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ベトナム戦争の従軍取材で知られる戦場カメラマン、石川文洋の軌跡をたどったドキュメンタリー。1938年に沖縄に生まれた石川文洋は、世界一周無銭旅行を目指して日本を飛びだし、64年から南ベトナム政府軍・米軍に従軍してベトナム戦争を取材、帰国後は故郷・沖縄をカメラにおさめ続けている。映画は、75歳になった石川とともにベトナムや沖縄を訪れ、その半生を振りかえるとともに、いまなお米軍基地問題に悩まされ続けている沖縄の姿をとらえた。監督は、介護福祉の現場を描いた「ただいま、それぞれの居場所」で文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞した大宮浩一。
ネット上の声
- 沖縄からベトナムへと繋がる、戦争の真実
- ベトナム戦争の取材で有名になった戦場カメラマン、石川文洋さんのドキュメンタリー
- ハートネットTVで石川文洋を取り上げていたのを見て、この映画の事を思い出した
- 写真家の方のドキュメンタリーは面白いと思います
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督大宮浩一
- 主演石川文洋
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27歳でがんを患った看護師の女性の日々の営みを記録したドキュメンタリー。
ステージ4の舌がんの診断を受けた27歳の鈴木ゆずなさんは、看護師の仕事を休んで治療を続けている。やりたいことをリストに書き出して、家族や友人を招いて結婚披露パーティを開いたり、富士山に登ったりする中で、ゆずなさんは日々の気づきを言葉にしていく。医療制度と介護保険の狭間で経済的な助成制度がほとんどない15歳~30代の「AYA世代(Adolescent & Young Adult)」であるゆずなさんの生活は楽ではない。本作はゆずなさん自ら企画を手がけ、彼女が夫・翔太さんや友人たち、新たに出会ったNPO法人「地域で共に生きるナノ」の仲間たちとともに時を重ね、命と向きあい、日々の暮らしを紡いでいく姿を映し出す。
監督は「ただいま それぞれの居場所」などのドキュメンタリー作品で現代社会のさまざまなケアの営みと制度の在り方について描いてきた大宮浩一。
ネット上の声
- 映画の軸が「若くして末期がんに冒されたゆずなさん個人の幸福」なのか、「現場で紡が
- 制度の狭間
- その明るさと行動力で前向きに生きる姿から悲観的な鑑賞態度にはならなかったが、当時
- 「一人で生きていくことは不可能であることを受け入れ、人に頼る、人に感謝する、人と
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督大宮浩一
- 主演鈴木ゆずな
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2000年4月1日に施行された介護保険制度以降に急増した介護サービスの実態に迫り、日夜奮闘する介護スタッフの姿を記録したドキュメンタリー。低賃金や人手不足などの問題がたびたび報じられる介護現場で、画一的な介護サービスのあり方にジレンマを感じているスタッフや、ようやく見つけた居場所として介護施設で余生を送る人々などを多数取材。監督は「ゆきゆきて、神軍」(87)、「アラカルト・カンパニー」などで助監督を務めた大宮浩一。
ネット上の声
- 老い衰えても、フツーに暮らしていくこと
- 理想を伝える必要と、現実を考える必要。
- 環境にあわせるか 環境があわせるか
- 環境にあわせるか 環境があわせるか
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督大宮浩一
- 主演---
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日本海の沖合に浮かぶ、山形県の離島・飛島(とびしま)に暮らす人びとを追ったドキュメンタリー。山形県の酒田港からの定期船で75分の場所に位置する山形県唯一の有人離島・飛島。豊かな自然を誇り、島の全域は国定公園に指定されている。かつては日本海側の海の交通の要所として栄え、島民の多くは漁業や農業で生計を立ててきた。しかし、過疎と高齢化が進み、現在は140人ほどが暮らしている。この島に生まれ、漁業を営む老夫婦、高校進学のために島を出て行く中学生、かつて島から出た人や、都会から飛島にやって来た若い人たちなど、平成最期の1年間に記録した飛島の人びとの暮らしを通して、社会を営み、生きていくために本当に必要なものとは何かを問いかけていく。 監督は、介護福祉現場を追ったドキュメンタリー「ただいま それぞれの居場所」の大宮浩一と単身高齢者たちを追ったドキュメンタリー「桜の樹の下」の田中圭。
ネット上の声
- 不思議な映画を観た
- こういう場所がある
- 未来の日本
- 洗濯物畳みのお供にドキュメンタリーでも観るかしらとサラッと見始めたものの丁寧な作
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督大宮浩一
- 主演---
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夜間保育園の知られざる現実を描いたドキュメンタリー。待機児童が大きな社会問題となる中、多様な働き方や家庭の事情に対応するべく、現在全国に約80カ所の認可夜間保育園が存在している。本作では、完全オーガニックの給食による食育や療育プログラム、卒園後の学童保育など独自の試みを続けている新宿区の24時間保育園「エイビイシイ保育園」を中心に、北海道、新潟、沖縄の保育現場を取材。様々な事情から子どもを預ける親や、保育士たちの葛藤と喜び、子どもたちの生き生きとした姿など、制度や数字からだけでは知ることのできない現実を通し、社会のかたちを浮かび上がらせていく。監督は、介護福祉現場を追ったドキュメンタリー「ただいま それぞれの居場所」の大宮浩一。
ネット上の声
- 薄い。浅い。
- 当局の推薦なく製作して
- 昼間だけではなく、夕食、お風呂、就寝のお世話までしてくれる夜間保育園の存在意義は
- 机上の空論にならぬように…
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督大宮浩一
- 主演---
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2011年3月11日に発生した東日本大震災から約1カ月後の被災地の様子を見つめたドキュメンタリー。「ただいま それぞれの居場所」で平成22年度文化庁映画賞「文化記録映画大賞」を受賞した大宮浩一監督が、尼崎の町医者とともに被災地に入ってカメラを回し、日付や地名、人の名も情報は一切付さず、未曽有の大地震と津波の爪跡を素描していく。
ネット上の声
- レビューの難しい作品でした
- 東日本大震災発生から約1ヶ月後を・・・・
- 大自然の猛威の前には、成す術もないが、この窮地を生き延びて下さいと祈らずにはいられない作品だった。
- 大自然の猛威の前には、成す術もないが、この窮地を生き延びて下さいと祈らずにはいられない作品だった。
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督大宮浩一
- 主演---
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日本のフラメンコの先駆者で世界的ダンサーとして知られる長嶺ヤス子の素顔に迫ったドキュメンタリー。直腸ガンから復帰した長嶺の現在の姿をありのままに映すことで、生きることとはなにかを問う。昭和11年、福島に生まれ、フラメンコはスペイン人が踊るものとされていた昭和35年には単身スペインへ渡った長嶺は、伝統や民族の壁を越えてダンサーとして独自の表現を獲得していく。フラメンコに留まらず、和学やロック、サンバ、読経まで幅広い表現領域を持つ長嶺が、表現者としての栄光と葛藤の歴史を語るほか、100匹以上の捨て犬や猫と暮らしているという私生活にもカメラをいれ、長嶺の「命」に対する思いを明らかにしていく。
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督大宮浩一
- 主演長嶺ヤス子
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「ただいま それぞれの居場所」(2010)で、理想の介護を実現するために施設を立ち上げる若者たちの姿を追った大宮浩一監督が、再び介護現場で生きる人々にカメラを向けたドキュメンタリー。埼玉県坂戸市にある老舗福祉施設や、千葉県木更津市で若者が立ち上げた宅老所など各地の介護施設のほか、岩手県宮古市や宮城県石巻市の老人ホームなど東日本大震災後の被災地の介護現場も映し出し、利用者とスタッフ双方が老いや死と向き合い、それぞれの居場所を見つめていく姿を描き出していく。
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督大宮浩一
- 主演---
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自ら理想とする介護を実現させるため、若者たちが立ち上げた7つの施設・事業所の日常と、彼らが主催・出演したイベント「Love & Peace & Care 2010 in ヒロシマ 介護バカの集い」の模様を記録したドキュメンタリー。2010年9月11日、自らを「介護バカ」と呼ぶ若者たちが広島に集まり、トークセッションが繰り広げられる。人が老い、死んでいく現実に日々向き合う若者たちが、新しい生き方や価値観を模索していく。
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督大宮浩一
- 主演---