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全12作品。F・W・ムルナウ監督が制作した映画ランキング

  1. サンライズ
    • B
    • 3.90

    1920年代アメリカ、都会の女に唆され妻の殺害を決意した農夫が、罪の意識と愛の間で揺れ動くサイレント映画の金字塔。

    湖畔の村で、妻と子と共に穏やかに暮らす一人の農夫。しかし、彼の心は都会から来た妖艶な女性に奪われていた。彼女の甘い言葉に惑わされ、男は妻を湖で事故に見せかけて殺害し、共に都会へ逃げる計画を立てる。ボートの上、妻を突き落とそうとしたその瞬間、彼の良心が激しく痛む。計画を断念し、逃げ出した妻を追いかけ都会へ向かう男。そこで二人は、失いかけた愛と信頼を取り戻していく。しかし、村へ帰る船を嵐が襲う。果たして、夫婦の愛は再生されるのか。人間の心の光と闇を詩的に描いた物語。

    ネット上の声

    • ジャネット・ゲイナーが何から何まで天使!
    • 中盤以外は最高
    • F・W・ムルナウ監督がアメリカに渡って撮ったサイレント映画史上に残る傑作を鑑賞
    • 私もみんとさんに続いて満点をつけてしまいました
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1927年
    • 製作国アメリカ
    • 時間90分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演ジャネット・ゲイナー
  2. 都会の女
    • B
    • 3.84

    都会と田舎、二つの世界に引き裂かれた若き夫婦の愛と、家族の絆を描くサイレント映画の傑作。

    1920年代、アメリカ・ミネソタの広大な小麦農場。都会に強い憧れを抱く青年レムは、厳格な父の反対を押し切り、大都会シカゴへと旅立つ。そこで出会ったウェイトレスのケイトと恋に落ち、結婚。希望を胸に彼女を連れて故郷へ戻るも、父は「都会の女」であるケイトを蔑み、冷たく突き放す。家族の間に生まれる不和と緊張。そんな中、収穫を目前にした小麦畑を巨大な嵐が襲う。一家の存亡をかけた危機に、ケイトがとった行動。果たして彼女の愛は、頑なな父の心を溶かし、家族に和解をもたらすことができるのか。

    ネット上の声

    • 戦前から大規模コンバインが有ったんだ!
    • もう1万回言われているだろうけど後1万回語られるべき、幸福に包まれた移動撮影を初
    • 現代人の感覚では少しも理解できない、そんな簡単に許す?というシーンの連続なのに、
    • シネマヴェーラの解説文や、他の人の感想、作品への評価などをさらっても、まぁ、やっ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1930年
    • 製作国アメリカ
    • 時間77分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演チャールズ・ファレル
  3. ファウスト
    • B
    • 3.72
    ドイツの文豪ゲーテが24歳から82歳までかかって書き上げたファウスト、それは古代ドイツの伝説である。多くの作家が或いは劇に或いは音楽にこの主題を取り入れているが、ウーファ社がこれを映画化するに当っては、著名な監督であり文学者であるルドウィッヒ・ベルゲルの書いた脚本『失われし楽園』を土台とし、ハンス・カイザー氏をして創作的な撮影台本を作り上げさせた。監督は「最後の人」と同じくF・W・ムルナウ氏が当り、メフィストには「最後の人」「ヴァリエテ(1925)」等出演のエミール・ヤニングス氏、ファウストにはスウェーデンの名優で「愛の坩堝」出演のエスタ・エクマン氏、グレーチヘンには無名の少女カミルラ・ホルン嬢が抜擢され、その他「シャロレー伯爵」出演のヴィルヘルム・ディーテルレ氏、フリーダ・リヒャルト夫人、ハンナ・ラルフ嬢、イヴェット・ギルベール夫人等が出演している。無声。

    ネット上の声

    • あの終わり方はズルい
    • 『最後の人』なんかまさにそうなんだけど、ムルナウにとって、扉を開けるという行為は
    • サイレント映画の旅『ファウスト』弁士澤登翠さんとピアノ柳下美恵さんの最強コンビの
    • クリティカルエディションを外側のケースが無いからと相場の半額くらいで譲ってくれた
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1926年
    • 製作国ドイツ
    • 時間132分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演ヨースタ・エックマン
  4. 最後の人
    • C
    • 3.53

    誇り高き老ホテルマン、制服を剥奪され絶望の淵へ。サイレント映画の金字塔が描く、地位と尊厳の物語。

    20世紀初頭のドイツ、高級ホテル「アトランティック」。威風堂々たる制服を身にまとい、ドアマンとして働く老人の誇り。しかし、老いを理由にその職を解かれ、トイレ係への突然の降格。周囲からの嘲笑と侮蔑、家族からの冷たい視線。失われた制服は、彼の全てだった尊厳の象徴。絶望の底で彼が見出すものとは。言葉を排し、映像のみで人間の感情の機微を鋭く描き出す、表現主義映画の傑作。

    ネット上の声

    • 失われた職務と誇り
    • ハッピーエンディングに反対
    • 独逸サイレント映画の実力開花!
    • F・W・ムルナウの傑作!🇩🇪
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1924年
    • 製作国ドイツ
    • 時間72分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演エミール・ヤニングス
  5. タブウ
    • C
    • 3.52

    南海の楽園を舞台に、禁じられた恋に身を焦がす若き恋人たちの運命を描いた、サイレント映画の金字塔。

    文明から隔絶された南太平洋のボラボラ島。島の若者マタヒと美しき娘レリは互いに惹かれ合う。しかしある日、レリが「神々の聖なる処女」に選ばれ、男との接触を一切禁じられる非情な掟「タブウ」が宣告される。掟を破り、愛を貫くことを決意した二人は島から脱出。しかし、追っ手は容赦なく彼らを追い詰め、文明社会の現実が二人の純粋な愛に影を落とす。全編を覆う現地の美しい風景と、セリフを排した映像美が、二人の悲恋を詩的に描き出す。果たして、彼らの愛に安住の地はあるのか。息をのむ衝撃のラストシーン。

    ネット上の声

    • F•W•ムルナウの遺作となった、31年のサイレント映画
    • ムルナウの遺作
    • 人工物と自然物の対比をこれ以上の形で描いた映画は(ストローブ=ユイレがそれを引き
    • 解説聞いて面白いと感じたけど、映画を見ながらめちゃくちゃ目が惹かれたかと言われた
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1931年
    • 製作国アメリカ
    • 時間81分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演マタヒ
  6. 吸血鬼ノスフェラトゥ
    • D
    • 3.12

    ドイツ表現主義が産んだ、映画史に刻まれる恐怖の原点。影と共に忍び寄る吸血鬼が、静かな町を悪夢に染め上げる。

    19世紀ドイツの港町。不動産会社に勤めるフッターは、カルパチア山脈の城に住むオルロック伯爵との契約のため、現地へ向かう。不気味な城で彼を待っていたのは、異様な姿をした伯爵の正体、吸血鬼ノスフェラトゥ。伯爵はフッターの妻エレンの写真に魅入られ、疫病を運ぶ棺と共に町へ上陸。光と影が織りなす映像美の中、町に広がる死の恐怖と、愛する人を守るため吸血鬼に立ち向かうエレンの運命。

    ネット上の声

    • ドイツ表現主義の代表作とされてはいるが、 らしさはそれほど感じない
    • ドイツの表現主義を代表するF. W. ムルナウ監督サイレント作品…
    • 黒澤明はドイツ表現主義映像の影響を受けていたのか?
    • 古今東西、あらゆるヴァンパイア映画の原点‼️
    吸血鬼(ヴァンパイア)、 ホラー
    • 製作年1922年
    • 製作国ドイツ
    • 時間62分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演マックス・シュレック
  7. ファントム
    • D
    • 2.90
    1922年11月15日ドイツの文豪ハウプトマン氏は満60歳となった。氏の生地はシュレジェン州の首都ブレスラウである。その還暦記念として作られた映画がブレスラウの青年ルボタを主人公とする「ファントム」である。「ドクトル・マブゼ」「化石騎士」「スワリン姫」等で妙腕を見せたハルボウ嬢が脚色。監督は「ジェキル博士とハイド」で知られたF・W・ムルナウ氏。「ウリエル・アコスタ」のフリダ・ヒリアルト夫人、「マブゼ」のアウド・エゲデ・ニッセン嬢、「プラーグの大学生」のグレエテ・ベルゲル嬢、「世界の眼」のアントン・エトオフェル氏、その他お馴染みのリル・ダゴファー嬢、ハンス・ハインツ・フォン・トワルドウスキー氏、「オセロ(1922)」のリア・デ・プッティ嬢等が出演している。無声。

    ネット上の声

    • F.W.ムルナウの一作!この作品は本当に面白かった
    • 春風を感じるオープニングとエンディング神がかりすぎてて何呑気に本書いとんねんとい
    • 恋の病、という言葉が現代ではあるけれども一目惚れしては、堕ちていく若き青年の日々
    • 貧乏な家庭で詩人に憧れながら役所に勤める主人公がいて、馬車に撥ねられ頭を打ち、そ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1922年
    • 製作国ドイツ
    • 時間---分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演アウド・エゲーデ=ニッセン
  8. ジェキル博士とハイド氏
    • E
    • 2.37
    • 製作年1920年
    • 製作国ドイツ
    • 時間---分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演---
  9. フォーゲルエート城
    • E
    • 1.95

    ネット上の声

    • 前半、まあ、こんなものかと眺めていると、後半からの人間ドラマとミステリーの真相へ
    • 夫が聖性を追い求めすぎた故に悪を願うようになった女性がいて、それが極まった瞬間に
    • インドで学んで来たと言う自称預言者の「銃弾が一発…いや二発…」のおかげで一応最後
    • 何と表現して良いのかわからん…ただ、ムルナウの中では苦手な方の作品、とだけ言える
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1921年
    • 製作国ドイツ
    • 時間70分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演アルノルト・コルフ
  10. タルテュッフ
    • E

    敬虔な偽善者か、それとも聖人か。ひとりの男に惑わされた裕福な一家の財産と貞操を巡る、痛烈な社会風刺劇。

    舞台は17世紀フランス。裕福な家長オルゴンは、聖職者を名乗る男タルテュッフの敬虔な姿に心酔し、彼を邸宅に住まわせる。しかし、タルテュッフの正体は、信仰を盾に他人の財産を狙う卑劣な偽善者。オルゴンは全財産を譲り、娘との結婚まで約束してしまう。家族はタルテュッフの化けの皮を剥がそうと奮闘するが、盲信するオルゴンには届かない。ついにはオルゴンの妻にまで魔の手を伸ばすタルテュッフ。一家の運命やいかに。F・W・ムルナウが描く、人間の欲望と愚かさを暴く無声映画の傑作。

    ネット上の声

    • タルトュッフの表情が卑しすぎてめちゃくちゃ気持ち悪いけど、夫人の部屋に入ろうとす
    • 演劇の古典的名作を、映画という表現形態をフルに活かしてメタに使って進化させたよう
    • とにかく笑えるし、映像綺麗だし、完璧なメタフィクションだし、とにかく非の打ち所が
    • 舞台劇だった原作を映画内映画にして、それを劇中のお客さんたちに見せていくという多
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1925年
    • 製作国ドイツ
    • 時間63分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演エミール・ヤニングス
  11. サタン
    • E
    人間を誘惑し堕落させた悪魔が贖罪の日の曙光を求めて空しく苦しんでは結局悪業を重ねて居る--そんな様な象徴的な事をエジプト王朝の一情話に繰り入れたもの。無声。

    ネット上の声

    • 謎の断片ワンカットは観れました
    • ロスト・フィルム
    • 製作年1919年
    • 製作国ドイツ
    • 時間---分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演---
  12. 四人の悪魔
    • E
    「ファウスト」「サンライズ」のF・W・ムルナウ氏が「サンライズ」に次いで作った氏のアメリカに於ける第二回目の監督作品である。原作は丁抹の作家ヘルマン・バング氏の小説で、ソレを「鬘」の作者ベルトールト・フィアテル氏、「タルテュフ」「サンライズ」のカール・マイヤー氏、「街の天使」「母ぞよく知る」のマリオン・オース女史、この3人が脚色した。主役を演ずるのは「第七天国(1927)」「街の天使」のジャネット・ゲイナー嬢であるが、そのほか「四人の息子(1928)」のチャールズ・モートン氏、「光明の彼岸へ」のナンシー・ドレクセル嬢、「父と子」のバリー・ノートン氏、「赤毛布恋の渦巻」のJ・ファーレル・マクドナルド氏、「水陸狂走楽」のメアリー・ダンカン嬢、アンダース・ランドルフ氏、フィリップ・デラシー君、等が出演している。キャメラは「第七天国(1927)」「街の天使」のアーネスト・パーマー氏と「ファジル」「港々に女あり」のL・ウィリアム・オコンネル氏との2人。因にこのバング氏の原作は数年前にデンマークに於いてA・W・サンベリィ氏によって映画化され「曲馬団の鬼」として我が国にも公開せられたものである。
    • 製作年1928年
    • 製作国アメリカ
    • 時間---分
    • 監督F・W・ムルナウ
    • 主演ジャネット・ゲイナー

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