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落語家の林家しん平がメガホンをとり、2010年製作の監督作「落語物語」以来に手がけた落語映画第2弾。真打昇進前の二つ目落語家たちが織りなす人間ドラマを、「上席」「中席」「下席」の3話オムニバス形式で描く。要領が悪く落語の仕事もないまめ吉は、闇金融と知らずにお金を借りてしまう。しかし、大金を手にして気が大きくなって深酒した挙句に、大金を落としてしまい……(上席「貧乏昇進」)。女が主軸の噺が得意でない古参二つ目の光太郎に、師匠は親心で女主体の噺ばかりをかけさせるが、うまくいかない。そんな光太郎が、女と幽霊が題材になっている「お菊の皿」の稽古をしていると、本物の幽霊が現れ……(中席「幽霊指南」)。色男を自負する恭太は、落語が好きで女も大好きなお調子者。あちらこちらで女を口説く恭太にうんざりした元カノの噺家・梅花が、恭太の女性問題を楽屋仲間に暴露。そこから問題はどんどん大きくなっていく(下席「モテ男惚れ女」)。キャスト、スタッフに落語協会所属の落語家や色物が多数参加し、本職たちの手によって落語の世界が描き出された。
ネット上の声
- この世にもあの世にも序列はあります。
- 一弥と安寿が良かった
- ご祝儀だ~い!
- 二つ目を主人公にした3本のオムニバス作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督林家しん平
- 主演柳家き三郎
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映画監督としても活動する落語家・林家しん平が、自らの実体験を織り交ぜながら落語の世界を舞台に撮りあげた人情ドラマ。真打の今戸家小六に弟子入りした引っ込み思案な青年・真人が、温かい師匠やおかみさんに見守られながら成長していく姿を描く。主人公の真人役には、二つ目の柳家わさびが大抜てき。師匠役を「百万円と苦虫女」のピエール瀧、おかみさん役を「さんかく」の田畑智子が演じる。
ネット上の声
- 現役落語家が贈る正真正銘の落語ムービー
- え~沢山のお運びで感謝申し上げます
- どこか緩い感じの師弟関係もまた良し
- 落語が好きでも楽しめない…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督林家しん平
- 主演ピエール瀧
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落語家の林家しん平が「深海獣レイゴー」に続いて放つ特撮怪獣映画の第2弾。深海獣レイゴーと戦艦大和の戦いから60年以上が経った現代。日本近海に謎の巨大生物が出現し、東京湾へと迫る。これを迎え撃つべく、政府から要請を受けた台東防衛隊がミサイル攻撃を開始。凄まじい戦闘によって浅草の町は炎に包まれ……。林家監督作には欠かせない俳優である螢雪次郎が主演を務めるほか、折山みゆら人気アイドルも多数出演。
ネット上の声
- レイゴーから雷牙へ受け継がれたもの
- こういうのもレビューできるんだ。
- よほどの落語家好きなら…
- 監督とは何か。
アクション
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督林家しん平
- 主演螢雪次朗
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特撮マニアとして知られる落語家・林家しん平が初メガホンを取った怪獣映画。第2次世界大戦下、南方戦線のトラック泊地に駐留していた日本海軍連合艦隊に、敵潜水艦と思われる影が急接近してくる。戦艦大和は影に向かって主砲攻撃を打ちこむが、その正体は伝説の深海龍レイゴーの子どもだった。子どもを殺されて怒り狂ったレイゴーは、連合艦隊への復讐を開始する。出演は「ウルトラマンコスモス」の杉浦太陽ほか。
ネット上の声
- 良いシナリオです。出来ればリメイクを・・
- コンセプトは良いが、あまりにも安っぽい
- 名作になり損ねた自主制作魂映画、
- 悔しくて、虚しくて、残念だよ〜。
アクション
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督林家しん平
- 主演杉浦太陽