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実際に起った事件をもとにかいたシモーヌとジャンのコルネック姉弟の原作をアンドレ・カイヤットとアルマン・ジャモが脚色、「シンデレラの罠」のアンドレ・カイヤットが監督した。撮影はクリスチャン・マトラ、音楽はジャック・ブレルが担当。出演はシャンソン歌手ジャック・ブレル、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、デルフィーヌ・デシュー、ナタリー・ネルなど。
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ジャック・ブレル
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灼熱の砂漠、見殺しにされた妻。復讐に燃える夫が仕掛けた、医師への執拗かつ残酷なサバイバル劇。
中東の石油採掘所で働くフランス人医師ヴァルテル。ある日、彼の元に一人のアラブ人男性が、急病の妻を助けてほしいと駆け込んでくる。しかし、ヴァルテルは自身の都合を優先し、その必死の懇願を冷酷に拒絶。結果、男性の妻は命を落とす。数日後、ヴァルテルは車で砂漠を横断しようとするが、道に迷ってしまう。そこに現れたのは、妻を失ったあの男。道案内を申し出る彼を信じるヴァルテルだったが、それは復讐のために周到に仕組まれた罠だった。水も食料も奪われ、灼熱の地獄に取り残されるヴァルテル。逃げ場のない極限状況で、じりじりと命を削られていく男の孤独な死闘が始まる。
ネット上の声
- 小学生時代にテレビで観たトラウマ映画
- こんな復讐劇は見たことない
- 折りにつけ思い出す映画。
- 砂漠の恐ろしさでは?1!
トラウマになる、 サスペンス
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間113分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演クルト・ユルゲンス
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突然に愛娘を誘拐された母親の悲劇を描く。製作は監督から転じたセルジオ・ゴッビ、監督は「裁きは終わりぬ」のアンドレ・カイヤット、脚本はジャン・カーテリン、撮影は「愛のために死す」のモーリス・フェルー、音楽はウラジミール・コスマが各々担当。出演はアニー・ジラルド、ベルナール・フレッソン、ステファン・ヒレル、ハーディ・クリューガーなど。
ネット上の声
- 誰にもある地獄
- 人物や物語の背景は俗っぽいけど、「地獄」に突っ込んでバサリと終わらすのは素晴らし
- 「眼には眼を」以来2度目の鑑賞となるカイヤット監督
- シャブロルじゃなくてカイヤットの方
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間101分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演アニー・ジラルド
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「両面の鏡」のアンドレ・カイヤット監督作。アルマン・ジャモーとカイヤットの原案をカイヤットとパスカル・ジャルダンが脚色、台詞をモーリス・オーベルジュが担当。撮影は「やるか、くたばるか」のロジェ・フェルー。音楽をルイギが受けもっている。出演するのは「今晩おひま?」のシャルル・アズナヴール、新人ジョルジュ・リヴィエール、「橋」のコルドラ・トラントフなど。
ネット上の声
- もうひとつの戦争
- ドイツ側からも描いた戦争映画
- 2人の馬鹿な男の物語
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス,ドイツ,イタリア
- 時間125分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演シャルル・アズナヴール
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ただ一度のめぐり逢いに、すべての情熱をかけた青春像。監督・脚本は「先生」のアンドレ・カイヤット、脚色はアンドレ・カイヤットとルネ・バルジャヴェル。撮影は「雨の訪問者」のアンドレアス・ヴァインディング、音楽はセルジュ・ゲンズブールがそれぞれ担当。出演は「地獄に堕ちた勇者ども」のルノー・ベルレー、「太陽が知っている」のジェーン・バーキン、「イタリア式 愛のテクニック」のエルザ・マルティネッリ、そのほか、セルジュ・ゲンズブール、ジャン・ポール・トリブゥ、デビッド・オブランなど。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ルノー・ヴェルレー
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32歳の女教師と17歳の男子生徒。許されざる愛に身を投じた二人が、社会の偏見によって引き裂かれる悲劇。
1968年、五月革命に揺れるフランス。自由な思想を持つ高校教師ダニエルと、彼女に惹かれる感受性豊かな生徒ジェラール。政治や文学を語り合ううち、二人の間に師弟関係を超えた愛情が芽生える。しかし、その関係はジェラールの両親に知られ、ダニエルは未成年者誘惑の罪で告発される。法廷闘争、マスコミの扇情的な報道、世間の冷たい視線。愛を貫こうとする二人が直面する、あまりにも過酷な現実と、投獄されたダニエルが下す究極の決断。
ネット上の声
- 1971年のアンドレ・カイヤット監督作品
- わが国の『その人は女教師』と同じ話
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演アニー・ジラルド
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「火の接吻」のアンドレ・カイヤットと「二百万人還る」のシャルル・スパークの合作になるオリジナル・シナリオ(台詞はスパーク)から、カイヤットが監督した一九五〇年作品で、安楽死裁判をめぐる陪審員の行動から、人が人を裁くことの問題を追求する。五〇年ヴェニス国際映画祭でグランプリを受賞。このコンビの「われわれは皆殺人者だ」(52)と対をなす作品である。撮影は「火の接吻」のジャン・ブルゴワン、音楽は「トパーズ」のレイモン・ルグランの担当。出演者はコメディ・フランセーズのクロード・ノリエ、「情婦マノン」のミシェル・オークレール、「流血の港」のレイモン・ビュシェール、「肉体の悪魔(1947)」のジャン・ドビュクール、「狂恋」のマルセル・ペレス、「花咲ける騎士道」のノエル・ロックヴェール、「幻の馬車」のヴァランティーヌ・テシエ、「幸福の設計」のアネット・ポアーヴル、「一日だけの天国」のアントワーヌ・バルペトレ、「賭はなされた」のマルセル・ムールージらが共演。
ネット上の声
- 恋人の不治の病に安楽死を行使した女性の罪を裁く7人の陪審員の判断
- 一般の人々に有罪無罪を判断させる陪審員(日本で言う裁判員)制度
- 陪審員の判決に至る過程をドラマチックに描くカイヤットの秀作
- まだまだ知らない名画がありました!
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ヴァランティーヌ・テシエ
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殺人を犯し、追われる男。ナポリの港で出会った運命の恋は、逃避行か、それとも破滅への序曲か。
殺人の罪で警察に追われ、パリからイタリアのナポリへ逃亡した男、マリオ。彼は南米へ向かう船を待つ間、身を潜めていた。絶望と焦燥の中、彼は歯科助手のグロリアと出会う。退屈な日常から抜け出したいと願う彼女と、過去から逃れたいマリオ。二人は瞬く間に惹かれあい、炎のような激しい恋に落ちる。グロリアと共に新しい人生を始めることを夢見るマリオ。しかし、彼の背後には警察の捜査網が着実に迫っていた。愛が深まるほど、破滅の影もまた色濃くなる。束の間の幸福と、常に付きまとう死の恐怖。果たして、二人の「火の接吻」は、未来を照らす光となるのか。
ネット上の声
- 『ロミオとジュリエット』のロミオの代役とジュリエットの代役が実生活でもロミジュリ
- シェイクスピアの古典作品『ロミオとジュリエット』の翻案作品は数多存在するが、この
- 現代版ロミオとジュリエットなら、ディカプリオの方じゃなくて、断然こっちが好き
- アヌーク・エーメ最高!アヌーク・エーメ大好き!
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演セルジュ・レジアニ
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「ラインの仮橋」のアンドレ・カイヤットが脚本を書き、「火刑の部屋」のシャルル・スパークが潤色、「フランス式十戒」のアンリ・ジャンソンの台詞を、カイヤットが監督した。「フランス式十戒」のロジェ・フェルーが撮影を、「濡れた砂丘」のルイギが音楽を担当した。出演者は「審判」のアンソニー・パーキンス、「火刑の部屋」のジャン・クロード・ブリアリ、「太陽は傷だらけ」のレナート・サルヴァトーリ、「ピアニストを撃て」のミシェル・メルシェの他、パスカル・オードレ、マリー・デア、エリナ・ラブルデットなど。製作は「悪徳の栄え」のアラン・ポワレ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間133分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演アンソニー・パーキンス
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殺人容疑で逮捕された青年の母親と、それを裁こうとする判事の心理的葛藤を描く法廷ドラマ。製作はカルロ・ポンティ、監督は「愛のために死す」のアンドレ・カイヤット、脚本はカイヤットとアンリ・クポンの共同、翻案はピエール・デュメイエとポール・アンドレオータとカイヤット、撮影はジャン・バダル、編集はポール・カイヤットが各々担当。出演はソフィア・ローレン、ジャン・ギャバン、アンリ・ガルサン、ジュリアン・ベルトー、ミシェル・アルベルティーニなど。
ネット上の声
- 社会派カイヤットの、ローレン、ギャバン共演の怪作
- どうしようもない、救われない話
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間98分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ソフィア・ローレン
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第三次世界大戦の恐怖に怯えるパリの若者たち。理想郷を求め、破滅へと突き進む彼らの絶望と焦燥を描く衝撃作。
第二次世界大戦の傷跡が残る1950年代のパリ。朝鮮戦争が勃発し、核戦争の恐怖が世界を覆う時代。未来に絶望した5人の若者たちが、文明から逃れるため南太平洋の孤島への移住を計画。しかし、渡航資金を手に入れるための計画は思わぬ方向へ。些細な嘘が大きな亀裂を生み、仲間同士の信頼は崩壊。純粋な理想は次第に狂気に変わり、彼らを待ち受けるのは逃れられない悲劇。大人社会への不信と、時代の閉塞感が生んだ若者たちの暴走の記録。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間139分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演マリナ・ヴラディ
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エミール・ゾラの小説を「裁きは終わりぬ」のアンドレ・カイヤット監督が映画化した社会派ドラマ。一九三〇年にジュリアン・デュビビエ監督によって映画化されたもののリメイク版である。脚本はカイヤットとアンリ・アンドレ・ルグラン。撮影はアルマン・ティラール。音楽はルイ・セドラ。美術はアンドレ・アンドレイエフが担当。出演はミシェル・シモン、アルベール・プレジャン、ブランシェット・ブリュノワ、シュジ・プリムら。
ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ミシェル・シモン
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第二次大戦後、戦場から復員して日常生活に戻った人々を主題にした、エピソード集映画。全篇四つの挿話から成り、各々異った監督が全く性質のちがう物語を展開する。解説 《第一話・エンマ伯母》は、脚本が「大いなる幻影」「永遠の争い」のシャルル・スパーク、監督が「火の接吻」のアンドレ・カイヤット、出演者は「みどりの学園」のベルナール・ブリエ、リュシアン・ナット、「密告(1943)」のエレナ・マンソン、ジャーヌ・マルカン、ナーヌ・ジェルモン。 《第二話・ジラール》は「情婦マノン」「密告(1943)」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが自ら脚本を書いて監督、脚本には「情婦マノン」のジャン・フェリーが協力している。主演は「二つの顔」の故ルイ・ジューヴェで、「海の牙」のヨー・デストにレオ・ラパラが助演する。 《第三話・ルネ》は「春の凱歌」のノエル・ノエル主演で、脚本はノエル・ノエルとスパークの合作、監督は「春の凱歌」のジャン・ドレヴィルである。 《第四話・ルイ》は脚本シャルル・スパーク、監督ジャン・ドレヴィル、主演はセルジュ・レジアニ(火の接物)とアンヌ・カンピオン。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ベルナール・ブリエ
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フランスの新進推理小説家セバスチャン・ジャプリゾの原作をアンドレ・カイヤットとジャン・バティスト・ロッシが脚色、カイヤットと劇作家のジャン・アヌイが潤色、「愛のためいき」のアンドレ・カイヤットが監督。出演は「今晩おひま?」のダニー・カレル、「二重の鍵」のマドレーヌ・ロバンソン、ユベール・ノエル、ジャン・ガヴァンなど。
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ダニー・カレル
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整形手術を受けた人妻をめぐるメロ・ドラマ。監督は「眼には眼を」のアンドレ・カイヤット。脚本は彼自身と、この映画にも出演している、「絶体絶命(ピンチ)」の性格俳優・ジェラール・ウーリー。台詞をデニ・ペレとジャン・ナケルが担当した。撮影は「スパイ」のクリスチャン・マトラ。音楽も「眼には眼を」のルイギ、美術は「洪水の前」のジャック・コロンビエ。出演は、「非情」のミシェル・モルガン、「学生たちの道」のアンドレ・ブールビル、「女の一生」のイヴァン・デニのほか、サンドラ・ミーロ、エリザベート・マネ、シルヴィ、ジャーヌ・マルカン、ジュリアン・カットら。製作アラン・ポワレ。
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間98分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ミシェル・モルガン
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アンドレ・カイヤット、ルイ・サパン、モーリス・オーベルジュの共同脚本を、アンドレ・カイヤットが監督にあたった。結婚した一組の男女が離反し、別居、離婚へと歩んでしまったコースを、男女双方の立場から描き、第一部フランソワズの告白、第二部、ジャン・マルクの告白とに分かれている。撮影はロジェ・フェルー、音楽はルイギが担当した。出演は「傷心」のマリー・ジョゼ・ナット、「エヴァの恋人」のジャック・シャリエ、「ハタリ!」のミシェル・ジラルドン、「昼顔」のマーシャ・メリルほか。製作はレイモン・ボルデリー。
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間180分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演マリー=ジョゼ・ナット