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1982年レバノン戦争。ある監督が失われた記憶の断片を求め、戦友を訪ねる旅に出るアニメーション・ドキュメンタリー。
2006年、イスラエル。映画監督のアリ・フォルマンは、旧友から奇妙な悪夢の話を聞く。それをきっかけに、自身が19歳の兵士として参加した1982年のレバノン戦争の記憶が、すっぽりと抜け落ちていることに気づく衝撃。自分はそこで何を見て、何をしたのか。失われた記憶の謎を解き明かすため、フォルマンは世界中に散ったかつての戦友たちを訪ね歩く旅の決意。彼らの証言から浮かび上がる、戦争の超現実的な光景と封印された真実。個人の記憶を巡る探求であり、戦争のトラウマと向き合う普遍的な物語。
ネット上の声
- アニメだからと油断してたら度肝を抜かれた。戦争の記憶を辿るドキュメンタリーで、表現がとにかく斬新。そして最後の最後に突きつけられる現実に言葉を失う。これは観るべき一本。
- すごく重い。でも観てよかった。戦争の悲惨さが静かに伝わってくる感じ。
- 正直、ちょっと難しくて眠くなってしまった…。芸術的なんだろうけど、自分には合わなかったかな。
- 衝撃。ただただ凄い。
アニメ、 ドキュメンタリー
- 製作年2008年
- 製作国イスラエル,フランス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演アリ・フォルマン
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1999年、イスラエルの田舎町。未来を予知する不思議な少女が巻き起こす、奇妙でポップな学園革命。
舞台は世紀末を控えた1999年のイスラエル。ロシアから移住してきた少女クララは、ある日、自分に未来を予知する能力があることを発見。彼女の力によって、クラスのテストは全員満点、学校は大混乱。クララは一躍、生徒たちのカリスマ的存在に。しかし、その力は大人たちの社会を揺るがし、やがて彼女自身を追い詰めていく。恋と友情、そして能力の代償に揺れる少女の選択。シュールでカラフルな映像で描かれる、一人の少女の成長と革命の物語。
ネット上の声
- キッズ達の着てるファッションのセンスが好きすぎて、高校生の時観まくってた
- ten seconds to love/GOD MADE TELEVISION
- えっ…なにこの映画
- 2021-08-28 ぽすれん
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国イスラエル
- 時間89分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演ルーシー・ドゥビンチック
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第2次世界大戦下にユダヤ人の少女アンネ・フランクが空想の友だち宛てにつづっていた「アンネの日記」を原案に描いたアニメーション映画。「戦場でワルツを」のアリ・フォルマンが監督・脚本を手がけ、アンネの空想の友だち、キティーの視点からアンネの生涯をたどる。現代のオランダ、アムステルダム。激しい嵐の夜、博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」の文字がクルクルと動き出し、キティーが姿を現す。時空を飛び越えたことに気づかないキティーだったが、日記を開くと過去へとさかのぼり、親友アンネと再会を果たす。しかし日記から手を離すと、そこには現代の風景が広がっていた。キティーは目の前から消えてしまったアンネを探し、アムステルダムの街を駆け巡る。
ネット上の声
- ファンタジーで包んだ現代的な主題、絵の魅力もあり
- 「アンネの日記」の切り口は面白い
- 淡々としているが心に染み入る作品
- たくさんの映画館で公開を!!
アニメ
- 製作年2021年
- 製作国ベルギー,フランス,ルクセンブルク,オランダ,イスラエル
- 時間99分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演ルビー・ストークス
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全身スキャンで永遠の若さを手に入れた女優。実写とアニメが融合し、アイデンティティの未来を問うSF譚。
近未来。かつての輝きを失った女優ロビン・ライトは、映画会社から究極の選択を迫られる。それは、自身の容姿、声、感情のすべてをスキャンし、デジタルデータとして永遠に生き続けるという契約。難病の息子のために契約を結んだ彼女。20年後、世界は誰もが幻覚剤で理想の姿になれるアニメーションの仮想空間へと変貌していた。その世界で彼女が目にする、デジタル化された〈ロビン・ライト〉の姿。現実と虚構が溶け合う中で、本当の自分とは何かを問う、衝撃の映像詩。
ネット上の声
- 俳優自身をスキャンしてデジタルデータにすることで、どんなジャンルの映画にも好きな
- ミラマウントが贈るCG映画バーチャルの先にある物とは
- 見たいモノしか見ない世界を描いた作品。
- テーマも手法も興味深い映画でした
アニメ
- 製作年2013年
- 製作国イスラエル,ドイツ,ポーランド,フランス,ベルギー,ルクセンブルク
- 時間120分
- 監督アリ・フォルマン
- 主演ロビン・ライト