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自身の愛人を殺害したエリート捜査官が、完全犯罪を企て自ら捜査を指揮する倒錯的サスペンス。
1970年代のイタリア。権力と知性を兼ね備えた、警察の殺人課主任。彼は衝動的に自身の愛人を殺害する。しかし彼は逃亡するどころか、自らその事件の捜査指揮を執ることを決意。わざと自分に不利な証拠を現場に残し、部下たちの捜査能力を試すかのように、大胆不敵なゲームを開始。権力がいかに腐敗し、真実がいかに歪められるかを冷徹に描く。捜査網が徐々に自分へと狭まっていく中、彼は何を思うのか。彼の真の目的と、待ち受ける衝撃の結末。
ネット上の声
- それでもボクはやっている
- 人間やること変わらない
- 愛人宅のベッドで女が男に剃刀で首を切られて殺される
- 完全なネタバレあり
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1970年
- 製作国イタリア
- 時間114分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ
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創作に行き詰まった画家の狂気。古い屋敷に棲みつく少女の霊が、彼の精神を蝕み、現実と幻想の境界を溶かすサイコ・スリラー。
1960年代イタリア。スランプに陥った人気画家レオナルドは、創作に専念するため、恋人と共に田舎の古い屋敷を借りる。しかし、その屋敷には、かつてこの場所で謎の死を遂げた美少女ワンダの気配が色濃く残っていた。レオナルドはワンダの幻影に魅入られ、次第に常軌を逸した行動を取り始める。彼の創作意欲は狂気と共に燃え上がるが、現実と幻想の境界は曖昧に。少女の死の真相とは何か。芸術のための狂気か、それとも単なる破滅か。観る者の理性を揺さぶる、衝撃のサイコ・スリラー。
ネット上の声
- 悪夢にうなされる画家が郊外に移り住んだら幽霊なのか妄想なのかに取り憑かれて余計狂
- 物質主義や営利主義に支配された現代社会の中で、窒息寸前になり神経衰弱に陥ったとあ
- 小学生の時に昼下がりのTV映画劇場で観て性の目覚めを感じた記憶の懐かしいけどなん
- 中盤まではゴーストストーリーよりも 芸術家の苦悩が立つ
ホラー
- 製作年1969年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ヴァネッサ・レッドグレーヴ
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殺人が合法化された近未来。賞金と名誉を賭け、男女の殺し屋が互いを狙う、ポップで危険なSFアクション。
近未来。戦争は根絶され、人々の攻撃本能は「華麗なる殺人(ビッグ・ハント)」という国家公認の殺人ゲームで発散されていた。ルールは単純。ハンター(狩人)とビクティム(獲物)に分かれ、10人を殺害すれば勝者となる。9連勝中のマルチェロとキャロラインは、互いを最後の10人目の標的として運命的に出会う。アメリカから来た美しきハンター、キャロラインは、スポンサー契約のためにテレビ中継でマルチェロを華麗に仕留めようと画策。一方、ローマの伊達男マルチェロも、金のために負けられない。騙し、誘惑し、罠を仕掛ける二人。しかし、命を懸けたゲームの裏で、彼らの間には殺意とは別の感情が芽生え始めていた。ポップな美術と音楽に乗せて描かれる、奇想天外なラブ・サスペンス。
ネット上の声
- 60年代、イタリア。
- ポップなB級映画
- 殺人が合法化された近未来という設定
- スタイリッシュなバトロワ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間92分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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レオナルド・シャーシャのベストセラー小説を、エリオ・ペトリとウーゴ・ピッロが脚色、エリオ・ペトリが監督したアクションもの。撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はルイス・エンリケス・バカロフが担当している。出演は「群盗荒野を裂く」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「その男ゾルバ」のイレーネ・パパス、「天地創造」のガブリエレ・フェルゼッティ、サルヴォ・ランドーネ、ラウラ・ヌッチなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国イタリア
- 時間92分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ジャン・マリア・ヴォロンテ