-
神々の怒りを鎮めるため、王は実の娘を生贄に捧げるのか。トロイア戦争前夜に描かれる、究極の選択と悲劇。
古代ギリシャ、トロイア遠征を目前に控えた港町アウリス。ギリシャ連合軍の総大将アガメムノン王は、風が止み、船が出せないという事態に直面。それは、彼が狩りで女神アルテミスの聖なる鹿を殺したことへの神罰だった。神の怒りを鎮め、順風を得るための唯一の条件は、アガメムノンの最愛の娘イフゲニアを生贄に捧げること。国の未来か、娘の命か。究極の選択に苦悩する父。何も知らず、英雄アキレウスとの結婚を信じて母と共にやって来るイフゲニア。国家という大義の前に、一個人の命が翻弄される悲劇。
ネット上の声
- タチアナ・パパモスク―
- 遺跡が山ほどある国なので撮影場所が素晴らしいし、衣装や小道具なんかも本当にこんな
- 古代ギリシャの詩人エウリピデスの有名な悲劇の映像化
- エウリピデスの悲劇をカコヤニスが脚本・監督
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ギリシャ
- 時間127分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演イレーネ・パパス
-
ソフォクレス、アイスキュロスと並ぶ古代ギリシャ三大悲劇作家の1人エウリピデスの「トロイアの女」の映画化。製作はエニス・ノーラ、製作・監督・脚本は「その男ゾルバ」のマイケル・カコヤニス、撮影はアルフィオ・コンティーニ、音楽はミキス・テオドラキスが各々担当。出演はキャサリン・ヘップバーン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジュヌビエーブ・ビュジョルド、イレーネ・パパス、パトリック・マギー、ブライアン・ブレスドなど。
ネット上の声
- 演技合戦に注目
- テーマは良く分かるけど
- トロイ戦争で皆殺しにされた兵士の妻・母たちを従え、敵軍の「戦利品」となる事を拒む
- こういう作品は存在するだけでも価値があるのじゃないだろうか…と今思い出して書いて
- 製作年1971年
- 製作国ギリシャ,イギリス
- 時間111分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演キャサリン・ヘプバーン
-
ニコス・カザンツァキスの同名小説を「エレクトラ」のマイケル・カコヤニスが脚色・製作・監督した文芸ドラマ。撮影はウォルター・ラサリー(この作品で'64 年度アカデミー黒白撮影賞獲得) 、音楽はミキス・テオドラキスが担当した。出演は「訪れ」のアンソニー・クイン、「汚れなき瞳」のアラン・ベイツ、「エレクトラ」のイレーネ・パパス、リラ・ケドロワ(この作品で'64 年度アカデミー助演女優賞を獲得) 、「アメリカ アメリカ」のジョージ・ファウンダスほか。
ネット上の声
- 稀代の名優アンソニー・クインの快演&怪演ぶりをお腹一杯堪能できます!
- 白黒ながらギリシャ クレタ島の風景の美しさを感じ取れます。 そして...
- 悲しいこともある、失敗もある、それが人生さ
- アンソニー・クインの迫力に圧倒される
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ,イギリス,ギリシャ
- 時間146分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演アンソニー・クイン
-
エウリピデスのギリシャ悲劇をマイケル・カコヤニスが製作監督し、脚本も書いた。撮影はウォルター・ラサリー、音楽は「真夜中へ五哩」のミキス・テオドラキス、衣裳をスピロス・バッシリオがそれぞれ担当した。主演者は「ナバロンの要塞」のイレーネ・パパス、アレカ・カツェリ、マノス・カトラキス、ヤニス・フェルテス、ホエブス・ラジス、ノチス・ペルヤリスなど、舞台劇俳優。サロニカ映画祭・最優秀作品賞、監督賞、女優主演賞、カンヌ映画祭・最優秀技術大賞、エジンバラ映画祭・最優秀作品賞などを受賞している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国ギリシャ
- 時間111分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演イレーネ・パパス
-
「その男ゾルバ」のギリシャ映画会の名匠マイケル・カコヤニスが製作・脚本・監督・衣裳デザインを担当した異色篇。撮影は「その男ゾルバ」のウォルター・ラサリー、音楽も同じく「その男ゾルバ」のミキス・テオドラキスが担当した。出演は「パリのめぐり逢い」のキャンディス・バーゲン、「将軍たちの夜」のトム・コートネイ、「寒い国から帰ったスパイ」のサム・ワナメイカー、「わが命つきるとも」のコリン・ブレイクリーほか。
ネット上の声
- 面白く、やがてお怖ろしき核の恐怖
- 核廃絶のためのお魚記念日
- 核時代のブラックコメディ
- こんな感じのストーリー
コメディ、 SF
- 製作年1967年
- 製作国イギリス,ギリシャ
- 時間110分
- 監督マイケル・カコヤニス
- 主演トム・コートネイ