シェイクスピアの戯曲「ハムレット」の脇役ローゼンクランツとギルデンスターンを主役に据え直し、「ハムレット」の世界を“脱構築”した非常に演劇臭の強い魔術的文芸映画。90年ヴェネツィア国際映画祭グランプリ作品。監督・脚本は原作戯曲('66年初演=劇書房刊)の作者で、「未来世紀ブラジル」「太陽の帝国」などの脚本を手がけてきたトム・ストッパードで、これが彼の映画監督第一作となる。撮影はピーター・ビジウ、音楽はスタンリー・マイヤーズが担当。巻頭巻末に挿入歌として、ピンク・フロイドの「シーマスのブルース」が使われている。出演はゲイリー・オールドマン、ティム・ロスら英国若手舞台俳優に、アメリカからリチャード・ドレイファスが加わっている。
ネット上の声
- 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」
- ハムレットの脇役が主役の映画
- 【傑作】新翻案ハムレット
- 全ては舞台の上で
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国イギリス
- 時間117分
- 監督トム・ストッパード
- 主演ゲイリー・オールドマン