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革命前夜のキューバ、アメリカ資本に搾取される人々の怒りと魂の叫びを、革新的な映像美で描く伝説的プロパガンダ映画。
舞台は1960年代、バティスタ独裁政権末期のキューバ。アメリカの富裕層が快楽を貪る一方、民衆は貧困に喘ぐ。物語は、抑圧された人々の4つのエピソードで構成。全財産のサトウキビ畑を理不尽に奪われ、燃やすしかなくなった農民。アメリカ人観光客に尊厳を弄ばれる女性マリア。武器を求め、命を懸けて独裁政権に抵抗する学生たち。そして、山にこもり革命の時を待つゲリラ。個々の絶望と怒りの炎がやがて一つとなり、キューバ全土を覆う革命の烽火となるまでの魂の胎動。
ネット上の声
- なんだこれ…って声出た。とにかくカメラワークが凄すぎて、話がどうとかどうでも良くなるレベル。映画好きなら絶対見るべき。
- 映像美は圧巻!モノクロの世界がこんなに力強いなんて。ストーリーはシンプルだけど、映像の力で最後まで惹きつけられた。
- 圧巻の映像体験。
- プロパガンダ色が強すぎてちょっと…。映像技術は認めるけど、内容には共感できなかったな。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連,キューバ
- 時間140分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演セルヒオ・コリエッリ
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第二次世界大戦下のモスクワ。出征した恋人を待ち続ける一人の女性の愛と苦悩を、革新的な映像美で描いた戦争ロマンスの金字塔。
1941年、モスクワ。ヴェロニカとボリスは幸せな未来を誓い合った恋人同士。しかし、ドイツ軍の侵攻により、ボリスは志願兵として戦地へ赴く。空襲で両親を失い、ボリスの家族のもとへ身を寄せたヴェロニカ。しかし、彼の不在と戦争の過酷な現実は、彼女の心を少しずつ蝕んでいく。愛する人を待ち続ける純粋な想いと、戦争がもたらす残酷な運命との間で揺れ動く魂の軌跡。カンヌ国際映画祭パルム・ドールに輝いた不朽の名作。
ネット上の声
- ヴェロニカの心を描くモノクロ撮影美
- 鶴にはじまり鶴に終わる
- うーん、、、、。
- 戦争と貞操
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国ソ連
- 時間97分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演タチアナ・サモイロワ
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シベリアの密林に眠るダイヤを追う地質学者たち、大自然の猛威が彼らの希望を絶望へと変えるサバイバルドラマ。
1959年、ソ連・シベリアの広大なタイガ。国家の未来を左右するダイヤモンド鉱脈発見の使命を帯びた4人の地質学者が、人跡未踏の地に降り立つ。リーダーのサービン、紅一点のターニャ、そして二人の若い技師。長く困難な調査の末、ついに発見の兆候を掴んだ彼らを、突如として巨大な森林火災が襲う。通信手段は絶たれ、文明から完全に孤立。燃え盛る炎、容赦ない自然の脅威が、彼らの肉体と精神を極限まで追い詰めていく。生きてこの発見を故郷へ届けるという目的は、いつしか壮絶な生存競争への変貌。ミハイル・カラトーゾフ監督が描く、圧倒的な映像美と人間の極限状態。
ネット上の声
- 『怒りのキューバ』『鶴は翔んでゆく』そして本作
- 【知られざる超絶の映画カメラマン】
- 俺氏、遂に初英語字幕鑑賞
- 冒頭部の、砂漠のようにさらさらと風で波打つ川の水面の質感にいきなり引きこまれる
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国ソ連
- 時間96分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演タチアナ・サモイロワ
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北極の氷原に消えた探検隊。絶望の淵で生存をかけた、実話に基づく壮大な人間ドラマ。
1928年、極寒の北極。イタリアの探検家ノビレ将軍率いる飛行船「イタリア号」は、北極点到達の帰路に墜落。生存者はわずか数名、通信機も破壊され、文明から完全に孤立。彼らは生き残るため、そして救助を待つため、船の布を染めた「赤いテント」を目印にキャンプを張る。極限の寒さと飢え、そして仲間との軋轢。世界中が固唾をのんで見守る中、大規模な国際救助隊が組織されるが、広大な氷原が彼らの行く手を阻む。生と死の狭間で試される人間の尊厳の物語。
ネット上の声
- 危機的状況で、一人生き残ったら・・
- 当時としては大遭難救出劇だった
- 北極サバイバル(?)大作
- 今までで一番怖い映画
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,ソ連
- 時間158分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演ショーン・コネリー