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1920年代のアメリカで実際に起こった冤罪事件「サッコ=バンゼッティ事件」の差別と偏見に満ちた裁判の様子を、「明日よさらば」のジュリアーノ・モンタルド監督が冷徹なまなざしで描いた実録ドラマ。
イタリア移民の労働問題が叫ばれていた1920年代のボストン。靴職人のニコラ・サッコと魚行商人のバルトメオ・バンゼッティはともに護身用のピストルを携帯しており、それを見とがめた警察は彼らがイタリア人だと知るや、即座に逮捕。2人はまるで身に覚えがない製靴会社の現金強盗殺人犯とされ、次々と提示される証言や証拠によって有罪の判決が下されてしまう。
サッコを演じたリカルド・クッチョーラが、1971年・第24回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。音楽を名匠エンニオ・モリコーネが担当。公民権運動や反戦運動を支持した活動家としても知られるフォークシンガーのジョーン・バエズが主題歌および挿入歌を歌ったことも話題となった。2024年4月、特集上映「エンニオ・モリコーネ特選上映 Morricone Special Screening×2」にて、4Kリマスター・英語版でリバイバル上映。
ネット上の声
- 迫真の社会派映画だが、モリコーネ音楽がフィットしているかというと……?(個人的意見)
- 1920年にアメリカで実際に起った、サッコとバンゼッティ事件の裁判...
- 約100年前もいまも、やはり絶対の正しさなんてない。
- 裁判と言えども、社会の意見に左右される。
冤罪、 社会派ドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間125分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
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ヨーロッパの盗みのプロが宝石を盗むという泥棒アクション。ミーノ・ローリの脚本から、ジュリアーノ・モンタルドが監督を担当。撮影はアントニオ・マカソーリ、音楽はエンニオ・モリコーネの担当。出演は「シンシナティ・キッド」のエドワード・G・ロビンソン、「ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング」のジャネット・リー、アドルフォ・チェリ、ロバート・ホフマン、など。製作はハリー・コロンボとジョージ・パーピ。
アクション
- 製作年1969年
- 製作国ドイツ,スペイン,イタリア
- 時間120分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演エドワード・G・ロビンソン
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第2次大戦前夜のフェラーラ(フェルラーラ)を舞台に、男たちの孤独と友情、そして報われない愛を描くドラマ。ジョルジョ・バッサーニの原作を基に、製作はレオ・ペスカローロ、監督・脚本は「死刑台のメロディ」のジュリアーノ・モンタルド、共同脚本はニコラ・バダルッコとアントネッラ・グラッシ、撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はフィリップ・ノワレ、ルパート・エヴェレットほか。
ネット上の声
- ルパート・エヴェレット目当てで、今はなき銀座テアトルシネマで鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イタリア,フランス,ユーゴスラビア
- 時間105分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演フィリップ・ノワレ
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ミーノ・ローリとジュリアーノ・モンタンドの脚本を、ジュリアーノ・モンタルドが監督したアクションもの。撮影をエリコ・メンツェル、音楽は名手エンニオ・モリコーネが担当している。出演は「ローズマリーの赤ちゃん」のジョン・カサヴェテス、「ダブルマン」のブリット・エクランド、他にピーター・フォーク、サルヴォ・ランドーネ、ガブリエレ・フェルゼッティなど。テクニカラー、テクニスコープ。
ネット上の声
- 刑事コロンボがマフィアに扮している。
- ジョン・カサヴェテス主演クライムアクション
- ジョン・カサヴェテス&ピーター・フォーク
- 非情な世界の哀れな末路を鮮やかに
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間96分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演ジョン・カサヴェテス
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ネット上の声
- まさかのイタリア映画のためニコラス・ケイジはイタリア語吹き替えで彼の声を聞くこと
- 今度のニコラスケイジは中尉殿
- ニコラスケイジがクズだ!
- 戦争の一コマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ,イタリア
- 時間92分
- 監督ジュリアーノ・モンタルド
- 主演ニコラス・ケイジ