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戦後日本の貧しい村。因習と狂気に満ちた奇妙な共同体で繰り広げられる、人間の欲望渦巻く社会派喜劇。
舞台は終戦直後の日本、外界から隔絶されたとある貧村。村人たちは因習に縛られ、奇妙な論理で日々を送る「気違い部落」。そこへ取材に訪れた新聞記者・大曽根。彼は村の奇妙な選挙戦や殺人事件に巻き込まれていく。村人たちの剥き出しの欲望とエゴイズムの目の当たり。近代化から取り残された人々の滑稽さと悲哀の物語。
ネット上の声
- まぎれもない私たちの村=“日本”の物語
- 本邦最後の上映か・・・
- モノクロ映画だけど
- モノクロ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督渋谷実
- 主演伊藤雄之助
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戦後の東京、汚職に手を染めた実直な役人の魂の彷徨。社会の闇と個人の良心、その狭間で揺れる男の物語。
舞台は1952年の東京。市役所に勤める真面目な課長、荻野。彼は戦後の混乱期を生き抜くため、やむなく汚職に加担。しかし、その罪悪感は次第に彼の精神を蝕んでいく。家族との溝、同僚からの冷たい視線。日常が崩壊していく中で、彼は自らの行いと向き合う決断を迫られる。正義とは何か、人間らしさとは何かを問いかける、重厚な社会派ドラマの傑作。一人の男の転落を通して、現代社会の矛盾を鋭く描く衝撃。
ネット上の声
- 山村聡の優柔不断で流されやすい課長には笑ってしまうし、山田五十鈴の悪いバーのマダ
- 本映画はフランス語字幕版のみが存在
- 中年以降から見た「理解できない若者像」を見事に具現化した池部良の素晴らしさ
- キザな池部良に慣れずソワソワ、と思ったらこれで演技が開眼したとか
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督渋谷実
- 主演池部良
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家族という名の重荷を背負い、女はただ静かに生きる。戦後日本、ある家族のやるせない人間模様。
1961年の日本。小さな小料理屋を切り盛りするサト。彼女のささやかな日常を蝕むのは、身勝手な母と頼りない弟という「家族」の存在。金の無心、厄介事の持ち込み。まるで獲物を串刺しにする「もず」のように、家族はお互いを搾取し合う。そんな息苦しい関係性の中で、サトは自身の幸せを求め、ささやかな抵抗を試みる。しかし、断ち切れない血の繋がりが彼女を縛り付ける。淡々とした日常に潜む、人間の業と孤独を鋭く描いた物語。
ネット上の声
- 母が淡島千景、娘が有馬稲子
- 2歳違いって言われても…
- 母娘の葛藤ドラマも素晴らしいけど、淡島千景が勤める料理屋はじめ多面体的で複雑なセ
- 物語は進んでいくのにみんなどこまでいっても巡り巡って日々のわだかまりの中で笑って
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督渋谷実
- 主演有馬稲子
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家族にとって老人とは何か。現代社会に生きる人々の本音と建前を鋭く描く、巨匠・渋谷実の人間ドラマ。
戦後の日本。定年退職し、息子夫婦の家に同居する老人・小野寺平作。息子一家が家の建て替えを計画するも、新しい設計図に彼の部屋は無し。邪魔者扱いされ、子供たちの間で厄介払いをされる存在。誰が面倒を見るかで繰り広げられる、剥き出しの欲望とエゴ。家族の冷たい仕打ちに孤独を深める平作の唯一の慰めは、純粋な孫娘と、かつての教え子との交流。そんな中、彼は自らの尊厳を守るため、ある静かな決断。その選択が、家族に突きつける静かな波紋。
ネット上の声
- 家族もの、とくに父と嫁ぐ娘の物語は、あたたかくてちょっと切ない
- 『あゝ玉杯に花うけて』を歌わせるのはお門違い。
- なかなかに小粋な昭和のコメディ
- 奈良の大仏にお願いするOP
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督渋谷実
- 主演笠智衆
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「二人の息子」の松山善三のオリジナル・シナリオを「好人好日」の渋谷実が監督した社会風刺ドラマ。撮影も「好人好日」のコンビ長岡博之。
ネット上の声
- 酔っ払いが酒に飲まれてはちゃめちゃする系のコメディ作品かなぁ?ってウキウキ見始め
- 笠智衆主演
- 笠智衆といえば朴訥で誠実で寡黙、どこか達観している人という役柄の作品を多く見てき
- キチガイ水でほんわかご機嫌な話と思いきや、時間の経過と共にどんどん話が重くなって
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演津川雅彦
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長与善郎の小説を「日の果て」の斎藤良輔が脚色し、「勲章」の渋谷実が監督、「名探偵明智小五郎シリーズ 青銅の魔人 第一部」の長岡博之が撮影を担当した。主なる出演者は「暴力街(1955)」の岡田英次、「六人の暗殺者」の滝沢修、「獄門帳」香川京子、「花ひらく(1955)」の山田五十鈴、野添ひとみ、「燃ゆる限り」の石浜朗など。
ネット上の声
- 五十鈴ねぇさんが粋です。
- 最後がすごい
- 宗教熱心な彼女の気を惹くのも大変だなあ~
- 圧巻のクライマックスはどこが圧巻かというとやたらとカメラと俳優の間に格子(または
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督渋谷実
- 主演岡田英次
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戦後の日本、本当の自由を求めて家を飛び出した夫婦。ユーモアとペーソスで描く、新しい時代の生き方探し。
終戦から間もない1950年代の日本。封建的な家庭に嫌気がさした妻・駒子が、ある日突然「これからは自由よ」と宣言し家出。残された平凡なサラリーマンの夫・南村も、会社を辞めて自由な生活を求め、後を追うように家を飛び出す。それぞれが「自由」を求めて新たな生活を始めるも、現実は甘くない。慣れない仕事や人間関係に悪戦苦闘。戦後の混乱と新しい価値観の中で、本当の自由とは何か、夫婦の幸せとは何かを模索する二人の珍道中。
ネット上の声
- ステキに愉快。21世紀のフェミニ限界線
- 佐田啓二が凄いことに
- 時代背景とか2世代(30年でひと世代と考えて)ぐらい前だから現代と全く違うんだけ
- 「自由」がほしくて、家を出て、路上生活をする夫
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督渋谷実
- 主演佐分利信
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志賀直哉の名作“正義派”と“清兵衛と瓢箪”の二作品より「楽天夫人」の斎藤良輔と、久しぶりの馬場当が共同脚色、「女の足あと」の渋谷実か監督する文芸篇。撮影担当は「別れの一本杉」の長岡博之。主な出演者は「白磁の人」の佐田啓二、「太陽とバラ」の久我美子、「雲の墓標より 空ゆかば」の田浦正巳、「いとしい恋人たち」の野漆ひとみ、「こぶしの花の咲くころ」の桑野みゆき、ほかに三好栄子、山内明、望月優子、伊藤雄之助、三井弘次、高橋豊子、山形勲などのヴェテラン陣。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
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戦後の田舎町、人情味あふれる老医師。休診のはずが、次々と舞い込む患者との心温まる一日。
舞台は、終戦から間もない日本のとある田舎町。町の人々から絶大な信頼を寄せられる老医師、勇作。ある日曜日、彼は「本日休診」の札を掲げ、久しぶりの休日を満喫するはずだった。しかし、そんな彼の元へ、急患や悩みを抱えた人々が次から次へと訪問。貧しいながらも懸命に生きる人々の姿。勇作は、自身の体調も顧みず、一人ひとりに寄り添い続ける。戦後の混乱期を生きる庶民の日常と、医師との温かい交流を描く人情劇。
ネット上の声
- 敗戦後遺症の庶民の暮らし、お医者さん。
- まさに「医は仁術なり」
- 大先生のいい人柄・・・
- 戦争の傷痕が生々しい東京を舞台に、休診の日に留守をしていたがために様々な治療やト
病院(医療モノ)、 医師、 ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督渋谷実
- 主演柳永二郎
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佐藤正之の企画による俳優座映画。「花と竜 第一部」「花と竜 第二部」の橋本忍と「若い人(1952)」の内村直也、渋谷実の協同脚本を「やっさもっさ」の渋谷実が監督している。撮影は「乙女のめざめ」の長岡博之、音楽は「若き日の誘惑」の奥村一。出演者は「慶安水滸伝」の小沢栄、「女の園」の東山千栄子、「旗本退屈男 どくろ屋敷」の東野英治郎、「花と龍 第一部」の永田靖など俳優座の面々のほか、「山椒大夫」の香川京子、「お嬢さん社長」の佐田啓二、文学座の杉村春子(にごりえ)、青俳の岡田英次(放浪記)などが参加している。
ネット上の声
- 渋谷実の皮肉っぽさはいやらしくて好きじゃないんだが、ここまで非情さが突き抜けると
- 敗戦後に行き場を失った元中将の足掻きを冷笑するような話
- 途中まで、ガチャガチャで気が狂いそう
- 戦争に負け、戦後にも負け
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
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老人の莫大な財産を狙う悪女二人を軸に、人間の欲望を風刺的に描いたもので、「女侠一代」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「本日休診」の渋谷実が監督したサスペンス・コメディ。撮影は「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の長岡博之。「女侠一代」の山田五十鈴、「モダン道中 その恋待ったなし」の岡田茉莉子に、伊藤雄之助・東野英治郎・三好栄子などのヴェテラン、杉浦直樹・川口のぶ・丸条映子らの新人が出演する。
ネット上の声
- とてつもないB級おバカ映画
- トンテンカーン!
- 妻や義娘、甥までもがそれぞれの目的のために東野英治郎を殺そうと企むブラックコメデ
- 資産家の東野英治郎の財産を誰もがつけ狙っているというのが潔くわかりやすくてゆるい
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督渋谷実
- 主演東野英治郎
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ネット上の声
- 天平時代なら美人!
- 決闘代理人が日向ぼっこしてたら面倒くさくなって揃って帰ってしまうとこの間抜けさが
- 最初は笑ってみていたが、段々と奥さんに腹が立ってきた
- 61分という短さの中に凝縮した濃密なやりとり
コメディ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演斎藤達雄
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「現代人」に次ぐ渋谷実の監督作品。原作は獅子文六の毎日新聞連載の小説で、脚本は「現代人」の潤色をした斉藤良輔で、撮影は同じく長岡博之。製作は「鳩」に次ぐ山本武の担当。出演者は「カルメン純情す」の淡島千景、「大仏開眼」の小沢栄、「春の鼓笛」の佐田啓二、「武蔵と小次郎」の桂木洋子、文学座から抜擢された新人倉田マユミ、応募黒人兵ダニー・ウィリアムスや「霧笛」に出演した白人ボブ・ブース、その他文学座や俳優座の人々に、大磯の養育院「エリザベス・サンダース・ホーム」からトムとハマ子に扮する二児が特別に出演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督渋谷実
- 主演淡島千景
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「たそがれの密会」の陶山鉄の製作「誘惑(1948)」「火の薔薇」「わが生涯のかがやける日」の新藤兼人の脚本を「受胎」の渋谷実が監督する。カメラは「追跡者」「わが生涯のかがやける日」の長岡博之が担当、音楽は服部良一である。キャストは森雅之に「たそがれの密会」「火の薔薇」の浜田百合子が東宝から出演「一寸法師(1948)」の月丘夢路等が出演する。
ネット上の声
- いま一つ印象に残らない
- 和風“仮面舞踏会”!(爆笑)
- ボロキレみたいななりで復員してきて昔の女を説教して回るモリマ、反対に上手いこと乗
- 復員して浦島状態のウブい森さまが荒んだ世界に真実と正しさを求めていくかつてのマイ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演森雅之
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「ユーディット」を書いたので有名なドイツの戯曲家ウィリアム・ヘッベル氏の原作を、ロベルト・リープマン氏とワルター・ズッパー氏が脚色し、カール・フレーリッヒ氏が監督したもので、主役は「朝から夜中まで」「ウィリアム・テル(1922)」等出演のエルナ・モレナ嬢、「デセプション」「白黒姉妹」等出演のヘンニ・ポルテン嬢で、その他フリードリッヒ・カイスラー氏、ヴィルヘルム・ディーゲルマン氏等が出演する。無声。
ネット上の声
- 男は皆、自己中よ!
- まだ娘役の田中絹代さん、これから沢山の映画に出て、磨きが掛かってゆくのだな
- 渋谷実監督、田中絹代主演のホームドラマ
- 渋谷実監督の出世作と評価されている作品
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督渋谷実
- 主演田中絹代
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「ぶらりぶらぶら物語」の松山善三と「京化粧」の斎藤良輔と「酔っぱらい天国」の渋谷実が共同で脚本を執筆、渋谷実が監督した社会ドラマ。撮影は「愛と悲しみと」の長岡博之。
ネット上の声
- だっ大ピンチだニャン!(byクロ)
- アイ・ジョージ&岡田茉莉子によるムーディーなドラマ、カラー作品
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演岡田茉莉子
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「ひき逃げ」の松山善三がオリジナルシナリオを執筆、「大根と人参」の渋谷実か監督した喜劇もの。撮影は「喜劇 駅前大学」の岡崎宏三。
コメディ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督渋谷実
- 主演森繁久彌
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宇和島市を題材にした『大番』と同じく愛媛県南予地方の人情、文化、方言などを詳しく知ることができ、この地方特有の「牛の突き合い」(闘牛)、「牛鬼」(お祭りの練り物)岩松川の大うなぎ(愛媛県の天然記念物)とっぽ話(ホラ話)や戦後すぐにおこった「南海大地震」などが興味深く紹介されている。主人公犬丸順吉(佐野周二)は、戦犯の容疑を恐れ、師事していた代議士鬼塚の郷里「相生町」(津島町がモデル)に疎開する。彼は鬼塚の紹介で「相生長者」の家に食客として住み着き、彼や彼の知人から厚遇される。饅頭食いの越智善助、うなぎ取りの名人田鍋拙雲、謄写版恋文三割歩留り多賀谷青年など、ユニークな人物が多く登場することで、戦後の荒廃した東京と、のんびりとした「相生町」の好対照が見事に描かれている。(C)1950松竹株式会社
ネット上の声
- 「タマゴの親じゃ、ぴーよこちゃんじゃ。」
- 和製“ウイッカーマン”
- 松竹三羽烏の中では、圧倒的に庶民派で、良い人で、穏やかなベビーフェイスの佐野周二
- 獅子文六原作、鬼才渋谷実監督の地方が活況の時代、宇和島を舞台にした四国独立運動が
コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督渋谷実
- 主演佐野周二
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読売新聞に連載された獅子文六の同名小説を映画化したもの。「霧ある情事」のコンビ斎藤良輔が脚色し、渋谷実が監督した。
ネット上の声
- 岡田茉莉子が快活で破天荒でとにかく全てがかわいすぎる!(津川雅彦の野暮ったい坊ち
- アバンギャルドだなあ……。 東京にいたと思ったら次のカットでは急に...
- 青ぶくの〜バナナ〜という歌を歌う岡田茉莉子だけでも観る価値あり
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演津川雅彦
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舟橋聖一の原作を、「父と娘」の斎藤良輔が脚色し、「悪女の季節」の渋谷実が一年ぶりに監督した文芸映画。撮影は「ハイ・ティーン」の長岡博之。
ネット上の声
- 現代の“道行物”は...。
- 2015年7月9日(木)シネマヴェーラ渋谷 特集/渋谷実のおかしな世界 The
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演岡田茉莉子
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野田高梧と小津安二郎の原案を「黒の超特急」の白坂依志夫がシナリオ化「モンローのような女」の渋谷実が監督した文芸もの。撮影もコンビの長岡博之
ネット上の声
- 笠智衆大暴れ!
- 時代を懐かしむ
- 同窓会の最中 良い大人が 仲間の 癌を告知するかしないかで 喧嘩してしまう
- 同窓会の最中 良い大人が 仲間の 癌を告知するかしないかで 喧嘩してしまう
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演加賀まり子
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「お父さんはお人好し」の伏見晁、「乳房よ永遠なれ」の田中澄江、「青銅の基督」を監督した渋谷実の三人が脚本を書き、同じく渋谷実が監督、「元祿美少年記」の長岡博之が撮影を担当した。主なる出演者は、「泉」の有馬稲子、佐田啓二、小林トシ子、「続・この世の花 第6・7部」の淡路恵子、「駄々っ子社長」の大木実、「早春」の杉村春子、「むすこ大学」の石浜朗、他に文学座の文野朋子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
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製作は「悲恋模様」「七彩の虹」の陶山鉄。「花の素顔」「恋愛三羽烏」の斎藤良輔が脚本を書き、「花の素顔」につぐ渋谷実が監督する。カメラは「花の素顔」の長岡博之が担当する。出演は「帰国」「暁の脱走」の山口淑子、「真昼の円舞曲」の井川邦子、「花の素顔」の佐分利信、村田知英子、「悲恋模様」の佐野周二、「生さぬ仲」の宇佐美淳、「女殺し油地獄(1949)」の沢村貞子、「脱線情熱娘」の河村黎吉らである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間77分
- 監督渋谷実
- 主演山口淑子
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「結婚狂時代」の山口松三郎が製作し「誘惑(1948)」「森の石松(1949)」「お嬢さん乾杯!」の新藤兼人がシナリオを執筆。「四人目の淑女」の渋谷実が監督する。カメラは「シミキンのスポーツ王」の長岡博之が当たる。主演には「夢よもういちど」「結婚三銃士」(新東宝作品)の高杉早苗と「嫉妬(1949)」「娘十八嘘つき時代」の佐分利信である。助演には「君待てども」の杉村春子「不良少女(1949)」の久我美子をはじめ、清水一郎、佐田啓二、三井弘次らが出演する。
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演高杉早苗
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- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督渋谷実
- 主演田中絹代
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「純白の夜」の小出孝の製作で、富田常雄の原作を「七つの宝石」の沢村勉が脚色し、「母恋草」の岩間鶴夫が引つづき監督に当っている。撮影は「若い季節(1951)」の森田俊保。出演者は、「舞姫(1951)」の高峰三枝子に、「若い季節(1951)」の若原雅夫、「母恋草」の岸恵子に柳永二郎、吉川満子、伊沢一郎などの助演である。
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演田中絹代
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間66分
- 監督渋谷実
- 主演井上正夫
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「懐しのブルース」に次ぐ久保光三の製作に、脚本は「若き日の血は燃えて」の清島長利、原作並びに監督は「飛び出したお嬢さん」の渋谷実、カメラは長岡博之で、台辞は殊に池田忠雄が担当する。新劇女優田村秋子の映画初出演に「懐しのブルース」の高峰三枝子「安城家の舞踏会」の森雅之「二連銃の鬼」につぐ宇佐美淳の共演の他「シミキンの拳闘王」の幾野道子「愉快な仲間(1947)」の村田知栄子、奈良真養、東野英治郎らが助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演田村秋子
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「お嬢さん乾杯!」「シミキンの忍術凸凹道中」の小出孝の製作で、朝日新聞連載小説、舟橋聖一の原作を「恋の十三夜」の斎藤良輔が脚本を執筆。監督は「朱唇いまだ消えず」の渋谷実が担当。撮影には「嘆きの女王」の長岡博之が当る。出演者としては「グッドバイ(1949)」の若原雅夫、「青い山脈(1949)」の木暮実千代、「四谷怪談(1949)」の杉村春子、佐田啓二、「朱唇いまだ消えず」の佐分利信、「恋の十三夜」の折原哲子らがそれぞれ出演する他、「海の野獣」の菅井一郎、山村聡、「わが生涯のかがやける日」の村田千英子らがそれぞれ加演する。
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演木暮実千代
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舟橋聖一の同名小説を、「「可否道」より なんじゃもんじゃ」の白坂依志夫と「二人だけの砦」の渋谷実が共同で脚色、渋谷実が監督した女性ドラマ。撮影もコンビの長岡博之。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督渋谷実
- 主演真理明美
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ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間56分
- 監督渋谷実
- 主演佐分利信
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「象を喰つた連中」(池田忠雄と共同)「新婚リーグ戦」の斎藤良輔と、「仮面の街」(新藤兼人・岩沢庸徳と共同)の中山隆三の協同脚本を、「情炎(1947)」に次ぐ渋谷実が監督する。撮影は「深夜の市長」「情炎(1947)」の長岡博之。「情炎(1947)」の水戸光子、村田知英子、「最後の鉄腕」の三浦光子、「消えた死体」の上原謙が主演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督渋谷実
- 主演河村黎吉