遊びに耽溺した「海の国のアリス」の冒険。
- テニスコーツとかハンバートハンバートの適当に歌で遊んでるような感覚を抱く
- 『ミニミニポッケの大きな庭で』と比較すると方向性がわかりやすかった
- めちゃくちゃ良い、みんなでみたくなる映画
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間7分
- 監督山村浩二
- 主演---
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19世紀、写真家マイブリッジの栄光と狂気。連続写真の発明の裏に隠された、母と娘、そして時間の物語。
舞台は19世紀末のアメリカ。連続写真の発明家として名高い写真家エドワード・マイブリッジ。彼は、時の流れを写真に収めることに執心。しかし、その輝かしい功績の裏には、妻の不貞と、その愛人を殺害したという暗い過去。愛する娘との時間も、彼の発明したゾートロープのように、断片的にしか存在しない現実。過去の罪と、止めることのできない時間への執着が交錯する中、彼がファインダー越しに見つめるものとは。栄光と狂気の狭間で揺れる芸術家の魂の記録。
ネット上の声
- 「糸」を切るということ
- ちょっと失敗
- 実写で伝わる信号より直にくる...
- アニメーションって、こんな表現の可能性を持っていたのか という衝撃
アニメ
- 製作年2011年
- 製作国日本,カナダ
- 時間13分
- 監督山村浩二
- 主演---
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「頭山」でオスカー候補となったアニメーション作家・山村浩二が、フランツ・カフカの不条理な世界に挑んだ短編アニメ。人間国宝である狂言師・茂山千作ら茂山一家が声優を務める。吹雪の夜に急患の知らせを受けた田舎医者。10マイル離れた患者の家へ行くための手段がなく困っていると、突然見知らぬ馬子が姿を現す。馬子に馬を借りた田舎医者は、瞬く間に患者の元へと辿り着く。ベッドに横たわった少年は健康そうに見えたが……。
ネット上の声
- 大好きなとわさんに教えていただき、早速鑑賞致しました
- ああ、「年をとった鰐」の監督ね!
- 2回、3回と繰り返し観たくなる
- 【与え続ける事の理不尽さ】
アニメ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間21分
- 監督山村浩二
- 主演茂山千作
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言葉のないアニメーションが描く、記憶の風景と魂の旅。これは、記録されなかった人々の物語。
東日本大震災の記憶を根底に、一人の人物の心象風景を旅する映像詩。全編セリフはなく、繊細な手描きの線と音楽だけで、断片的な記憶が紡がれていく。描かれるのは、失われた日常、言葉にならない悲しみ、そして魂の彷徨。抽象的なイメージの連続は、観る者自身の記憶や感情を静かに呼び覚ます。これは、理解するのではなく、心で感じる映画体験。喪失と再生を巡る、静かで力強い思索の旅。
ネット上の声
- 只只・・・
- 山村監督自身の「深層心理」を剥き出しにして、「動く画集」として呈示してみせたパーソナルなアニメ。
- 詩の何編かがわたしの中にある不安や寂しさに反応して、わたしは線が消えるまでにどう
- 途中から目が釘付けになったというか、スクリーンが釘付けになったというか
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国日本,フランス
- 時間64分
- 監督山村浩二
- 主演---
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何でも食べてしまうケチな男の頭に桜の木が!奇想天外な落語の世界を描くシュールな物語。
江戸の町に住む、とんでもなくケチな男。ある日、道端に落ちていたさくらんぼを種ごと食べたところ、なんと頭のてっぺんから芽が出て、見事な桜の木に成長してしまう。春には満開の花を咲かせ、人々が勝手に男の頭の上で花見の大宴会。その騒がしさに耐えかねた男は、ついに桜の木を引き抜く。しかし、ぽっかりと空いた穴に今度は雨水が溜まって池となり、釣り人や船遊びの客で賑わう始末。男が迎える、あまりにも皮肉で奇妙な運命の結末。
ネット上の声
- 初回なら2ヶ月無料だったから申し込んでみたシネフィルWOWOWともこれでお別れ
- 人間なんて桜みたいに散り行く人生
- 三味線の音が心地良い♡
- オチは?オチ?オチ?
アニメ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間10分
- 監督山村浩二
- 主演---
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家中にあふれる無花果。それを貪る女。やがて彼女の身体は果実そのものと化していく。生と死、そして循環を描くシュールな寓話。
壁も床も、家全体が熟した無花果で埋め尽くされた奇妙な空間。そこに住む一人の女は、その甘美な果実をひたすらに食べ続ける。食べるほどに、彼女の身体は内側から変容を遂げ、やがて無花果そのものと一体化していく。言葉による説明を排し、官能的で時にグロテスクなイメージの連鎖で描かれるのは、生命の循環、あるいは消費されることと消費することのメタファー。観る者の感覚に直接訴えかける、短くも強烈な映像詩。
ネット上の声
- 他の方のレビューを見てつい見てみました
- 今日のショート①
- 歳を取った鰐やカフカ 田舎医者などで知られる山村浩二が監督した短編アニメ
- 東京の夜に生きる人達を具現化したようなキャラクター
アニメ
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間4分
- 監督山村浩二
- 主演---
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「頭山」の世界的アニメーション作家・山村浩二が、2016年のトロント・リールアジアン国際映画祭20周年を記念し、「20」をテーマに制作した短編アニメーション。山村監督の短編9作品を集めた「山村浩二 右目と左目でみる夢」で劇場初公開。十干と十二支を組み合わせた干支は60年で1周することから、20年を「1/3周」とし、映画祭が発足された1997年から2016年までの20の干支のモチーフが現われては変化していく様子を描いた。「頭山」「カフカ 田舎医者」でも組んだ冷水ひとみが音楽を手がけ、ベトナムの電子撥弦楽器ダン・バウを使用。
ネット上の声
- 文字の変形の仕方や動物の形がユニークで好き!絵巻物がくるくる転がっていくかのよう
- 2016年のトロント・リールアジアン国際映画祭20周年を記念したイベントで披露さ
- 文字から動物の形を描くのが、いい感じに全体的に予想外な形で好みでした
- 『山村浩二 右目と左目でみる夢』短編上映のひとつ
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山村浩二
- 主演---
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「頭山」などで世界的に知られるアニメーション作家・山村浩二が、17世紀に俵屋宗達が描いた全長13メートル56センチにも及ぶ絵巻「鶴下絵和歌巻」をモチーフに制作した短編アニメーション。ムービングイメージを想起するユニークな絵巻の構造から宗達の意図を読み解いてアニメーションとしての解釈を導き出し、実験的な作品に仕上げた。2011年、NHK BSプレミアム「極上美の饗宴」シリーズ琳派・華麗なる革命(1)俵屋宗達「鶴下絵和歌巻」にて放送された。山村監督の短編9作品を集めた「山村浩二 右目と左目でみる夢」で劇場初公開。
ネット上の声
- こんな絵も描くんだなぁと山村浩二の多彩さを感じさせられた!泳ぎ流れるように飛ぶ鶴
- 京都国立美術館に所蔵されている重要文化財『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』のアニメーショ
- ボーッと見てたら終わってしまって「?」だったが、これを楽しむ教養というか審美眼が
- 数ある俵屋宗達の作品の中でなぜこれをモチーフにしたのだろう…
アニメ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間2分
- 監督山村浩二
- 主演---
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「頭山」などで世界的に知られるアニメーション作家・山村浩二監督の短編9作品を集めた「山村浩二 右目と左目でみる夢」の上映作品。山村監督が、フランス人ピアニストのキャサリン・ベルヘイストと舞台デザイナーのエルベ・トゥゲロンからの依頼で舞台用に制作している全4章作品の劇場試作版「第1章 原生代」。アメリカの作曲家ジョージ・クラムの曲「エレキフルート、エレキチェロ、アンプリファイド・ピアノのための『鯨の声』」へのオマージュとして、海の中で繰り広げられる生命誕生から鯨までの進化を映像と音楽で表現した。
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督山村浩二
- 主演---
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「頭山」がアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた世界的アニメーション作家・山村浩二監督の短編9作品を集めた「山村浩二 右目と左目でみる夢」の上映作品。山村監督が、カナダ国立映画制作庁開発によるiPadアプリ「McLAREN's WORKSHOP」のデモンストレーション映像として制作した短編作品。アニメーション映画の巨匠ノーマン・マクラレン監督を題材にした同アプリの中の「Etching on film」というコンテンツを使用して即興的に仕上げたもので、偶然にもほとんどの動きがマクラレンの音楽とシンクロしている。
アニメ
- 製作年2013年
- 製作国カナダ
- 時間---分
- 監督山村浩二
- 主演---
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アニメ
- 製作年---年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督山村浩二
- 主演---