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冬の海辺のホテル。再会した兄と妹が交わす、禁断の愛についての最後の対話。
人影のない冬の海辺のホテル。長い年月を経て再会した兄と妹。二人は、幼い頃から互いに抱き続けてきた禁断の愛について、静かに語り始める。交わされる言葉は、過去の記憶、抑えきれない情熱、そして決して結ばれることのない愛の痛み。繰り返される波の音のように、彼らの対話は愛の核心を巡る。これは別れのための儀式か、それとも永遠の愛の確認か。文学的で官能的な映像詩。
ネット上の声
- アガタという別荘で男と女が語りあう
- 愛人ラマンの小説を読んだ時もそう思ったけど、デュラスの情感から何から全て青一色で
- デュラスは文字だけを信じているんだろうなというのが伝わり、私はガッカリした気分に
- この映画を本当に享受するには『ドライブマイカー』の車中の語りと同じように耳で聞き
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演ビュル・オジエ
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1930年代、植民地インド。フランス大使夫人の退廃的な愛と死を、囁き声が紡ぐ幻想譚。
舞台は1930年代、イギリス植民地時代のインド・カルカッタ。フランス大使夫人アンヌ=マリー・ストレッテルは、その抗いがたい魅力で多くの男たちを破滅的な恋に引きずり込む。聞こえてくるのは、彼女の過去を追想する複数の囁き声と、心を掻き乱す音楽「インディア・ソング」。映像と音が分離したデュラス独自の手法が、気だるい暑さ、社交界の虚栄、そして死の匂いが充満する空間を創出。観る者は、彼女の愛と孤独、そして破滅へと向かう魂の軌跡を追体験する。
ネット上の声
- Chant Laotien × 3
- 女流作家、マルグリット・デュラスが自ら監督した作品!🎬
- 本当に美しい
- 食事とってすぐ映画を見て失敗するの何度目だ、うつらうつらしてしまい最後の方よく覚
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
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廃墟と化したカルカッタのフランス大使館。ヴェネツィアの記憶と交錯する、愛と狂気の物語を紡ぐ声。
雨季のカルカッタ。廃墟となったフランス大使館を舞台に、二人の女性の声が響き渡る。一人は、かつてこの地にいた大使の妻アンヌ=マリー・ストレッテルを追憶し、もう一人は彼女の物語を語り継ぐ。ヴェネツィアでの情事、インドでの孤独、そして彼女を巡る男たちの姿。断片的な会話と美しい映像が交錯し、観る者を記憶と幻想の迷宮へと誘う。マルグリット・デュラスが描く、言葉とイメージの実験的叙事詩。その結末。
ネット上の声
- 『インディア・ソング』のサウンドトラックを別の映像に組み合わせるだけでこうも違っ
- 『インディア・ソング』のサウンドトラックのまるまる流用なのは面食らうが本家よりデ
- 全くの同尺をインディアソングの音声(音楽のみならずナレーションまで)を移植し頭か
- ラ・ジュテ式に撮ってあり、バックグラウンドとして見聞きするのは良いと思います
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演デルフィーヌ・セイリグ
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ネット上の声
- 電話の内容をパリの風景で映像化してるわけでもなく、集められた役者に話を聞かせてる
- 幕が広がるように空が画面に広がっていって始まり、昼間にある夜のような静寂とその恐
- 唯一無二と言っていいのかわからないけどこちらも映像と音の結びつかないデュラススタ
- 空から撮ったフランスの街にデュラスの語りと無音のオープニングが素敵✿.*
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演ドミニク・サンダ
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ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間76分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演マルグリット・デュラス
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ネット上の声
- 無音のタイトル、主人公についての噂話から、主人公の名前が呼ばれた瞬間に音楽が鳴り
- どこかで行われている外国人のパーティという体でラテンアメリカの民族音楽が延々と繰
- 最初に机が斜めに曲がったラインのまま映された時から、このカメラは好きな気がすると
- 映像と音の画面内外の区分けがより明確になされている分、ゴダールとの対談で彼女が言
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間91分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演デルフィーヌ・セイリグ